2023年3月10日金曜日

これから写真撮影始める方へ

サムズアップ・アメリカ!
ミラーレスカメラ入門




カメラを始めたいけど、ミラーレスかなんなのかよくわからない。買ってみたけど、いまいち使い方に自信がない。そんな方は、一度この記事を読むことをお勧めします。
カメラに一歩でも親しみを持っていただけたら幸いです。


 今流行りのミラーレスカメラとは? 

ミラーレスカメラは、デジタルカメラの一種で、反射鏡を使わずにレンズから入った光を直接撮像素子に取り込む方式のカメラです。従来の一眼レフカメラと比較して、コンパクトで軽量なボディーを実現し、レンズ交換ができる点や高画質な撮影ができる点で注目を集めています。

ミラーレスカメラは、レンズマウントが異なる機種同士でも、アダプターを使うことで他社のレンズを使うことができる場合があります。また、電子ビューファインダーを搭載する機種もあり、光学ファインダーとは異なる使い心地を提供しています。

ミラーレスカメラのメリットとしては、従来の一眼レフカメラに比べて軽量・コンパクトであること、高画質な撮影ができること、静音性が高く撮影時の音が気にならないことなどが挙げられます。また、動画撮影にも優れた機能を備えている機種もあるため、映像制作などにも利用されます。

ただし、ミラーレスカメラには、バッテリーの消費が早いこと、電子ビューファインダーの遅延がある場合があること、高価な機種が多いことなどのデメリットもあります。



以下にミラーレスカメラで撮影が上手くなるアイデア集をいくつかご紹介します

モードダイヤルの使い方を学ぶ ミラーレスカメラには、オートモード以外にもシャッタープライオリティー、絞り優先、マニュアルなどのモードがあります。これらのモードを理解して使いこなすことで、被写体に合わせた撮影ができるようになります。


オートフォーカスの使い方を学ぶ ミラーレスカメラのオートフォーカスは高性能で、様々なシーンで使いやすいものが多いです。オートフォーカスの使い方を学び、被写体に合わせたフォーカスポイントを選択することで、よりクリアな写真を撮影することができます。


レンズの種類を理解する ミラーレスカメラはレンズ交換式なので、レンズの種類によって表現力が大きく変わってきます。レンズの特徴や使い方を理解し、被写界深度やボケの表現などを使いこなすことで、より鮮明で美しい写真を撮影できるようになります。


ホワイトバランスを調整する ミラーレスカメラには、自動ホワイトバランス以外にも、日光、蛍光灯、白熱電球などのシーンモードがあります。被写体に合わせたホワイトバランスを選択することで、より自然な色彩の写真を撮影できます。


コンポジションを意識する 被写体を中心に撮影するだけではなく、視点や角度、フレーミングなどを工夫することで、より美しい写真を撮影できます。また、被写体の配置やバランスを考えることで、より引き立った写真を撮影できるようになります。

以上が、ミラーレスカメラで撮影が上手くなるアイデア集です。実際に撮影して、自分なりのスタイルや技術を身につけていくことが大切です。



ミラーレスカメラを選ぶ際に、以下の点に注意すると良いでしょう

サイズと重さ ミラーレスカメラは一般的に小型軽量であると言われていますが、ボディーやレンズの種類によっては大きく重たいものもあります。カメラを持ち歩く頻度や撮影の目的に合わせて、サイズや重さを考慮することが重要です。


センサーサイズ ミラーレスカメラには、APS-Cサイズやフルサイズなど、様々なセンサーサイズがあります。センサーサイズが大きいほど、画質が高くなる傾向があります。撮影する被写体や用途に合わせて、適切なセンサーサイズを選択することが重要です。


オートフォーカスの性能 ミラーレスカメラのオートフォーカスは高性能であると言われていますが、ボディーやレンズの種類によって性能に差がある場合があります。被写体によって必要なオートフォーカスの性能が異なるため、自分が撮影したい被写体に合わせたカメラを選ぶことが重要です。


操作性やカスタマイズ性 ミラーレスカメラは、ボディーやレンズによって機能や操作性が異なる場合があります。また、カスタマイズ性が高いモデルもあるため、自分の撮影スタイルや好みに合わせて、操作性やカスタマイズ性を重視することが大切です。


レンズのラインナップ ミラーレスカメラは、レンズ交換式であるため、使用できるレンズのラインナップが重要なポイントになります。自分が撮影したい被写体やシチュエーションに合わせたレンズが揃っているかどうかを確認することが大切です。

以上の点に注意して、自分に合ったミラーレスカメラを選ぶことが大切です。






三大メーカー、SONY・CANON・NIKON

以下に、SONY、Canon、Nikonのミラーレスカメラの特徴やセールスポイントを挙げます。


【SONY】

α7シリーズは、フルサイズセンサーを搭載し、高画質で撮影ができることが特徴的です。
α9シリーズは、スポーツや野鳥などの高速動体撮影に特化しており、高速・高精度なオートフォーカスを備えています。
α6600は、APS-Cセンサーを搭載し、高画質な静止画と高品質な動画が撮影できることが特徴です。
カメラ内手ぶれ補正が搭載されているため、手持ち撮影時のブレを抑えることができます。

【Canon】

EOS R5は、フルサイズセンサーを搭載し、高画質な静止画と高品質な動画が撮影できることが特徴です。
EOS R6は、高速・高精度なオートフォーカスを備え、動画撮影にも優れています。
EOS RPは、初心者から上級者まで使いやすく、カメラ自体も比較的軽量・コンパクトであることが特徴です。
RFマウントレンズには、高性能なズームレンズや明るい単焦点レンズが多数揃っています。

【Nikon】

Z7IIは、フルサイズセンサーを搭載し、高画質な静止画と高品質な動画が撮影できることが特徴です。
Z6IIは、高速・高精度なオートフォーカスを備え、動画撮影にも優れています。
Z50は、初心者から上級者まで使いやすく、カメラ自体も比較的軽量・コンパクトであることが特徴です。
Zマウントレンズには、高性能なズームレンズや明るい単焦点レンズが多数揃っています。

以上のように、各メーカーのミラーレスカメラにはそれぞれ特徴やセールスポイントがあります。自分が撮影したい被写体や用途に合わせて、適切なカメラを選ぶことが大切です。






カメラはどう使い始める?

カメラ初心者がいきなりマニュアル設定で撮影を始めることは可能ですが、撮影の基本的な知識がない場合はオート設定から始めることをお勧めします。

オート設定では、カメラが自動的に露出やピントなどを調整してくれるため、初心者でも比較的簡単に撮影を始めることができます。また、オート設定で撮影しながら、カメラの動作や設定を理解することもできます。

一方、マニュアル設定では、露出やピントなどの設定を自分で調整する必要があります。初心者にとっては難しい場合もあり、思ったように撮影ができなかったり、写真が暗かったり明るすぎたりすることもあります。ただし、マニュアル設定では、より正確な撮影が可能で、撮影により細かい調整が必要な場合には必須のスキルとなります。

つまり、初心者がどちらの設定から始めるかは、自分のペースや理解度に合わせて決めることが重要です。最初はオート設定から始め、少しずつマニュアル設定に挑戦することで、より良い写真を撮るためのスキルを身に付けていくことができます。


「ポートレート撮影を始めたい方」

ポートレート撮影に最適なレンズは、一般的に「85mm単焦点レンズ」と呼ばれる焦点距離85mmの単焦点レンズです。このレンズは、被写体の顔を美しく描写することができ、被写体と背景の距離感を自然に演出することができます。

以下は、初めてのミラーレスカメラ用のレンズとしておすすめのものです。SONY:FE 85mm F1.8
Canon:RF 85mm F2 Macro IS STM
Nikon:NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

これらのレンズは、比較的手ごろな価格帯で購入できるため、初心者の方にもおすすめです。また、広角から望遠までの焦点距離をカバーする「標準ズームレンズ」や、「単焦点レンズ」のセットを購入することもできます。これらのレンズは、被写体の撮影に限らず、風景や料理、動物など様々な被写体の撮影にも対応できます。







「大三元と小三元」

大三元と小三元は、カメラのレンズ構成に関する概念で、主に交換レンズの分類に用いられます。

大三元とは、広角から標準、望遠までの焦点距離をカバーするレンズ群を指します。大三元には、以下の3本のレンズが含まれます。

広角ズームレンズ:焦点距離が16〜35mm程度のレンズ
標準ズームレンズ:焦点距離が24〜70mm程度のレンズ
望遠ズームレンズ:焦点距離が70〜200mm程度のレンズ


これらのレンズは、被写体の撮影に幅広く対応できるため、一般的に初心者から上級者まで、あらゆるレベルのカメラユーザーに人気があります。

一方、小三元とは、単焦点レンズを中心に構成されるレンズ群を指します。小三元には、以下の3本のレンズが含まれます。

35mm単焦点レンズ:焦点距離が35mmの単焦点レンズ
50mm単焦点レンズ:焦点距離が50mmの単焦点レンズ
85mm単焦点レンズ:焦点距離が85mmの単焦点レンズ


小三元は、広角や望遠よりも特定の焦点距離に特化したレンズが中心となっています。特に、50mm単焦点レンズは、被写体の自然な印象を残しながら、被写体と背景の距離感を表現できるため、人物写真や風景写真など、様々なシーンで利用されます。



「なぜキットレンズはイマイチなのか?」

プロや経験者がキットレンズをあまり薦めない理由には、以下のようなものがあります。

光学性能が劣る場合がある キットレンズは、カメラとセットで販売される標準レンズであり、比較的低価格なものが多いため、光学性能が高くない場合があります。特に、明るい絞り値(F値が小さい)や広い焦点距離域をカバーする高性能なレンズは、値段が高くなる傾向があります。


ビルドクオリティが低い場合がある キットレンズは、カメラ本体と同梱されたレンズであるため、ビルドクオリティ(耐久性や操作性)が高くない場合があります。特に、レンズマウントの素材や部品の質が低い場合、レンズ交換時の磨耗や故障のリスクが高くなります。


高級なレンズと比較すると、機能が制限されている場合がある キットレンズは、カメラとセットで販売される標準レンズであるため、高級なレンズと比較して、機能や特徴が制限されている場合があります。例えば、手ぶれ補正機能や防塵防滴機能が搭載されていない場合が多いため、悪天候下や暗所での撮影には不向きであることがあります。

以上のような理由から、プロや経験者は、キットレンズよりも高級なレンズを選ぶ傾向があります。ただし、キットレンズでも十分に高品質なものもありますし、撮影の目的やスタイルによっては、十分に満足できる性能を持ったキットレンズが選択肢として有効であることもあります。


「絞りの重要性とは」

撮影経験者がF値の変わらないレンズを好む理由は、F値の変わるレンズに比べて光学性能や操作性が優れているためです。一方で、F値が変わるレンズにも利点があり、使用する撮影シーンによっては必要となることがあります。

F値が変わるレンズの欠点としては、以下のようなものがあります。

明るさが不安定であること F値が変わるレンズは、ズームレンズや変倍レンズなどが該当します。焦点距離を変更すると、F値も変化するため、明るさが不安定になることがあります。これにより、露出の調整が必要となる場合があります。


光学性能が低下すること F値が変わるレンズは、光学系に多数のレンズ群を持つため、光学性能が低下する傾向があります。また、レンズの構造が複雑になるため、製造コストが高くなり、価格が高くなることがあります。


操作性が劣ること F値が変わるレンズは、焦点距離とともにF値も変化するため、露出の調整が必要となる場合があります。また、F値が小さくなる場合には、ボケが強くなるため、被写体の位置や撮影距離によっては、ピント合わせが難しくなることがあります。

ただし、F値が変わるレンズにも利点があります。例えば、ズームレンズは焦点距離を変更することができるため、広角から望遠まで幅広い撮影シーンに対応することができます。また、変倍レンズは、特定の焦点距離に合わせて設計されているため、光学性能が高く、撮影に適した性能を持っています。

つまり、F値が変わるレンズには利点と欠点があります。使用する撮影シーンや目的に合わせて、適切なレンズを選ぶことが重要です。



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