2022年7月21日木曜日

ライカのカメラはなぜ凄いのか?

サムズアップ・アメリカ!
ライカが別格な理由




カメラを趣味や仕事で使っていると、いつか必ず気になるカメラブランドがあります。
ライカです。
噂には聞いていても、それがどんなに素晴らしいいものかは、想像するしかありません。私もかつての職場にあった古いライカのフィルムカメラと、中古で買ったD-Lux 5という機種ぐらいしか扱ったことがありません。評判がいいのは聞くのですが、やはり価格がネックになって二の足を踏んでしまいます。
値段を見て、なぜLeicasはこんなに高いのだろう?これだけのお金を払う価値があるのだろうか?とつい思ってしまいます。
でもライカユーザーは言います。「ライカのカメラは一生もんだ」と。
ライカが高価なのはなぜなのでしょうか。その理由を考えてみます。



  ライカが高価な理由  

調べればわかることですが、ライカが高価なのには理由があります。
ライカが高級ブランドであることは間違いありませんが、その高価さはブランドそのものではなく、ライカのカメラやレンズに込められた品質や職人技によるものなのです。
ただ私が買ったD-Lux 5ライカのように低価格路線もあり、すべてが高価なわけではありません。
通常、ライカのすごいカメラというとMラインと呼ばれるシリーズを指します。ここでは、なぜこれらが特に高価なのかについてより詳しく説明し、その後、他のカメラについて見ていきます。



1. ライカは手作業で作られる

なぜライカは高価なのか?その最大の理由は「手造り」だからです。

これがライカが高価である最大の理由です。ライカのM型カメラは、機械ではなく人間が作っているのです。驚きべきことにネジ1本、マザーボード1枚、すべて人の手で組み上げているのです。
これだけでも時間がかかるし、技術が必要です。それこそが、ライカがこれだけの価値を持つ最大の理由です。
また、レンズやカメラも1台1台チェックされ、工場から出荷される前に検査されているのです。


2. 世界に一台しかない

レイカの製造は、ほとんど1カ所だけです。ドイツです。タイ、中国、日本に工場を持つニコンのような企業とは異なり、ライカではすべてが一元管理されています。
ライカがポルトガルに生産拠点を移したのはごく最近のことで、人々はドイツの品質に対して強く感じており、小売業者はレンズがポルトガルで作られたものかどうかを教えてくれるのです。



3. 大量生産されていない

ライカが高価な理由の一つは需要と供給です。

ライカは1世紀にわたって大量生産に抵抗してきました。ライカはすべてハンドメイドで、クラフトマンシップを優先しているため、他のカメラメーカーとは異なり、ベルトコンベア式のロボットがカメラを生産しているわけではありません。そのため、ライカのカメラやレンズは小ロットで作られています。
ニコンでは1日に数千台が生産されるのに対し、ハンドクラフトのライカは1日に数台しか生産されないのです。



4. カメラの長寿命化

ライカのカメラが高価であるもう一つの理由は、各カメラの賞味期限にあります。
各カメラメーカーが持っている様々なモデルを比較すると、ライカは非常に少ないのです!それは、高価格であるがゆえに、最高の技術と職人技を詰め込むことができ、何年も快適に使用することができるからです。
例えば、ライカM9はソニーA7が頭角を現す4年前にフルフレームセンサーを搭載していました。もしフルサイズセンサーが欲しいなら、デジタル一眼レフで大きくなる必要がありました。
しかしライカは高画質と共にデザインも徹底的にこだわります。それだけではなく、ライカのフィルムカメラ、ライカM8やM9は、新しいモデルに取って代わられたにもかかわらず、今日に至るまで多くの人が使っています。クラシックでありかつ時代を超えるスタンダード。他のカメラブランドよりもはるかに高い価値を保ってい所以なのです。





5. ライフタイムのレンズ

ライカが高価な理由とは関係ありませんが、レンズがなければ撮影はできません。ライカのレンズを何十年も持ち続けて撮影している写真家も珍しくありません。なぜでしょう?
それは細部まで工芸品のように人の手が入り、かつまた電気部品がないため長持ちするのです。30年前と同じレンズで撮影している写真家もいます。

最近のレンズは賞味期限が短いので、ライカのレンズが一生使えると思うと、価格がぐっと魅力的になるんです。コストと価格の違いです。
確かにライカは最初は値段が高いですが、レンズを10年持っていれば、そのコストはほとんどかからなかったことがわかります。皆さんも一度くらいは、安いものを買って故障してしまい、もっと丈夫なものを買えばよかったと後悔したことがあるのではないでしょうか。



6. 耐久性

ライカのレンズもカメラも、戦車のように頑丈に作られています。
だから、ライカは戦場カメラマンに愛用されてきたのです。Mレンズはすべてマニュアルで、電子部品やモーターは一切使わず、耐久性のある金属で作られた純粋な機械部品です。

現代のライカカメラには電子部品が搭載されていますが、オールメタルのボディ構造によってカメラ内部が守られています。


まとめ

ライカが高価である理由を紹介しましたが、お分かりいただけましたでしょうか?
このカメラは、可能な限り最高の品質で手作りされ、本当に長いカメラ寿命を持っていることを考えると、ライカは他のカメラと比較することができない、特別なの価値があると思ってもらえるでしょう。

いや、いくら手作りだからといって、実際どれだけいい写真が撮れるかは、撮ってみなけりゃわからない。そうおっしゃるのが人情でしょう。はい、その通りです。こればっかりはご自分で手にしてシャッターを切らなければわかりませんよね。
私もいつか憧れのMシリーズを手にして、実際のレポートができるよう、がんんばりたいと思います。



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