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2022年7月4日月曜日

飼いやすい人気の犬

サムズアップ・アメリカ!
初めて犬を飼う方のためのリスト:米国編





「犬を飼いたいけど、選び方がわからない」
「希望する犬種はあるけどうまく飼えるか自信がない」
などとお困りの方はいませんか?
これから犬を飼う人が犬種を検討するとき、イメージや性格、気質などを重視することが多いでしょう。 穏やかな犬、しつけがしやすい犬、などなど、飼い主の経験が浅い人には特に重要な要素です。

アメリカは日本より入手できる犬の種類が豊富です。住環境も日本より広いのが普通で、大型犬を室内で飼うことも珍しくありません。一見すると、犬を飼うのに、条件的には自由度が高いように思われますが、落とし穴もたくさんあり、飼ってから後悔する人も少なくありません。
まずご忠告しておきたいのは、犬種の大きさや外見から何かを決めつけないようにしましょう、と言うことです。
「とにかく穏やかな犬がいい」と言う基準で探すと、予想外の大型犬を飼うことになるかもしれません。「まずは世話のかからない犬種で」と言う線で選ぶと、「思ったより大変だった」と考えの甘さを露呈することになります。
この記事では最も小さいシュナウザーからすごく大きいバーナードまで、できるだけ初心者に飼いやすく、穏やかでしつけやすい犬種を紹介します。



  最も穏やかな犬種は?  



あなたが思っているほど、最も穏やかな犬は犬種で決まるわけではありません。犬にもそれぞれ性格の違いがあります。同じ芝犬を飼っても警戒心の強い子や人懐っこい子など、それぞれです。犬種の差はもちろん大きいですが、同時に仔犬の頃からの躾がその後を大きく左右することをお忘れなく。

大型犬でも小型犬でも、その中間でも、十分な運動と精神的刺激があれば、子犬はずっと穏やかに過ごすことができます。
しかし、アメリカン・ケンネル・クラブ(AKC)によると、本能的・遺伝的に、走ったり遊んだりするよりも休んだりする方が好きな犬もいるそうです。
活動レベルが低いことで有名な犬種も多いので、「最も穏やかな」犬種を1つに絞ることはできないでしょう。その中には、次のようなものがあります。


チベタン・スパニエル

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

ボーアボイル(マスティフに似た犬種)

アイリッシュ・ウルフハウンド、スコティッシュ・ウルフハウンド

ベルガマスコ・シープドッグ

バセットハウンド

クランバースパニエル

ペキンガーズ

セントバーナード


穏やかな犬種だからといって、必ずしもしつけがしやすいとは限らないということは覚えておきましょう。
また、犬種によっては健康上の問題やグルーミングが必要な場合もありますので、新しいペットを家族に加える前に、エネルギーレベルだけでなく、その他のことも考慮する必要があります。





  しつけがしやすい犬種は?  

穏やかだからといって必ずしもしつけがしやすいとは限りませんが、多くの子犬はこの2つのカテゴリーにうまく分類され、さまざまなライフスタイルに適応することができます。
しかし、中にはしつけがうまくいくことで知られる犬種もいます。以下の8つの犬種はその代表的な例です。




1. ボーダー・コリー

この犬種は勤勉なことで知られていますが、それ以上に知能の高さで知られています。
アメリカン・ケンネル・クラブは、ボーダー・コリーを「最も訓練しやすい犬種」の第1位に挙げています。
その理由は、覚えが早く、すぐに言うことを聞く性格にあります。一日の仕事の終わりに、疲れたボーダーコリーは、落ち着いた仲間にもなります。



2. バーニーズ・マウンテン・ドッグ

BMDCAによると、この穏やかな巨犬は甘えん坊で家族思い、内気なところもあるそうです。バーニーズは本能的に働くことを望むため、特にトレーニングに参加したがりますが、「穏やかで、のんびりしていて、寛容」であることが多いようです。



3. プードル

この巻き毛のかわいいワンちゃんは、美しいだけでなく、賢くもあります。
AKCによると、プードルは刺激を求める傾向が強いだけでなく(トレーニングで鍛えることができる)、多才で、運動能力が高く、報酬にとても敏感だそうです。
これはスタンダード・プードル、ミニチュア・プードル、トイ・プードルにも適用されます。



4. ゴールデン・レトリーバー

ゴールデン・レトリーバーは、多くの理由から、最も人気のある家庭犬の一つです。
彼らは賢く、観察力があり、飼い主を喜ばせることに高い意欲を持っています。
このゴールデンは、2018年のAKC全米オビディエンス選手権で優勝し、この犬種がすべてをこなせることを証明しています。




5. ミニチュア・シュナウザー

しつけが難しいことで有名なほとんどのテリアとは異なり、シュナウザーはよりフレンドリーで従順になることができます。
しかし、アメリカン・ケンネル・クラブによれば、この犬種もテリアのような激しい性格を持つことがあるので、トレーニングは短く、繰り返さないようにすることを忘れないでください。



6. ジャーマンシェパード

この犬種は、しつけはしやすいかもしれませんが、「穏やか」という表現には当てはまらないかもしれない好例です。
AKCによると、大型犬は小型の毛皮の友達よりも広い場所と運動を必要とするだけでなく、ジャーマンシェパードのような牧畜犬も定期的に仕事をする必要があるそうです。
しかし、これらの子犬は、満足すると、素晴らしい昼寝の友になります。



7. シェットランド・シープドッグ

犬の行動コンサルタントであるMichele Weltonは、この犬種の素早い反射神経を賞賛し、「非常に注意深く、反応も良い」と述べています。
この犬種と接するときは、厳しく叱るとすぐに意気消沈してしまうので、冷静になることがトレーニング成功の鍵です。



8. ラブラドール・レトリバー

この人気のある家庭犬は、多くの理由から理想的なトレーニングメイトになり得ます。
Otter Tail Kennelsは、この犬種を「気性が穏やかで、頭が良く、猟や仕事に対して非常に意欲的」と表現しています。
また、ラブは非常に食欲旺盛な犬種でもあります。食費がかかりますが、それを逆手にとって、食べ物でしつけとトレーニングすると、より聞き分けの良いパートナーに育つでしょう。




訓練可能な犬種について

このリストに載っていない犬種だからといって、その犬が穏やかでないとか、しつけが難しいとは限りません。犬種は、子犬の性格を決定する数多くの要因のうちの1つに過ぎません。しかし、適切な愛情としつけをすれば、どんな犬種でも、あなたにとって一番お行儀のいい相棒になる可能性を秘めています。





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