マンハッタンは観光する人にとって、地理的にとても優れた場所にあります。日本からの国際便のある空港が、ケネディ空港、ラガーディア空港、ニューアーク空港と3つもあり、いずれもマンハッタンまで直通で30分前後で到着します。マンハッタンを拠点にすれば、他の地方へも容易に行くことができますね。
例えば、歴史の香り豊かなボストンまでだと車で約4時間、340キロメートル。東京から名古屋までの感じです。同じくアメリカの独立の歴史を作ったフィラデルフィアへは南へ約160キロ。東京から静岡の「ちびまる子ちゃんランド」へ行くのとおなじくらいです。さらに南へゆくと、アメリカの首都ワシントンへも3時間半ほどで行けます。
そういった地方には歴史的建造物もたくさんあって、アメリカにもっと興味が湧くと思いますよ。
今回は日帰りコースということで、行って損のない近郊のスポット第二弾をいくつかご紹介いたしましょう。
ニューヨーク近郊を探訪
Muscoot Farm
アメリカでは農場を一般に開放して、ツアーできるように観光化したところがたくさんあります。特にニューヨーク州はApple Stateと呼ばれ、リンゴをシンボルにするほどのリンゴの名産地です。ですからりんご狩りなどはもう知る人ぞ知るで、口コミが強力でどこそこの農場のリンゴがうまいとか、地元の人に訊けばすぐ答えてくれます。遠く他州からも新鮮な果物求めて買い付けに来る光景もよく見かけます。リンゴ果樹園のある農場では一緒にブドウやイチゴ、カボチャ、チェリー、ピーチそのほか様々な野菜などを育成、販売しています。週末には町まできてファーマーズ・マーケットが盛大に開かれます。安くて新鮮で美味しく、これもまた大好評ですね。