ふだん日常的に使用している便利な小物をご紹介するコーナーです。今回は以下の三品をおすすめいたします。
iPad用キーボード
仕事に趣味にと毎日のように使うiPad。Apple Pencil を導入し、新しいiOSにアップデートし、ますます便利になってゆくiPadですが、長文あるいはちょっと長めの文章を書くことだけは、苦手でした。思い余って調べた挙げ句、iPad用のキーボードを購入して使うようになりました。
Apple純正の Smart Keyboardが無難だろうと思ったのですが、定価159ドルと聞いて即除外しました。そこまで投資する余裕はありません。ネットで探すとサードパーティ製のキーボードが星の数ほど出てくるのですが、どれがいいのか全く見分けが付きません。
漠然とキーボードとケースが一体になったやつがよかろうと思ったのですが、それでもたくさんありすぎて絞りきれません。
思案の末、最初に買ったのはコレ。
サイズが気になりましたが、標準9.7インチ・モニターのiPadにぴったりと収まります。キーボードとケースは磁石でくっつくタイプのもので、着脱も可能。キーボードの位置を任意の場所に動かせるのが強みです。しかししばらく使っているうちに、キーボードのブルートゥース認識が、しづらくなってきました。バッテリーの問題かと思われますが、いちいちキーボードの電源をオン、オフしてブルートゥースを繋がなければならず、煩わしくなってきました。キーボードとケースが分離できるのも便利ですが、作業のたびに位置をずらさねばなりません。
そこで次に買ったのが、これ。
本品の最大の特徴は、キーボード部とiPadカバーの部分とが、マグネットで着脱式になっている点です。いわば2つの貝殻が合わさって完全に閉じた形態になることです。これは本体を守る上でとても有効です。しかも開閉が一般のラップトップと変わらぬワンアクションでできるのです。
マグネットはとても強力でラップトップのヒンジと同じ感覚で扱えます。
カバーの開閉と同時にiPadの電源が反応し、瞬時に使用可能が可能。閉じればオートでスリープモードに入ります。キーピッチはさすがに狭いけれど、少し慣れるとさほど窮屈を感じません。さらにキーボードがバックライト付きなので暗いところでも、タイピング・ミスが少なくて済みます。キータッチも程よい反発感で長時間の使用にも耐えます。非常にコンパクトにまとまっており、材質もまずまずで堅牢性もOK。とくに背面はラバー樹脂ですべりにくく、片手で気軽に持ち運べます。あえてひとつ懸念を挙げれば重量でしょうか。全体で1キロを超えてしまうので、せっかくのiPadの軽量感は失われます。それさえ目をつぶれば、どこと言って不満点のない優秀なキーボードです。しかもお財布に優しいサードパーティ価格。ピンからキリまであまたあるメイドイン中国でも、優秀な部類に入ると言えるでしょう。キーボード重視で文章を打つ人にはぜひオススメいたします。
注:ケース、キーボードはiPadの世代ごとタイプごとにデザイン、サイズが異なるので、よく確認してからお選びください。
小型どこでも扇風機
小型扇風機をお探しで、マルチな使い勝手をお望みな方にはコレが一押しです。
扇風機自体は普通の6インチ羽根で場所を取らない卓上タイプです。違いはクリップと台座の両方を兼ね備えて、どんな場所にも設置できるという点です。図解にあるように、台座が着脱式で、外すと本体はクリップ式のファンに早変わりします。これなら大抵の場所に据え付けられてじゃまになりません。低電力でサブ的な扇風機としてお部屋の片隅に置くだけで有効な暑さ対策になります。ぜひお試しを。
消せるボールペン
日本ではもう常識として、どこにも転がっている「消せるボールペン」ですが、これ、アメリカ人にプレゼントしたらとても喜ばれます。日本に帰国滞在したとき、アメリカの同僚にお土産として何がいいかと思案して時、これを思いつきました。びっくりしてましたね、コレを初めて見る同僚たちは。
「まるで鉛筆みたいに字が消える! しかも消しカスがでない。なんというマジック!」と大喜びです。
アメリカではまだ店頭で売っているのを見たことがほとんどありません。一度日本以外の類似品を使ったことがありますが、まともに消えませんでした。
最近ようやくネットでこのパイロットの「消せるボールペン」を入手できるようになりました。やはり消せるボールペンはパイロットがダントツでしょう。私自身も常に持ち歩いていて、書き損じたときはすぐに訂正できるので、ノートはきれいに整理されています。こんな便利なものをアメリカのビジネスマンから学生まで知らないなんてもったいないです。ぜひ周りの人にプレゼントしてあげてください。きっと喜ばれますよ。
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