2025年8月14日木曜日

話題沸騰!SONY RX1R IIIを買うべきか問題

For camera lovers and photography enthusiasts


Should I buy the overpriced Sony RX1R III?



高すぎるSONY RX1R IIIを買うべきか?

市場価格$5098のSONY RX1R IIIを買うべきかどうか。アメリカでもあちこちで議論が交わされています。以下はとあるアマチュア写真家 vs プロカメラマンの真剣討論です。
これをみなさんは、どう受け止められるでしょうか?

白熱! 
SONY RX1R III 問題 

A氏(賛成派):40代・会社員。写真歴10年。主に風景とスナップを撮る。趣味のカメラへの投資は惜しまないタイプ。

B氏(反対派):30代・プロカメラマン。商業写真、広告撮影などを中心に活動。コストパフォーマンスと用途に応じた機材選びを重視する現実派。


ディベート本文

1. 対立の始まり

A氏
「Bさん、今日はあえて挑発しますよ。SONYの新型RX1R III、定価85万円、レンズ固定式のコンパクト。これ、僕は“買うべき”だと思うんです。価格にビビって躊躇するなんてもったいない。」

B氏
「開口一番それですか(笑)。いやいや、Aさん、85万円ってプロの仕事用でも慎重になる額ですよ? しかもレンズ交換できないカメラですよ? “買うべき”って、どういう理屈なんです?」


2. レンズ固定式に価値はあるのか?

A氏
「そこがいいんです。レンズ交換式だと、レンズ沼にハマるじゃないですか。ボディも世代交代で買い替え、レンズも最新に…ってやってると、結局100万円単位で飛んでいく。RX1R IIIは35mm f/2のツァイスを固定で搭載していて、開発段階からセンサーとレンズが最適化されている。この組み合わせは“唯一無二”なんです。」

B氏
「それは確かに、レンズとセンサーのマッチングは魅力ですね。でもね、35mm一本縛りは仕事でも趣味でも制限が大きすぎる。風景もポートレートもスナップも、全部35mmで済むと思ってます?」

A氏
「済みます! 制限は逆にクリエイティブを育てますよ。レンズ交換を前提にしたカメラだと、つい“これも撮れるレンズを”って安全策に走る。35mm一本で世界を切り取る方が面白いんです。」

B氏
「うーん、それは哲学の話ですね。けど哲学に85万円は高すぎる(笑)。」



3. 画質とコンパクトの両立

A氏
「でもね、Bさん。このカメラはフルサイズセンサーですよ。ボディはコートのポケットに入るサイズ。それで有効6100万画素。これは旅行や街歩きで本気の画質を撮れる数少ない選択肢なんです。」

B氏
「たしかに、それは唯一無二かもしれない。プロの現場でもサブ機としては便利そう。でも正直、同じ6100万画素のα7R Vに小型レンズを付ければ近いことはできますよね。それなら交換もできる。」

A氏
「いやいや、同じじゃない。α7R Vと35mm f/2レンズだと、あのコンパクトさは出せない。さらにレンズとセンサーの距離設計が固定式ならではで、周辺画質もシャープ。ツァイス独特のヌケの良さもあります。」

B氏
「なるほど。ただ、そういう緻密な画質差を感じ取れる人は少数派ですよ。Aさんは趣味人だから気づくかもしれないけど、多くの人は“スマホとの差”すらそこまで意識してない。」


4. スマホ全盛時代に85万円カメラ?

A氏
「それは確かに。でも、だからこそ差が際立つんです。スマホ写真は今や誰でもそこそこ綺麗に撮れる。そんな時代に、被写体が驚くような立体感とディテールを出せるのは、こういう本格カメラだけですよ。」

B氏
「ただ、その“差”のために85万円は、趣味としてもかなりの覚悟が必要です。プロだって機材投資は回収計画を立てますからね。Aさん、正直に言って、このカメラ買って何年使うつもりです?」

A氏
「10年は使います。いや、壊れるまで使う。レンズ固定だから設計寿命も長いはずです。」

B氏
「10年…。でも電子部品の寿命やバッテリー供給問題を考えると、実際は7〜8年くらいじゃないかな。それならα7シリーズを定期的に更新する方が安全ですよ。」


5. コストパフォーマンス論争

A氏
「コスパの話をするなら、僕は逆にRX1R IIIの方が安いと思いますよ。レンズ追加費用ゼロ、持ち運びコストもゼロ、機材更新の頻度も低い。結果的に長期的コストは低い。」

B氏
「でも、買い替えや修理が必要になった時に、85万円の“単一機材”はリスクが大きいんです。レンズ交換式ならボディだけ更新とかレンズだけ残すとか柔軟に対応できますよね。」

A氏
「それは柔軟性というより、誘惑に負ける道ですよ(笑)。レンズを増やすたびに荷物は増え、財布は軽くなる。」

B氏
「誘惑に負けるかは自制心の問題でしょ(笑)。」





6. プロとアマの視点の差

B氏
「僕は仕事柄、用途ごとに最適な画角と機材を選びたい。だから固定35mmは縛りでしかない。でもAさんみたいに“趣味で味わい尽くす”なら、その縛りも面白いのは分かります。」

A氏
「逆に僕は、プロは機材に頼りすぎじゃないかと思う時がある。すぐに“あの撮影にはこのレンズ”って言うけど、画角を固定して被写体や構図を追い込む訓練は減ってるんじゃないですか?」

B氏
「それは耳が痛い(笑)。でも仕事は時間との勝負。ベストな絵を短時間で出すには最適なレンズが必要なんですよ。」


7. 最終ラウンド

A氏
「結局、RX1R IIIは“便利だから買う”カメラじゃないんです。“この一台で撮り尽くしたい”と思える人が買うべき。値段は高いけど、10年後に後悔しないカメラだと思います。」

B氏
「僕の結論はこう。RX1R IIIは確かに素晴らしい。でも、汎用性とコスト回収の観点からはαシリーズや他社ミラーレスの方が合理的。だから“誰にでもおすすめ”はできない。ただし、Aさんみたいに価値を理解して愛せるなら、間違いなく幸せになれる機材でしょう。」


8. とりあえずの結論

賛成派A氏の立場:
 ・35mm一本で世界を見る覚悟があるなら買い。
 ・画質とコンパクトの両立は他にない。
 ・長期的にはむしろコスパ良し。



反対派B氏の立場:
 ・用途の幅が狭く、仕事や多ジャンル撮影には不向き。
 ・単一機材に85万円はリスク大。
 ・汎用性と将来性を重視するなら他の選択肢が合理的。


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こうして二人の討論は、結局どちらも譲らないまま終了。
SONYは当然、周到なマーケットリサーチをし、このカメラはこの価格で売れると確信して、世に出しているわけです。最高のカメラを作ったというメーカーの自負もあるでしょう。私もいいカメラであることは疑いません。要は
RX1R IIIがあなたに必要かどうか。結局、買うか買わないかはあなたの心持ち次第、ということになりそう。

みなさんも「自分にとっての正解」を見つけて下さいね。