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2022年11月1日火曜日

「深夜の食事は太る」という嘘

サムズアップ・アメリカ!
ダイエット情報&ニュース2022




「深夜に食べると太る」という神話は否定された

食事のタイミングはあなたの体重に関係ない、という研究レポートが発表されました。

夜遅くに食事をすると太るという説は、スリム指向の人たちの脳裏に深く刻み込まれています。しかし、新しい研究によると、人が寝る前にどれだけ食べても、体重には「全く」違いがないそうです。

夜遅くに食事をすることは、長い間、ダイエットの禁忌とされてきました。昔から専門家によると、遅く食べれば食べるほど、体重は減らないと言われてきました。しかし、長年にわたる多くの研究により、1日のうち適切な時間に特定の食事をすることが、体重に「大きな違い」をもたらすことが分かってきました。

これは、代謝などほとんどの生物学的機能の1日のリズムを調節している体の概日時計のおかげです。

このことは長年にわたって言われており、2013年の2つの研究では、1日の早い時間に多くのカロリーを摂取し、夜に少ないカロリーを摂取すると、体重を減らすことができると示唆されています。

一部の研究者は、夜に食事をすることは人の概日リズムに反するとし、「夜の時間は食事ではなく休息するための時間である」と主張しています。

しかし今回、新たな研究で、朝食を大量に食べても、夕食を大量に食べても、代謝や体重減少に「影響がない」ことが明らかになったのです。





最新の理論

アバディーン大学とサリー大学が実施した試験では、健康だが太り気味の人を対象に、朝食と夕食の大きさと空腹感との関連性を調べる対照研究を開始しました。
参加者には、大きな朝食と小さな夕食、小さな朝食と大きな夕食の2種類の食事が4週間にわたって提供されました。
研究者は、朝食が多く夕食が少なければ、消費カロリーが増えて体重が減少するだろうと予想していました。

しかし、夜遅くに大きな食事をとったにもかかわらず、体重や安静時の消費カロリーには「差がない」ことがわかったのです。

このことから、食事のタイミングはダイエットには結び付かず、むしろその人のライフスタイルにあった時に食事する方が、健康に良いということがわかるのです。



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