2021年6月24日木曜日

UFOの存在をアメリカ政府が!

サムズアップ・アメリカ!
UFO:語り出した米政府



近頃またUFO関連の話題がアメリカで拡まっています。毎度のことだろう、と済ませても良いのですが、今回は米政府が公式にコメントを出したものなので、かなり注目が集まっています。

いま話題になっているのは「ペンタゴンのUFOレポート」。今回、以下のような内容が一般に公開されました。(ペンタゴンとはアメリカ合衆国国防総省。軍事関連を司る行政機関)



「この未分類の報告書は、空を不規則に動く車両を目撃したという米軍からの多数の報告を受けて、議会が要求したものである。」

「また、米軍や米国の政治的指導者たちが、地球外生命体に懐疑的だったのが、地球外生命体に興味を持つようになったという文化的な変化もあった。」

「しかし、銀河系外からの訪問を確認する決定的な証拠はほとんどないと予想されるため、地球人の心が変わるかどうかはまだわからない。」

「軍の指導者たちは、宇宙人ではないにしても、ロシアや中国といった米国の敵国の技術ではないかと警告している。」







この報告書について、私たちは何を読み取れるでしょうか。


米国防総省は昨年8月、未知の飛行物体の観測を調査するために「未確認空中現象タスクフォース」を設置しました。

このタスクフォースの任務は、これらの事象を「検知、分析、カタログ化」することと、UFOの「性質と起源」について「洞察を得る」ことであると国防総省は発表しました。

このグループの報告書の機密版は、今月初めに国会議員に提供されました。無名の政府関係者は米メディアに対し、この報告書はエイリアンの活動を示す証拠を発見していないが、排除もしていないと語りました。




「注目すべきは、タスクフォースは観測されたUFOが米軍の秘密技術ではないことも立証したと報じられていることです。」

「タスクフォースは、過去20年間に起こった120件以上の事件を調査し、その中には、ペンタゴンが昨年機密解除し、「説明のつかない空中現象」を示していると説明した3つのビデオも含まれています。」

地球を揺るがすような事実が明らかになることはないでしょうが、これまでずっと議論されてきた問題に関する政府報告書が存在することは、UFOが純粋なSFポップカルチャーの領域から米国の国家安全保障の世界にまで進出してきたことを示しています。今回の注目ポイントはまさにここで、これまで曖昧だったUFOに関する政府の認識が、「わからない」から「無視できない」ほどのレベルまで高められているという事実です。
もはやUFOは「荒唐無稽な」で形容されてきたSFチック、オカルトチックな存在ではなく、真剣に調査すべき対象として政府が認めている、と言う事実が確認できたと言うことなのです。







なぜ、今、私たちがUFOに注目するのか?

宇宙人について知っていることを公表すべきだという世論の圧力は、いわゆるUFO学者の民間グループが、宇宙人の存在を示す証拠が政府によって抑制されていると主張する中で、何十年にもわたって高まってきた。

ペンタゴンは2007年から、あまり知られていない軍の「高度航空宇宙脅威検知プログラム」の一環として、静かにデータを収集しています。それは事実です。

このプログラムは、ネバダ州の上院議員であるハリー・リード氏(民主党)の要請で始まりまりました。エリア51は、1947年にロズウェルの町で起きた宇宙人の墜落事故で採取された遺骨が研究されていると陰謀論者たちが信じている軍事施設ですが
ハリー・リード氏はこの地域を代表する議員です。


最近では、元政府高官や米大統領までもが、真実はそこにあるのかどうかについて意見を述べています。

ヒラリー・クリントンのキャンペーン・マネージャーであるジョン・ポデスタは、長年UFO理論の信奉者であり、2016年の選挙戦では、自分が当選したら宇宙人に関する政府の機密報告書を公開すると約束しました。

ドナルド・トランプ大統領(当時)は昨年のインタビューで、宇宙人について学んだことを、たとえ家族にであっても公開しないと語っています。歴代の大統領はUFOに関する極秘情報も伝えられるとのことですが、これまでで一番口の軽そうなトランプ元大統領ですら、この件には慎重な姿勢なので、あまりリークは期待できません。
トランプ氏は繰り返し「私が知っていることについては話さないが、とても興味深いことである」 と語っています。

バラク・オバマ前大統領は、5月に深夜テレビ番組の司会者ジェームズ・コーデンに、よりわかりやすく言いました。
「私が就任したとき、私は尋ねました(略)エイリアンの標本や宇宙船を保管している研究室がどこかにあるのではないかと。そして私自身、ちょっとした調査をして、答えはノーだと結論した。」そう答えています。
「空に浮かぶ物体の映像や記録があることは事実ですが、それが何であるかは正確には分かっていません」とオバマ氏は続けました。

これが前大統領の素直な意見だとすると、ペンタゴンは大統領にUFOの存在を明確に説明できるだけの証拠が揃っていないものと推察できます。

UFOが空中でどのように移動したのか、どのような軌跡をたどったのか、誰も説明できないのです。だからこそ、人々は今でも真剣に調査し、それが何であるかを解明しようとしているのだと思います。




警察が調査したUFOの目撃例

UFOについて知られていることを公表する取り組みは、共和党と民主党の両方の議会にも支持者がいます。彼らは、この報告書によって、米国の航空部隊が説明できない遭遇について上官に話すことを妨げている、というような噂に対する汚名を払拭できると主張しています。






どんな証拠があるのか?

他の米軍や情報機関の関係者も奇妙な目撃談を詳細に述べており、より信憑性の高い報告としては、軍の兵器や訓練施設の近くにあるUFOをコックピット内から自ら観察したパイロットからのものがあります。

3月には、トランプ氏の元国家情報長官で、米国の18の情報機関すべてを監督していたジョン・ラトクリフ氏が、フォックス・ニュースにこの現象をまとめて語りました。「率直に言って、公表されているよりも多くの目撃情報がある」氏はそう言います。

海軍や空軍のパイロットが目撃したり、衛星画像に写っていたりする物体が、率直に言って、説明しがたい行動をとっているということです。

再現するのが困難な動きで、我々には技術がなく、ソニックブームを伴わない音速の壁を超える速度で移動している。とも。



森の中で赤い光を見た、と言う報告

先月のCBSニュース60ミニッツのエピソードでは、2人の元海軍パイロットが、自分たちの動きを映し出すような物体を太平洋上で見たことについて話しています。
一人のパイロットは、それを「小さな白いTicTac (お菓子のガム)のような物体」と表現し、白い楕円形のミント菓子を指し示していました。

目撃者で元海軍パイロットのアレックス・ディートリッヒ氏は、BBCニュースに次のように語っています。
「その物体は、非常に高速で不規則な動きをしており、どちらに曲がるのか、どのように操縦しているのか、推進システムはどうなっているのか、全く予測できませんでした。」

目撃者の元海軍パイロット、アレックス・ディートリッヒ氏はBBCニュースで次のように語っています。
「操縦するための明らかな飛行制御面も確認できませんでした」。

他の国はUFOに対して何をしているのでしょうか?

リード元上院議員は、ペンタゴンのオリジナルUFOプログラムのために手に入れた2200万ドル(1600万ポンド)を擁護し、他の国もこの問題を研究していると述べました。

"We know that China is doing it," そう彼は2019年にNevada Newsmakersに語りました。「KGBが率いているロシアもやっていることがわかっているので、私たちも(UFOを)しっかり見ておいたほうがいい。」
一説によると中国やロシアでは、UFOのような飛行体の兵器を開発中で、それは未確認飛行物体の技術を真似たものだとされています。

アメリカ国防省が行った調査では、「2人でも4人でも6人でも20人でもなく、何百人も何千人もの人がこれらのものを見ており、時には大人数で同時に見ている事例もあった」と主張しています。


昨年12月、イスラエル国防省の元宇宙局長が地元紙に語ったところによると、トランプ氏は
The Intergalactic Treaty(銀河間条約)の存在を「暴露する寸前」まで行ったが、「集団ヒステリー」を引き起こすことを恐れて撤回したといいます。
(銀河間条約とは将来的に宇宙間で行われるあらゆる行動に関して、世界中の国家あるいは惑星の間で守られるべき取り決めを明文化したもの、だそうですがその真偽は不明)

「アメリカ政府と宇宙人の間には協定がある」とハイム・エシェド氏はYediot Aharonot紙に語っています。「彼らはここで実験を行う契約を結んだのです」とも。

うーん、ここまで来ると、たとえ政府の人の発言であっても、信憑性にかなりのクエスチョンマークをつけざるを得ません。
結局今のところ、この奇想天外な発言等は、人間にも火星人にも確認されていない模様ですね(笑)。

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