For camera lovers and photography enthusiasts
ここ数年、独自の路線で着々とファンを増やしつつある富士フィルムのカメラ。2026年もフジは他社にない魅力あるカメラで躍進を続けそうです。そこで今回は富士フィルムで今注目すべき「推しカメラ」をご紹介します。
特に富士フィルムは「写真を楽しみながら、自分らしい色と世界観を表現したい人」に特に向いています。さらにいうと、
スマホ以上の「絵作り」を求める人
フィルムシミュレーションで、撮って出しの段階から作品性のある色やトーンを作れるので、レタッチに時間をかけたくない人に向きます。
「カメラを操作する楽しさ」を味わいたい人
ダイヤル式の操作系やクラシカルなデザインは、設定を変える行為そのものが楽しく、「撮るプロセス」も含めて写真を楽しみたい人に合います。
日常や旅を丁寧に切り取るのが好きな人
小型軽量ボディとレンズで持ち出しやすく、「ふだんのカメラ」として街歩きや旅行スナップにぴったりです。
自分の世界観を写真で表現したいクリエイター
他社にはない色再現や質感が、ポートフォリオやSNSで「フジっぽい」個性を出しやすく、作家性重視のフォトグラファーに好まれます。
スペック表より「フィーリング」を重視する人
単なる性能競争より、構えたときの高揚感や、撮れた写真への愛着を大切にしたい人には、長く付き合える相棒になりやすいブランドです。
富士フイルムのカメラは、仕事でももちろん使えますが、それよりも写真と撮影することそのものが好きで、楽しみたい人のカメラです。ではそんな中で、これから富士のカメラを手にしたい方は、数ある機種の中でどれを選べばいいでしょうか?
2026年のおすすめ3機種
FUJIFILM X-T5
FUJIFILM X-S20
FUJIFILM GFX100S II
この3台を選んだ理由は、
「写真メイン」「写真+動画」「最高画質志向」という三つのニーズをバランスよくカバーできるからです。
X-T5は、「おそらくフジ史上最高のカメラ」とまで評されるほど、スチル性能に振り切ったフラッグシップ的モデルです。40.2MPのAPS-Cセンサー、最大15コマ/秒連写、7段分のボディ内手ブレ補正、6.2K30p/4K60p動画など、画質と機能の両方で抜かりがありません。
おすすめな理由
高解像40MPで風景・商品・ポートレートまで細部描写に強い。特にプリントやトリミング耐性を重視する人向き。
クラシカルなダイヤル操作と、ファインダーを覗いて「写真を撮る感覚」が味わえる設計。
デュアルカードスロットや防塵防滴で、仕事レベルの信頼性を確保したいクリエイターにも好適。
YouTubeやショート動画も撮るけれど、軸足はあくまで「写真」。そんなクリエイターには、X-T5が最もバランス良い選択肢になります。
X-S20は、軽量ボディに26MPセンサーと5軸IBISを載せた「本気のハイブリッド機」で、YouTuberやVloggerからの評価も高いモデルです。 6Kオープンゲート、4K60p、フルHD240p、AIベースの被写体認識AFなど、動画側のスペックが非常に充実しています。
おすすめな理由
26MPセンサーは画素ピッチが大きく、X-T5よりも動画や低照度で有利と評価されるケースもあるハイブリッド志向の設計。
自撮り・縦動画に強いバリアングル液晶と、Vlog・配信を意識した機能構成。
小型軽量で、XFレンズと組み合わせてもシステム全体が軽く、日常のスナップから旅行撮影まで幅広く使える。
「YouTube用の動画もガチで撮りたいし、写真もそこそこ妥協したくない」という2026年のクリエイターには、X-S20がもっとも現実的な一本になります。
FUJIFILM GFX100S II:作品制作に振り切る中判
GFX100S IIは、102MPのラージフォーマットセンサーを搭載したコンパクト中判ミラーレスで、フルサイズ並みのボディサイズでありながら、圧倒的な解像力とダイナミックレンジを提供します。 新しいCMOS IIセンサーとX-Processor 5により、AFや連写性能、IBIS、動画機能も大きく進化しています。
おすすめな理由
102MPのラージフォーマットは、ポートレートや商業撮影、風景作品で「一枚の重み」が段違い。大判プリントやストック素材で差別化しやすい。
最大8段の強力な手ブレ補正、7コマ/秒連写、4K/30p 4:2:2 10bit 内部記録など、従来の「遅い中判」のイメージを覆す仕上がり。
フィルムシミュレーションやピクセルシフトマルチショットなど、作品制作に直結する機能が充実。
コストもレンズもそれなりに重厚ですが、「Fujifilmらしい色」と「中判の余裕ある絵」を2026年に手に入れるなら、GFX100S IIはもっとも現実的な入口になります。
用途別のざっくり比較
用途・ポイント | X-T5 | X-S20 | GFX100S II |
|---|---|---|---|
センサー | 40.2MP APS-C | 26MP APS-C | 102MP ラージフォーマット |
得意分野 | 写真全般・風景・作品撮り | YouTube・Vlog・写真+動画 | 商業撮影・ポートレート・風景作品 |
動画性能 | 6.2K30p / 4K60p、静止画寄り | 6Kオープンゲート / 4K60p、真のハイブリッド | 4K30p 4:2:2 10bit、中判として高性能 |
ボディサイズ感 | 中型、クラシック操作 | 小型軽量、グリップ重視 | フルサイズ級、やや大型 |
向いているユーザー像 | 写真メインのフォトグラファー | 動画も撮るクリエイター・YouTuber | 最高画質を求める作品/商業志向 |
2026年時点での評価 | 「フジ史上最高クラスの静止画機」 | 「真のハイブリッド」「動画で優位」 | 「コンパクト中判の完成形に近い一台」 |
この3機種を軸に、「自分は何を一番大事にしたいのか(写真か、動画か、絶対的画質か)」を決めてからボディを選ぶと、2026年のFujifilmシステム選びはかなり迷いにくくなります。
まとめ
富士フイルムのカメラは、「色」と「撮る楽しさ」において他社とは一線を画す存在です。
まず最大の特徴は、フィルム時代から受け継がれている色作りです。
クラシッククロームやVelviaなどの「フィルムシミュレーション」は、単なるカラー設定ではなく、フィルム写真の質感をデジタルで再現する思想そのもので、撮って出しの段階で作品として成立しやすいのが魅力です。
デザイン面では、シャッタースピードダイヤルやISOダイヤル、絞りリングといったクラシックな操作子を重視しており、「設定を数字ではなく手触りで扱う」感覚が得られます。
他社の多くがモードダイヤルとメニュー中心の操作に寄っていく中で、富士フイルムは「写真機としての楽しさ」を前面に押し出しているのが大きな違いです。
さらに、APS-C専用設計のXマウントレンズ群は、小型軽量ながら描写に妥協が少なく、システム全体でコンパクトに組める点も強みです。
フルサイズ偏重になりがちな市場の中で、「持ち運びやすさ」と「画質」のバランスを本気で突き詰めているのが、富士フイルムらしさと言えます。
総じて、富士フイルムは「スペックで勝負する道具」というより、「撮る行為そのものを楽しませてくれるカメラ」を作り続けているメーカーです。
だからこそ、数字だけでは測れない愛着や、撮影へのモチベーションを求める人に、強く支持されています。



























