2024年3月23日土曜日

人気のSONYカメラを比べてみる

サムズアップ・アメリカ!
SONY a7c vs a7c II 徹底比較





この記事は、SONY a7cとa7c IIを比較し、性能差を比べ、判断の助けとなる記事です。これを読めば、この両機種の違いと特徴が明確になり、あなたが
どちらを買うべきか、はっきりしてくるはずです。


 SONY a7cとa7c IIの比較 

SONY a7cとa7c IIは、どちらも高性能なフルサイズミラーレスカメラですが、それぞれに特徴と利点があります。以下に、主な性能差を比較し、どちらを選ぶべきかの判断の助けとなる情報を提供します。


1. センサーとプロセッサ

a7c IIは、3300万画素の高解像CMOSセンサーとBIONZ XRプロセッサを搭載しています1。これにより、高速処理とレスポンスが可能で、ロスレス圧縮RAWとHEIF出力に対応しています。
一方、a7cは、2420万画素のCMOSセンサーとBIONZ Xプロセッサを搭載しています。

2. オートフォーカス

a7c IIは、最新のAFシステムを利用可能で、759点の位相差AFと425点のコントラストAFを持っています。
a7cは、693点の位相差AFと425点のコントラストAFを持っています。

3. ファインダーとモニター


a7c IIは、ファインダーが大型化されています。
a7cのファインダーは、a7c IIよりも小さいです。

4. 動画機能

a7c IIは、4K 60pやH.265、XAVC S-Iに対応しています。
a7cは、これらの高度な動画機能には対応していません。

5. 価格

a7c IIの価格は、a7cよりも高くなっています。


結論

全体的に見ると、a7c IIは、センサー・プロセッサのアップグレード、最新のAFシステム、ファインダーの大型化、高度な動画機能など、a7cと比べて多くの進化を遂げています。価格差を考慮しても、a7c IIを選ぶ理由は十分にあると言えます。

しかし、a7cも一部のユーザーにとっては魅力的な選択肢であるかもしれません。例えば、バッファがa7c IIよりも大きいため、連続撮影でコマ数を稼ぎたい場合には、a7cも一つの選択肢となります。

最終的には、あなたの撮影スタイルや予算、必要な機能によって、どちらのカメラを選ぶべきかが決まるでしょう。






深掘り解説

SONY a7cとa7c IIは、どちらも高性能なフルサイズミラーレスカメラですが、一般的に指摘されていないユニークな特徴や弱点をいくつか挙げてみます。


バッファ容量
a7c IIは、a7cと比較してバッファ容量が半分以下であるという点が挙げられます。これは、連続撮影時に影響を及ぼす可能性があります。

バッテリー寿命
a7cの方がa7c IIよりもバッテリー寿命が長いという点も注目すべきです。これは、長時間の撮影を行う際に重要な要素となります。

コマンドダイヤル
a7c IIは、a7cと比較してコマンドダイヤルが2つから4つに増えています。これにより、より直感的な操作が可能となります。

重量とサイズ
a7cとa7c IIは、ほぼ同じ重量とサイズであり、そのコンパクトさは、どちらのモデルもユニークな特徴と言えます。

フォーカスブラケティング
a7c IIは、フォーカススタックブラケティングに対応していますが、a7cは対応していません。これは、マクロ撮影などで重要な機能となります。


これらの特徴や弱点を考慮に入れて、自分のニーズに最も適したカメラを選んでください。







どんな人に向くカメラなのか?

SONY a7cとa7c IIは、それぞれ異なる撮影目的やスタイルに対応するための特性を持っています。

SONY a7cは、そのコンパクトさと軽量さから、旅行や日常のスナップ撮影に頻繁にカメラを持ち歩くユーザーに向いています。また、バッテリー寿命が長いため、長時間の撮影を行う場合にも適しています。

一方、SONY a7c IIは、高解像度のセンサー、高度なオートフォーカスシステム、4K 60pやH.265、XAVC S-Iに対応した動画機能など、プロフェッショナルな撮影を求めるユーザーや、特定の撮影環境(例えば、低照度や高速動作の被写体)に対応する必要があるユーザーに向いています。

ただし、これらは一般的なガイドラインであり、最終的な選択はあなたの撮影スタイル、必要な機能、予算などによります。



次に、両機種についての、代表的な海外のレビューを紹介します。


SONY a7c

Digital Photography Review
a7cは非常に小さなサイズでありながら、高品質な画像と優れたAFを提供しています。ただし、小さいビューファインダーは体験を少し損なっています。また、ビデオとメニューは競合他社ほど洗練されていませんが、そのサイズとバッテリー寿命は強力な組み合わせを提供しています。


PCMag
a7cはフルフレームカメラをスリムで旅行に適したボディに収めています。しかし、その小さなサイズは多機能性を制限し、一部の側面は少し古く感じられます。


TechRadar
a7cは間違いなく優れたパフォーマンスを発揮し、大多数のユーザーが満足する写真とビデオを提供します。しかし、ビデオ仕様が限定的であり、特に目立つ特徴がないため、想像力を刺激するものではありません。




SONY a7c II

Digital Photography Review
a7c IIは、コンパクトなフルフレームボディに多くの印象的な仕様を詰め込んでいます。a7c IIは、前モデルよりも多くのアップグレードを受けており、新しい高解像度センサー、更新されたプロセッサー、高倍率ビューファインダー、AI強化オートフォーカス、前後のコントロールダイヤル、オーバーサンプリングされた4K/60pビデオなどがあります。ただし、これには高い価格が伴います.


PCMag
a7c IIは、スタビライズされたフルフレームセンサーを小さく頑丈なハウジングに収めています。これにより、旅行者やコンパクトで軽量なフルフレームカメラを好むクリエイターにとって良い選択肢となっています.


Digital Photography Review
a7c IIはサイズが小さくても、静止画とビデオ撮影の両方に対するフルの機能セットを提供しています。画像とビデオの品質は優れており、オートフォーカスシステムは市場で最高のものの一つです。ただし、この価格帯のカメラにしてはビューファインダーの解像度が低く、ビデオを撮影する際にローリングシャッターが実際の問題となる可能性があります。



 ライバル機同士の見極めポイント 

最後に、似たような目的で、似通った性能のカメラを選択する際の、基本的なチェックポイントを記しておきましょう。


バッテリー寿命: 一度の充電でどれだけ長く使用できるかは、撮影の自由度に大きく影響します。

耐久性: カメラの耐久性や防塵・防滴性能も重要なポイントです。特に屋外での撮影を多く行う場合は、この点を考慮すると良いでしょう。

ISO性能: 低照度下での撮影性能は、ISO性能によって大きく左右されます。高ISOでのノイズレベルを確認すると良いでしょう。

動画撮影機能: 4K動画撮影はもちろん、高フレームレートでの撮影や、高解像度のRAW動画撮影が可能かどうかも確認してみてください。

連写性能: スポーツや野生動物の撮影など、動きの速い被写体を撮影する場合は、連写性能が重要となります。

操作性: ボタンの配置やメニューの使いやすさなど、自分にとって使いやすいカメラを選ぶことも重要です。

レンズの選択肢: 使用したいレンズがそのカメラに対応しているか、または互換性があるかどうかを確認してください。

無線接続機能: Wi-FiやBluetoothによるスマートフォンとの連携機能や、GPS機能の有無も確認ポイントです。

重量とサイズ: 持ち運びやすさは、特に旅行などでカメラを頻繁に使用する場合に重要です。

価格とコストパフォーマンス: 最後に、価格とその価格で得られる性能(コストパフォーマンス)を考慮してください。予算内で最も高性能なカメラを選ぶことが最善の選択となるでしょう。


これらのポイントを考慮に入れて、自分のニーズに最も適したカメラを選んでください。



2024年3月15日金曜日

撮った写真で副業できる!

サムズアップ・アメリカ!
自分で撮った写真を売る方法







自分で撮った写真を販売することは、写真愛好家にとって収益化の手段となるだけでなく、自分の作品を多くの人に知ってもらうチャンスにもなります。

ここでは、写真を販売する10種類の方法をご紹介します。




1. ストックフォトサイト

ストックフォトサイトは、写真素材を販売できるサイトです。登録した写真が購入されると、報酬を受け取ることができます。




ストックフォトサイトで上手に写真を売るコツ

ストックフォトサイトで写真を販売するには、ただ単に高画質な写真を投稿すれば良いというわけではありません。売れる写真には、いくつかの共通点があります。



1. 需要のある写真を投稿する

どんな写真が売れているのか、リサーチを行いましょう。人気のキーワードや季節性のテーマなどを意識して撮影すると良いでしょう。


2. 高画質な写真を投稿する

カメラの性能だけでなく、構図や光の当たり方などにもこだわりましょう。編集ソフトを使って、写真の彩度や明るさを調整するのも効果的です。


3. 適切なタイトルとキーワードを設定する

購入者は、キーワードを使って写真を探します。検索されやすいタイトルとキーワードを設定することで、写真の露出度が上がります。


4. 積極的に投稿する

投稿する写真が多ければ多いほど、売れる可能性は高くなります。定期的に新しい写真を投稿するようにしましょう。


5. 購入者のニーズを理解する

購入者がどのような写真を求めているのか、常に意識しましょう。ニーズに合致した写真を投稿することで、購入につながりやすくなります。


6. トレンドを意識する

流行や季節のイベントなどを意識した写真も需要があります。常にアンテナを張って、トレンドを把握しましょう。


7. 独創性のある写真を投稿する

ありきたりな写真ではなく、個性や独創性のある写真の方が売れやすい傾向があります。自分の視点や表現を大切にして撮影しましょう。


8. 他の写真家と差別化する

他の写真家と差別化できるような、独自のスタイルを確立しましょう。


9. 継続的に努力する

すぐに売れるようにならなくても、諦めずに継続することが大切です。






2. 写真販売サイト

写真販売サイトは、自分の作品を自由に販売できるサイトです。販売価格や購入方法などを自分で設定することができます。


写真販売サイトで初心者でも参加しやすいサイトはいくつかあります。それぞれのサイトの特徴をご紹介します。


1. Adobe Stock

世界最大級のストックフォトサイト

審査基準が厳格だが、売れれば高単価

初心者向けチュートリアルやガイドが充実



2. Shutterstock

Adobe Stock に次ぐ規模

審査基準は比較的緩やか

買い切り販売とサブスクリプション販売の両方がある



3. iStock

Getty Images 傘下のストックフォトサイト

審査基準は厳しめだが、高単価

クリエイター向けの情報提供やサポートが充実



4. PIXTA

国内最大級のストックフォトサイト

審査基準は比較的緩やか

日本語サポートが充実



5. 写真AC

無料ダウンロードも可能なストックフォトサイト

審査基準は緩やか

販売価格は低め



6. Snapmart

スマホで撮影した写真を販売できるサイト

審査基準は緩やか

手軽に始められる



初心者向けサイトを選ぶポイント

 審査基準が緩やか

 日本語サポートが充実

 手数料が安い

 使いやすい


初心者向けサイトの注意点

 審査基準が緩やかでも、売れる写真は高画質で需要のあるもの

 販売価格は低めに設定するのが一般的

 すぐに売れるようにはならないので、継続的に投稿することが重要



これら以外にも、あなたの写真を売って副業にする方法はたくさんあります。






3. 写真展・写真集

写真展や写真集を制作することで、自分の作品を多くの人に知ってもらうことができます。また、販売することで収益を得ることも可能です。


4. 写真素材販売

写真素材販売とは、自分の写真を素材として販売する方法です。広告やWebサイトなどに使用される可能性があります。


5. 写真コンテスト

写真コンテストに入賞することで、賞金や賞品を獲得できるだけでなく、自分の作品を評価してもらうことができます。


6. 写真教室

写真教室を開講することで、自分の写真技術を教え、収益を得ることができます。



7. 写真関連の仕事

写真家として、フリーランスで仕事をしたり、企業に就職したりすることができます。



8. SNS

SNSで写真を投稿することで、多くの人に作品を見てもらうことができます。また、販売につなげることも可能です。



9. ブログ・Webサイト

ブログやWebサイトで写真を公開することで、多くの人に作品を見てもらうことができます。また、販売につなげることも可能です。



10. 友人・知人への販売

友人や知人に写真を販売することもできます。



その他

上記以外にも、まだ写真を販売する方法があります。


● 写真を印刷して販売する

● 写真をグッズにして販売する

● 写真を貸し出す



これらの方法を組み合わせて、自分に合った販売方法を見つけることが大切です。


注意点

写真を販売する際には、著作権や肖像権などに注意する必要があります。また、販売サイトや写真展など、それぞれの方法に合わせたルールや規約を確認する必要があります。そこはしっかり確認してから、チャレンジしていきましょう。



2024年3月5日火曜日

写真のポートフォリオを作ろう

サムズアップ・アメリカ!
賢いポートフォリオの心得




撮影の仕事を得るためのポートフォリオ作成


写真撮影の仕事を得るためには、自身のスキルやスタイルを効果的にアピールするポートフォリオが不可欠です。ここでは、ポートフォリオ作成時に注意すべき点を20項目程度、わかりやすく解説します。参考にしていただければ幸いです。


1. ターゲットを明確にする

  • どのような写真撮影の仕事を目指しているのかを具体的に定義します。
  • ポートフォリオの内容は、ターゲットとなるクライアントや仕事内容に合わせて調整します。


2. コンセプトを決める

  • ポートフォリオ全体に一貫性を持たせるために、テーマやカラーパレットなどを設定します。
  • 自分の個性や強みを表現できるコンセプトを選びます。


3. 作品の選定

  • 技術的な完成度だけでなく、テーマに沿った作品や、クライアントのニーズに合致する作品を選びます。
  • さまざまな撮影条件やシチュエーションを網羅する作品を掲載します。


4. 作品の編集

  • すべての作品を統一したサイズ、解像度、色調に調整します。
  • 不要な部分はトリミングし、写真の構図を整えます。




5. キャプションの記述

  • 撮影場所、被写体、撮影条件などを簡潔に分かりやすく記述します。
  • 作品のコンセプトやストーリーを説明するのも効果的です。


6. カテゴリー分け

  • ポートフォリオをカテゴリー分けすることで、閲覧者が目的の作品を見つけやすくします。
  • 例:人物、風景、商品、イベントなど


7. 作品順序

  • 最初の数枚の作品で閲覧者の興味を引くように、印象的な作品を配置します。
  • ストーリー性のある順序で作品を並べるのも効果的です。


8. デザイン

  • 見やすく洗練されたデザインで、作品の良さを引き立てます。
  • フォント、色使い、レイアウトなどを統一します。


9. 閲覧方法

  • 印刷物、ウェブサイト、オンラインポートフォリオサービスなど、適切な閲覧方法を選択します。
  • それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、ターゲットに合った方法を選びます。


10. モバイル対応

  • 多くのユーザーがスマートフォンやタブレットを利用しているため、モバイル端末での閲覧にも対応します。
  • レスポンシブデザインのサイトやアプリなどを活用します。




11. 自己紹介

  • 簡単な自己紹介文と、経歴、スキルなどを掲載します。
  • 顔写真やプロフィール写真があると、親しみやすくなります。


12. コンタクト情報

  • 氏名、メールアドレス、電話番号などの連絡先を明記します。
  • ソーシャルメディアアカウントのリンクも掲載できます。


13. 更新頻度

  • 定期的に新しい作品を追加することで、ポートフォリオを最新の状態に保ちます。
  • 作品の入れ替えや編集も積極的に行います。


14. SEO対策

  • ウェブサイトやオンラインポートフォリオサービスを利用する場合は、検索エンジン最適化対策を行い、検索結果で上位に表示されるようにします。




15. セキュリティ対策

  • ウェブサイトやオンラインポートフォリオサービスを利用する場合は、パスワード管理などセキュリティ対策を徹底します。


16. 分析ツール

  • ウェブサイトやオンラインポートフォリオサービスのアクセス解析ツールを活用して、閲覧者の傾向を把握します。
  • 分析結果に基づいて、ポートフォリオの内容を改善します。


17. バックアップ

  • 万が一のデータ損失に備えて、ポートフォリオのデータを定期的にバックアップします。


18. 第三者の意見

  • 友人、家族、他の写真家など、第三者にポートフォリオを見てもらい、意見を聞くことで改善点を見つけることができます。


19. コンテストへの応募

  • 写真コンテストへの応募は、自身のスキルを磨くだけでなく、実績を積むことにも繋がります。


20. 継続的な学習

  • 写真撮影の技術や知識を常に更新し、スキルアップを目指します。
  • 最新のトレンドや情報にも敏感になります。


その他

  • ポートフォリオは定期的に見直し、必要に応じて改善を行います。
  • 積極的に他の写真家のポートフォリオを参考にする。

これらの点を参考に、自身の個性や強みを最大限に表現できるポートフォリオを作成し、写真撮影の仕事獲得に繋げてください。



2024年2月26日月曜日

今年のCP+ 総括

サムズアップ・アメリカ!
春を呼ぶ映像機器の祭典



今年のカメラ業界の一大イベントである「CP+(シーピープラス)」が、2024年2月22日から25日まで横浜市のパシフィコ横浜で開催されました。この展示会はカメラ映像機器工業会が主催し、キヤノン、ニコン、ソニーなど88団体が出展しました。
一時期、写真業界はスマホカメラの台頭で低迷していましたが、ここへきて「動画の時代」が注目を集め、カメラにのみならず、周辺機器にも革新的な技術が導入されるようになりました。CP+でも日進月歩の新たなテクノロジーが毎年発表、紹介され、PRイベントとしての役目を確実に果たしている印象があります。

今年は各社どのような発表があったのでしょうか?


ソニーは、動きが早く激しいスポーツの撮影にも対応できる高性能カメラを出展しました。人工知能(AI)の活用でオートフォーカス機能に優れた機種で、フェンシングなどの対戦を撮影してもらうという試みが行われました。


一方、キヤノンは現実の空間にCG(コンピューターグラフィックス)を追加する「ミクスト・リアリティー(MR)」という技術を体験するブースを設置しました。来場者が専用ゴーグルを着けると目の前にオーケストラの奏者が次々と現れ、疑似コンサートを聴くことができました。


また、撮影テクニックや作品・コンテンツの作り方のワークショップも4日間にわたって数多く開かれました。これらのワークショップでは、最新のカメラで撮影を試したり、写真・映像作品の作り方を学んだりすることができました。





各社とも新製品の発表は、例年よりは控えめなCP+でしたが、唯一気を吐いていたのがフジフィルムです。

そう、今年のCP+で富士フィルムが発表したカメラが今話題の「FUJIFILM X100VI」です。
この新製品は、直感的な操作が可能な高品位ボディに、光学式・電子式を切り替えられる独自の「ハイブリッドビューファインダー」を搭載しています。


「X100VI」は、裏面照射型約4020万画素センサーと最新プロセッサーを採用し、待望のボディ内手ブレ補正機能 (5軸・最大6.0段) をシリーズ初搭載しています。
また、全20種類の「フィルムシミュレーション」を搭載し、今回の「X100VI」には、これまでGFXシリーズのフラッグシップモデル「GFX100 II」だけが実装していた「REALA ACE」モードが搭載されています。




X100VIの主なスペックは以下のとおりです。

センサー:裏面照射型約4020万画素「X-Trans™ CMOS 5 HR」
プロセッサー:高速画像処理エンジン「X-Processor 5」
手ブレ補正機能:新開発の最大6.0段ボディ内手ブレ補正機能(シリーズ初搭載)
ビューファインダー:光学式・電子式を切り替えられる「ハイブリッドビューファインダー」
液晶モニター:チルト式でタッチパネル付きの3型液晶モニター(約162万ドット)
動画撮影:6.2K/30Pの動画撮影が可能
フィルムシミュレーション:全20種類のモードを切り替えることで、多彩な色表現が可能
重量:約521g
発売日:2024年3月下旬
特別版:90周年限定モデル「Limited Edition」を全世界1,934台限定で発売

さらに、富士フイルムは創立90周年を記念して、90周年限定モデル「Limited Edition」を全世界1934台限定で発売します。この限定モデルは、1934年創業当時のコーポレートブランドロゴと、限定モデルの証であるシリアルナンバー刻印が施されています。

また、富士フイルムは「写真幸福論」プロジェクトを提案しました。これは、写真撮影や写真プリントを通じて、人生の幸福度を高めることを目指したプロジェクトで、それに関連する各種サービスの展示も行われました。


以上が今年の「CP+」の主な報道内容です。カメラ業界は、技術の進化とともに新たな可能性を探求し続けており、来年の「CP+」でもさらなる進化が期待されます。



2024年2月11日日曜日

写真家についての考察

サムズアップ・アメリカ!
フォトグラファーを考える


デジタルカメラ業界における写真家の役割


1. はじめに

デジタルカメラの普及により、写真撮影はかつてないほど身近なものとなりました。誰でも簡単に高画質な写真を撮影できるようになり、写真愛好家やカメラマンの数も飛躍的に増加しています。しかし、カメラの性能向上や技術革新が進む一方で、写真家の役割について改めて考える必要があるのではないでしょうか。

本論文では、デジタルカメラ業界における写真家の役割について論評するものです。

まず、デジタルカメラの普及が写真家にもたらした影響について考察し、次に、現代社会における写真家の役割について5つの観点から論じます。最後に、写真家の未来展望について考察してみましょう。


2. デジタルカメラの普及が写真家にもたらした影響

デジタルカメラの普及は、写真家にとって以下のような影響を与えました。

  • 撮影の自由度向上: フィルムカメラと比べて、デジタルカメラは機動性に優れ、コストを抑えながら撮影できる。また、撮影後に画像を確認・編集できるため、より意図的な写真表現が可能になった。

  • 表現の多様化: 高画質・高機能なカメラや編集ソフトの登場により、写真表現の幅が広がった。HDR写真や多重露光など、従来のフィルムカメラでは不可能だった表現も可能になった。

  • 情報発信の容易化: インターネットやSNSの普及により、写真家は作品発表や情報発信の場を容易に得られるようになった。写真共有サイトやSNSを通じて、世界中の人々に作品を届けられるようになった。

  • 競争の激化: カメラの普及により、写真家・カメラマンの数が増加し、競争が激化した。差別化を図るために、独自のスタイルや視点を確立することが重要になった。

3. 現代社会における写真家の役割

デジタルカメラの普及により、写真家の役割は従来の記録者としての役割に加え、以下のように多様化しています。

3.1 ストーリーテラーとしての役割

写真家は単に記録するだけでなく、被写体や状況の背景にあるストーリーを写真で表現するストーリーテラーとしての役割を担っています。写真を通して、見る人に感動を与え、考えさせ、行動を促すことができるのです。

3.2 コミュニケーターとしての役割

写真家は写真を通して、人と人とのコミュニケーションを促進する役割を担っています。写真展やワークショップなどを通じて、写真の魅力を伝え、写真文化の発展に貢献できます。

3.3 アーティストとしての役割

写真家は写真表現を追求するアーティストとしての役割を担っています。独自の視点やスタイルで作品を制作し、発表することで、写真芸術の発展に貢献できるのです。

3.4 テクノロジストとしての役割

写真家はカメラや編集ソフトなどの最新技術を活用し、新たな表現方法を模索するテクノロジストとしての役割を担っています。技術と創造性を融合することで、写真表現の可能性を広げることができるでしょう。

3.5 教育者としての役割

写真家は写真撮影の技術や知識を伝える教育者としての役割を担っています。写真教室やワークショップを通じて、次世代の写真家を育成できます。




4. 写真家の未来展望

デジタルカメラ技術の進歩は今後も止まることなく、写真表現の可能性はますます広がっていくと思われます。写真家は変化を恐れず、常に新しい技術や表現方法を取り入れながら、自身の役割を進化させていく必要があるのです。

また、AIなどの技術の発展により、写真編集や画像生成などの一部作業が自動化される可能性もあるでしょう。しかし、写真家の真の価値は技術的なスキルではなく、創造性やストーリーテリング能力にあります。写真家はこれらの能力を高め、AIなどの技術を活用しながら、より深く、より豊かな写真表現を目指していく必要があるでしょう。


5. 結論

デジタルカメラ業界における写真家の役割は、記録者、ストーリーテラー、コミュニケーター、アーティスト、テクノロジスト、教育者など、多様化しています。写真家はこれらの役割を理解し、自身の強みや個性を活かして活躍していくことが重要なのです。

また変化の激しい時代の中で、写真家は常に新しいことに挑戦し、自身の役割を進化させていく必要があります。写真家にとって重要なのは、技術的なスキルだけでなく、創造性、ストーリーテリング能力、コミュニケーション能力などです。これらの能力を高め、積極的に情報発信していくことで、写真家は社会の中でより重要な役割を果たしていくことができるでしょう。



2024年2月10日土曜日

2024年期待のカメラ・レンズ

サムズアップ・アメリカ!
今年発売が予想されるカメラやレンズ



2024年に発売が期待されるカメラとレンズの情報


カメラ

  • キヤノン EOS R1:キヤノン初の8Kカメラで、1億画素以上のセンサーを搭載するフラッグシップモデル。2024年2月発表を予想。
  •  
  • 暫定的に予想されるスペックは以下の通りです。

  • グローバルシャッター搭載
    8500万画素で秒速20コマ、2100万画素で秒速40コマの高速連写
    クワッドピクセルCMOS AF搭載
    15.5EVのワイドダイナミックレンジを実現
    ISO160-1638400(163万)の高感度
    9段分の手振れ補正
    3.5型933万ドットで120fpsの高輝度背面モニター採用
    944万ドット120fpsの電子ビューファインダー
    8500ドル(94万円)

  • キヤノン EOS R1の画像
    新しいウィンドウで開くcamkiter.com
  • ソニー α7S IV:α7S IIIの後継機で、高精度なオートフォーカスを搭載。2024年発売予定。 
  • ・総画素数2050万画素、有効1900万画素のFX9と似た(または同じ)センサーで、2層トランジスタと低照度用の2倍の大型フォトダイオードを採用。
    ・積層型センサー
    ・グローバルシャッターではないがローリングシャッター歪みは非常に少ない
    ・ローパスフィルーターレス
    ・6K120p、6K60p、6k30p、6K24p
    ・6Kからのオーバーサンプリングによる4K120p/60p/30p/24p
    ・8段分の効果のIBISとダイナミックアクティブ補正
    ・ISO25600のデュアルISO
    ・若干改善されたEVFとモニタ
    ・より優れたエルゴノミクス
    ・より高い解像度とオーバーサンプリングに対応する新しい放熱システムを採用しオーバーヒートしない
    ・価格は3499ドルから4000ドル
  • ニコン Z 6 III:前機種よりさらに進化した高速・高精度なオートフォーカスを搭載を予想。2024年発売日未定。 

  • - 6k60 NRAW、4k120(クロップ)、4k60フルProRes RAW
    - 新しい576万ドットの高解像度EVF
    - 改善された液晶モニタ
    - スチル RAWで20コマ/秒 (14bit)
    - スチル JPEGで120コマ/秒
    - 1/16000のシャッタースピード
    - 299点AF
    - 8段分の効果のVR(Zfと同じシステム)
    - CFexpress+SDメモリーカード
    - モードダイヤル

  • ニコン Z 9 IIの画像
    新しいウィンドウで開くwww.adorama.com
  • 富士フイルム X-100V:未定。


レンズすでに発表、発売されたものも含む。)


  • キヤノン RF 70-200mm F2.8L IS USM:キヤノンのRFマウント用70-200mm F2.8ズームレンズの第3世代。開放F2.8の明るさを維持しながら、画質と操作性を向上。2024年2月発売予定。 
  • ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS II:ソニーのEマウント用70-200mm F2.8ズームレンズの第2世代。開放F2.8の明るさを維持しながら、画質と操作性を向上。2024年3月発売予定。 
  • ニコン NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II:ニコンのZマウント用70-200mm F2.8ズームレンズの第2世代。開放F2.8の明るさを維持しながら、画質と操作性を向上。2024年4月発売予定。 
  • 富士フイルム XF 150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR:富士フイルムのXマウント用超望遠ズームレンズ。焦点距離150-600mmをカバーし、野生動物やスポーツ撮影に最適。2024年5月発売予定。


上記以外にも、2024年には多くのカメラとレンズが発売される予定です。最新情報は各メーカーのホームページなどでご確認ください。