カメラ対決：コンデジ編

サムズアップ・アメリカ！
SONY vs Panasonic

今回は先日購入したパナソニックのコンパクト・デジカメ Panasonic TZ70の試写レポートです。このカメラと、これまで約２年半使ってきたソニーのコンデジ HX99との比較で、どのような違いがでるのか検証してみました。

いずれもできるだけ同じ条件下で撮ろうと思ったのですが、まずはそれぞれのカメラの特性を知ろうという事で、今回はすべてオートでJpeg撮って出しという事にしました。

Lumix TZ70　1/250 sec. f値/3.3、ISO80

SONY HX99　1/320 sec. f値3.5　ISO80

この一枚目にソニーとパナソニックという家電系カメラメーカーの特色が出ているのではないでしょうか。パナソニックの方はコントラスト抑えめで細部まで再現しようとするあまり、白飛びがちな部分が出てしまっています。

ソニーのほうはややこってり目の色乗りで、絵画調ながら見た目に近い印象を受けます。

こちらははじめの写真と同じ位置から最大ズーム７２０ｍｍ相当で撮ったものです。驚異の超望遠で、肉眼では判別できないトンネル直前のレールの描写を狙ってみました。上がパナソニックTZ90で、ソニーよりもしっかりレールの細部が映っています。いずれも手持ちのためさすがにすこし手ブレしていますが、３０倍、７２０㎜という超望遠倍率を勘案すると驚異的な作画性能と言えるでしょう。

次は花の近接撮影です。この写真もメーカーの特徴というか、色再現の狙いの相違がよく出ていると思います。上のパナソニックはふわっとソフトな色調で背景ボケも柔らかめに仕上がっています。対するソニーの方は、しっかりとした色調で、被写体の再現以上の強調感もあります。どちらが好みかは人それぞれでしょう。

ただ逆光気味のところで撮ってみると、色調は逆転することもありました。上がその例です。樹木の背後に太陽があるのですが、若干暗めの被写体を中心に据えると上の作例のパナソニックはコントラストが高めとなり、メリハリが出てきます。ソニーの方はどちらかというと、見た目に近い写りとなっています。この辺りも好みの分かれるところで、やはりオート任せにするより、自分で絞りを変えたり、ISO調整した方が、より納得のいく写真になるでしょう。

もろに逆光で植物などを撮るとこうなります。下のソニーの方が抜けがよく、緑に透明感と赤っぽい実の周りの産毛みたいな植物繊維がいい感じで浮き上がってきました。これは一眼レンズでも狙って撮らないと、思い通りにはできない質感です。ただしコンデジなりのゴーストはしっかり出てしまいます。対してパナソニックの写真は全体に光がかぶっていて、もやがかかったような印象。写真上半分は光に押し切られた感じになってしまいました。

夜間の撮影はどうでしょうか？

Panasonic 1/15sec  f3.3  ISO1600

SONY  1/13  f3.5  ISO1600
 

拡大するとさすがに両方とも全体に粒状感たっぷりのノイズが出ているのですが。このブログをパソコンで見る程度ではまったく気になりません。色調はどちらかというと上のパナソニックの方がデジタルっぽい印象で、絵として淡白な印象を受けます。ソニーの方は、この暗さでかなり頑張って彩度を上げてくれていると感じました。

Panasonic TZ70

SONY HX99

さらに別の夜間撮影です。

同じ場所からの広角端と望遠寄りの写真です。こちらもパナソニックは明度を引き上げているのですが、全体にくすんだ色合いとなっています。ソニーのほうは暗いなりにも現場の光源をよく拾ってバランスよく表現しているように見受けられます。

もう少しわかりやすい写真でと思い、曇天下で撮った自動車です。

Panasonic TZ70

これだと優劣はつけがたいほど写真自体の解像度は拮抗しています。色再現に関しては、わずかにパナソニックの方が、実物に近いと感じました。

こうやって見ていくと、Panasonic TZ70のほうは、どちらかというとオート設定の場合、実物よりも被写体をよく見せようという、どこかに引っ張っていこうとするような意図を感じたりします。ときにはあまり無理しすぎて、人工的ないわゆるデジタルっぽい写真が出てくるようです。対してソニーのほうは再現色重視というか、見たままの印象をいい感じでろ過しているような印象を感じました。

ソニー単体で撮っていた頃には気づかなかった、こういったカメラ固有の特性というものが、今回改めて浮き彫りになったような気がします。

新しく買ったばかりのパナソニックTZ70ですが、オートに関してはちょっとイマイチな描写が散見されました。決して破綻した写真というわけではないのですが、色乗りや、ISOオートでの反応は私の意図とは少し違うなと感じます。

もちろんこれだけでカメラの優劣を判断することはないので、これからもっと本格的に使い込んで、意に沿う写真が撮れるのかどうか、確かめていきたいと思います。

ではもう少し、撮り較べた写真がありますので、そちらをご覧いただければ幸いです。

Panasonic TZ70

SONY HX99





Panasonic TZ70

SONY HX99

Panasonic TZ70

SONY  HX99

便利なカメラ：Lumix TZ90

サムズアップ・アメリカ！

万能カメラが欲しかった

とにかく日常いつでもどこでもさっと出してパッと撮れるカメラを求めていました。

そんなのスマホでいいじゃん、という方もおられるでしょう。
私の場合はちょっと条件というか、こだわりがあって、現状のスマホカメラでは要求を満たせないのです。

それは何かというと、

１　最低8倍以上の光学ズームで遠くのものをグッと引き寄せたい。

２　鳥や昆虫、その他、動きのある動物を高速連写したい。

３　ファインダーで被写体を捉え、構図を決めたい。

４　絞りやシャッタースピードを直感的に操作したい。

などです。

以上に加え、携帯性に優れ、最低限のマニュアル操作が瞬時に行えるカメラが私の理想です。さらに今回購入したLumix TZ90には、ガジェット好きの遊び心をくすぐるさなざまな機能が満載されていて、これ一台でいろんな撮影が楽しめるのです。

＊パナソニックのルミックス・シリーズは日本と欧米で機種の名称が異なります。私がアメリカで購入したDC-ZS70は日本でのTZ90に当たります。本項では混乱を避けるため、呼称をTZ90で統一しました。

５分でわかるPanasonic TZ90

パナソニック TZ90 / ZS70は、前作よりもわずかに大きいボディですが、そのスペースを電子ビューファインダー、チルト式タッチスクリーン、4K動画、4Kフォト、ポストフォーカスとフォーカススタッキングモード、高速AFなどの多くの洗練された機能で満たしています。

堅牢で考え抜かれた造りになっており、センサーの大きさの割には画質も優れています。

TZ90 / ZS70は、機能が豊富で使い勝手が良いので、トラベルズームとしての立場を超えて、本格的に写真を撮りたいと考えているスマートフォンユーザーのステップアップ・カメラとして十分に活躍できると思います。

24～720mm相当の焦点距離で光学30倍ズームを実現し、1/2.3インチの2030万画素センサーを搭載したスーパーズーム機です。

4K動画にも対応。TZ90は、3840×2160のQFHD 4K動画を最大30pのフレームレートで撮影できるほか、フルHDで120fpsまたは100fpsで撮影してスローモーション動画を撮れます。

「4Kフォト」技術も搭載され、30fpsの4K動画を短時間で撮影し、そこから8メガピクセルの静止画を抽出することができます。

パナソニックのレンズ交換式カメラLUMIX Gの多くがそうであるように、レンズ固定式のTZ90にもポストフォーカス技術が搭載されており、撮影後に画像の焦点位置を変更できます。複数枚の画像を合成して被写界深度を変えることができる「フォーカススタッキング」機能も搭載。

長い焦点距離での映像を安定させるために、傾き補正と5軸手振れ補正があります。新しい4Kライブクロッピング機能では、撮影終了後に映像を少しずつ切り取って、パンや構図の調整を行うことができます。また、目立たないように撮影したいときに便利なサイレント撮影モードも搭載しています。

TZ90には、チルト式3インチ1040Kドット液晶タッチパネル＆ビューファインダー、49エリアAFシステム、10コマ/秒（AF-Cモード時は5コマ/秒）の連写、1/16,000秒（電子シャッター時）の高速シャッター、タイムラプスモードに加え、先代のZS60/TZ80に搭載されていたフルマニュアル操作とRAWファイル（カメラ内で処理可能）の撮影機能が追加されています。

3インチ1040万ドットのチルト式液晶タッチパネルを180度反転させると、「自撮りモード」に切り替わります。

また、TZ90には0.2インチ、1166kドットの電子ビューファインダーが搭載されており、アイセンサーによりEVFを目に近づけると自動的に切り替わります。

同社の処理エンジン「Venus」を採用し、ネイティブISOは80～3200、最大ISO6400まで拡張可能です。

また、TZ90は、DFD（Depth From Defocus）技術により、0.1秒のAFスピードを実現しています。AFシステムはフレーム全体に49点を配置しており、暗い状況でフォーカスをロックするための新しいローライトAFモードも追加されています。

基本的に、スペック的にはひと昔前のデジタル一眼入門機を凌駕しています。センサーサイズの小ささもデジタル処理の発達でかなりカバーされてると言えます。

構造と操作性

箱から出してすぐに、パナソニックTZ90は頑丈なキットであるという印象を受けます。プラスチックではありますが、基本的な堅牢性は担保されています。

サイズは以前のバージョンよりも少し厚く、ポケットに入りにくくなっていますあと５ミリ薄ければ文句無しでした。でも長く使えるカメラです。

ボディは金属と硬質プラスチックで構成されており、前面には質感のあるラバーグリップ、背面にはラバーサムグリップが付いています。

背面には、ビューファインダー、Fn4ボタンにもなるLVFボタン、4Kフォトモードのダイレクトコントロール、再生ボタンとポストフォーカスボタン（Fn1とFn2にもなる）、フラッシュ、露出補正、ドライブモード、フォーカスモードを設定できる4ウェイコントローラーのスクロールホイールがあります。十字キーの下には、ゴミ箱ボタンとDISPボタンがあります。右側面にはHDMI端子、カメラ下部にはバッテリーとmicroSDカードの収納スペースを設けています。
またレンズの周りにフォーカスリングがあるのが嬉しいポイントです。

タッチスクリーンは反応が良く、同様に頑丈です。全般にデザインに細心の注意を払っていると感じられるプレミアムコンパクトカメラです。


前モデルよりもサイズが大きくなったにもかかわらず、ジャケットやアウターのポケットに入るサイズです。サッと取り出して、電源ボタンを押し、指一本で撮りたい構図にズームインし、タッチパネルでフォーカスポイントを押してピントを合わせる。これが実にスマートでかっこいいのです。レンズキャップをいちいち取り外したり、フードをつけたりの手間が省け、その分シャッターチャンスが稼げるのです。

性能

TZ90の画質はテスト段階ですが、今のところほぼ満足しています。総合力で言えば、私が使ってきたこれまでのコンデジの中でおそらく最高の点をつけることができるでしょう。

クローズアップやポートレートを撮影するとそれがよくわかるのですが、特に評価したのは空のディテールを拾うことでした。これまで使ってきたコンパクトカメラは、曇り空を撮影すると真っ白になってしまうものが多かったのです。しかしTZ90はダイナミックレンジが広く、濃いグレーの空の色調変化を拾ってくれるので、見たままを再現してくれます。

全体的に、露出は正確です。明るい俯瞰的な太陽光の下でも、ハイライトがしっかりと維持されています。色彩も豊かで鮮やかです。コンデジにもかかわらずRAWでも撮れるので、撮影後Photoshopなどで軽く処理すると、ほとんどAPS-Cレベルの写真に仕上げることができます。

低照度下でのノイズもよく処理されています。ISO3200くらいで撮影し始めると、画像を拡大したときに細かい部分の乱れが気になるのは想定内。コンデジセンサーとしてはよく頑張っている方です。暗い場面で撮ることは少ないので、気になりません。

AFシステムは高速で反応が良いです。光量の少ない場所でもコントラストの強い部分をうまく捉え、追尾モードでは被写体にロックオンし、被写体や自分の動きに合わせて確実に追尾してくれます。

電子ビューファインダーは小さく解像度も低いのでオマケと考えても良い程度ですが、あると助かる場面も必ず出てきます。


総合評価

これまでの機種で少しずつ改善されてきたことを基に、完全なパッケージとして提供されています。旅行用のコンパクトカメラとしては、おそらく市場で最高のスペックを備えており、これ以上を望むなら１インチセンサーで値段が倍以上もする高級コンデジということになるでしょう。

むしろ、パナソニックのTZ90は、旅行用カメラの枠を超えて検討すべきだと思うほどです。
何よりも重要なのは、美しい画像が得られることです。TZ90は暗所を除き、ほとんどの場面で信頼できる高品質のカメラです。

以前は私も、一眼レフのNikon D500やCanon EOS Kissシリーズなどで気合を入れて撮影に臨んだものですが、徐々に野外に持ち出す回数が減ってきました。どうしてもカメラ＋レンズの容積の大きさ、重さが負担になって、持ち歩くのが億劫になってきたのです。

加えて撮った写真を大きく引き伸ばしてプリントすることも激減していたので、画質などにそれほど神経を使わなくなってきておりました。

カメラは時代とともに移り変わります。フィルムからデジタルへ。そしてレフ機からミラーレスへ。スマホ撮影全盛の現代において、最良のカメラとはなんぞや、と自問するときに、一つの答えとしては、圧倒的な写真機としての高性能を誇るフルサイズ・ミラーレスへの移行です。現在その流れで、カメラのトレンドもそちらへ急速にシフト中です。

もう一方の考えとしては、高性能な高級コンデジをメイン機にし、一眼などは必要時のみにする、みたいな方向性です。

色々考え方はあると思いますが、人それぞれでカメラの用途も違うので、一概にこれが正解というものはありません。ある人は鉄道写真を念頭にカメラやレンズを選ぶし、子供の成長記録としてカメラを使うという人もいます。かたや大自然の風景を専門に、かたやスポーツ写真を中心に、いやポートレートに専念したい、など、撮影への志向は百人十色です。

私も今後のカメラ揃えは暗中模索ですが、今回Lumix TZ90を迎えたことで、新たな段階に入りました。

道具としてのカメラへの興味はどこまで行っても尽きませんね。

今だからコンデジ購入：Lumix TZ90

サムズアップ・アメリカ！
カメラを買うタイミング

久々にカメラを購入しました。今注目のフルサイズ・ミラーレスではなく、コンパクトデジカメ。パナソニックから出ているLumix TZ90です。近頃発表されたGH5 Mark IIじゃありません。

ええ、なんだそりゃ、と思われる方もおられるでしょうが、理由があります。

最近YouTuberで写真家の西田航さんがコンデジに興味が湧き、コンデジ数台で作品作りに挑んでいるという動画をアップされていました。結構な反響があったそうです。日頃、Canon使いでハイエンドのRシリーズを臆面もなく支持されている西田氏がいきなりコンデジ？と当惑を覚えました。説明によると、西田氏が最近見に行った森山大道写真展で、あのストリートフォトの巨匠がニコンのクールピクスを使っていると知り、興味をもったとおっしゃるのです。

森山大道さんといえばモノクロ写真の強烈なインパクトで世界的に知られるカメラマン。あの巨匠がコンデジで作品を作っていることはどっかで聞いていましたが、てっきりリコーGRユーザーかと思っていました。しかしその写真展で森山氏の使用カメラがクールピクスと紹介されいてい多層で、私も「え？」と驚いたのです。

それが、しかもなんとCoolpix S7000。初心者向けのもう6年前に発売された旧機種です。とはいえCoolpixを使った人ならわかるでしょうが、起動が早いカメラです。ストリートフォトで要求される速射性の条件は十分満たされるカメラなのです。でも肝心の画質はRicoh GRのようには行かないはず。プロの写真家はどのようにコンデジの写真を作品にまで昇華させていくのでしょうか。

私はそこに強い興味を覚えたのです。

今やカメラ業界全体がスマホカメラに推されて縮小する中、圧倒的な高画質、高性能で差の出るフルサイズミラーレスしか生き残る道はない、ような風潮の中で、コンデジが蘇るなんてことはあり得るのでしょうか。

今回知ったお二方のプロカメラマンの今後のご活躍が気になります。

もちろんコンデジを扱う方は森山大道氏、西田航氏だけではありません。異色のカメラマン、大熊真春氏もリコーの一眼レフから現在はパナソニックのLumixに乗り換えています。

さらにNikonファンで知られるYouTuberマツチャンネルで、日頃ハイエンドのニコン機の素晴らしさを訴える氏も最近クールピクスの旧機種にハマっているとの動画をあげておられました。

こういう機運から見ても、コンデジはまだ死んでいないのだと感じています。確かに各カメラメーカーともここ１、２年コンデジは目立った新機種を出していません。唯一ソニーがZV-1をヒットさせましたがあれはVLOGに特化したもの。スチル中心の私には興味がありません。

この度私の購入したのはPanasonic Lumix TZ90。

これまた２０１７年発売のもので、後継機種TZ95も出ています。

この24mmから720mm、倍率30倍もの超望遠かつコンパクトというコンデジは他社からもまだ色々発売中です。その中でなぜ私がLumix TZ90を選んだのでしょうか。

まあ一言で言えば多機能ということです。

Lumix TZ90は発売から4年経った今でも最新のコンデジと比べ、それほど引けを取らない充実した機能が満載のカメラなのです。

まだ私は現在、現役のコンデジを２台持っているのですが、ともに瀕死の状態です。特にソニーのHX99は電気系統がイカれて、ダイアル捜査中に勝手に別の設定に飛んで行ったりします。モードによってはシャッターを切ると全く予期しないイラストタッチの写真になってしまい、もはやカメラの役割を果たさなくなってきています。（下記参照）

さらにフラッシュもあまり使わないのですが、ポップアップさせても全く光らなくなりました。

もう一台のキャノン・パワーショットSX260はレンズ面に複数の傷がつき曇りがち。なかなか焦点が定まらず、望遠端は見ていられないくらいぼんやりした写りとなってしまいました。

これらのカメラは常日頃、バッグに入れ、ほとんどどこへ行くにも持ち歩いていました。でももう限界です.

プロでもコンデジを使うと知ったこのタイミングでもう一度、日常使いのコンデジを買わねばと思った次第です。

では選んだLumix TZ90のどこが良いかということです。

１　とにかく広角から超望遠までをカバーしているところ。

２　チルト式モニターで素早く構えられる点。バリアングルより早く撮れるのです。

３　ファインダーがついていること。遠くのものを撮る際に顔に固定してブレを防げます。

４　４K写真が撮れること。

５　タッチスクリーン対応。操作が素早くできます。

６　毎秒１０コマ連写ができること。

などが主な理由です。

とにかくお散歩カメラとしての条件をしっかり満たしてくれているのが嬉野です。しかもコンパクト。欠点もあります。

動作はこのクラスのカメラの中でもちょっともっさりしていて、一瞬のシャッターチャンスにはやや弱いです。でもその分ものすごくいろんなことができる、遊べる多機能コンデジ。プロやハイアマチュアが真っ先に見向きもしなくなるタイプのやつですね（笑）

いいんです。私はこれが好きなんです。カメラでありながらガジェット感が半端ない。

というわけで、明日からちょくちょく試し撮りをして、どんなあんばいかをレポートできればと思っております。

アメリカ：６月のおすすめスポット

サムズアップ・アメリカ！
NY州北部の美しい町:Part1

ニューヨークといえば、産業の中心地であるマンハッタンを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、エンパイアステートの魅力は、そびえ立つ超高層ビルや鳴り響く地下鉄だけではありません。都会を抜け出して、手つかずの自然が残る田園地帯や、アメリカン・テイストあふれる地方都市を訪問してみませんか？　これらの街を満喫してこそ、ニューヨーク滞在の醍醐味が味わえるのではないでしょうか。

Skaneateles

オノンダガ郡のスカネアトレス湖畔に位置するこの村は、1年中自然の美しさをたたえています。魅力的な宿やB&B、個性的なレストランが並ぶ歴史的なダウンタウン地区など、誰もが楽しめる魅力的な街として、観光客に人気があります。

シラキュースの南西約23マイルに位置するスカネアトレス湖は、フィンガーレイクスの中で6番目に大きい湖です。イロコイ族の言葉で「長い湖」を意味するこの名前の通り、長さ16マイルの湖は3つの郡にまたがっています。実際、長さ16マイルの湖は、オナンダガ、カユーガ、コートランドの3つの郡にまたがっている。歴史的なスカネアトレス・ビレッジは独立戦争にまでさかのぼり、地元のショップ、レストラン、旅館、ベッド・アンド・ブレックファストがたくさんあります。きらきらと輝く透明な湖は、ボート遊びや釣りの人気スポットです。

最近スカネアトレス湖を訪れた私の知人は、この湖をお気に入りの場所とし、魅力的で歴史的な町を気に入り、食事も買い物も素晴らしいと言っていました。また、湖の穏やかできれいな「クリスタルクリア」な水についても、「人里離れた場所にあるが、訪れる価値は十分にある」とコメントしています。

この地域の歴史を知る方法として、Mid-Lakes Navigation社が提供するボートツアーを勧める人もいました。

夏は地元の人も観光客も湖に集まってくるので、地元のホテルや旅館、B&Bの宿泊料金はこの時期が一番高くなります。秋も人気のある季節ですが、秋と春の宿泊料金は控えめで、一泊平均100ドル前後です。また、湖の周辺には数多くの個人向けバケーションレンタルがあります。スカネアトレスについてもっと知りたい方は、町のウェブサイトをご覧ください。

Lake Placid

アディロンダック山脈に位置するレイクプラシッド村は、US News & World Report誌で「北米の忘れられたバケーションスポット6選」に選ばれました。美しい自然に囲まれたレイクプラシッドは、スノースキー、ハイカー、バイカーに常に人気があります。19世紀に設立されたこの村は、今でも小さな町の魅力を十分に残しています。

アイアンマン・レイクプラシッドなどのスポーツイベントや、ホリデイ・ビレッジ・ストロール・ウィークエンドなどのコミュニティ・フェスティバルなど、レイクプラシッド地域の多彩なイベントやアトラクションをお楽しみください。ウィルミントンにあるホワイトフェイス・マウンテンでは、東部最大の落差を誇るスキーを楽しみ、クラウン・ポイントやタイコンデロガ砦などの史跡では、ニューヨークの軍事史を知ることができます。

また、この地域には素晴らしいハイキングコースがあり、有名なアディロンダック・ハイピークスの多くがあります。アディロンダックの湖でボートや釣りをして、アディロンダックの伝統的な休暇を楽しんでみてはいかがでしょうか。


レイクプラシッドのスポーツ文化

レイクプラシッドは、1932年と1980年の冬季オリンピックの開催地として世界的に有名になりました。この2つの大イベントから数十年経った今でも、この地域はオリンピックの伝統を重んじ、新しい世代のアスリートたちのトレーニングの場となっています。スキージャンプ場、ヴァンホーベンバーグ山のボブスレー、メインストリートのアイススケート場など、いくつかのオリンピック会場を訪れることができます。

アディロンダックの夏は、ゴルフやロードバイクなどの新しいアウトドアアクティビティが楽しめます。レイクプラシッドのゴルフコースは、素晴らしい景色、難易度の高い地形、広々とした青々としたグリーンが自慢です。ウェストポートカントリークラブは、ゴルファーなら必ずプレイしたいコースです。サラナク湖ゴルフクラブは、村のすぐ近くにあり、広大なフェアウェイを有しています。風光明媚なロード・ハウ・バレーにあるタイコンデロガ・カントリークラブでは、ゴルフの腕前を試してみてはいかがでしょうか。

近くには、ウィルミントンのホワイトフェイスマウンテン地区があり、ハイピークスのマウンテンバイクコースは森や川床に沿って伸びています。また、シャンプレイン湖のバイクウェイは歴史的なコミュニティの中を通っています。


レイクプラシッドの芸術と文化

レイクプラシッド地域では、活気あるアートシーンを楽しむことができます。レイク・プラシッド・センター・フォー・ジ・アーツでのコンサートやギャラリーのオープニング、ウェストポートのデポ・シアターでの夜のひとときをお楽しみください。

7月から8月にかけて開催される無料コンサートシリーズ「Songs at Mirror Lake」をはじめ、年間を通してさまざまなアートイベントが開催されています。レイクプラシッドフィルムフェスティバルでは、メインストリートのパレスシアターで、無声映画やドキュメンタリーなど、さまざまなジャンルの映画が上映されます。近くにあるアッパージェイ・アートセンター（リカバリー・ラウンジ）では、ユニークなパフォーマンスやライブミュージック、イベントが行われています。この劇場は、昼間は椅子張り工場、夜はパフォーミングアートのスペースとして使われています。

Ithaca

有名なコーネル大学 と Ithaca College の両方を擁する Ithaca は、フィンガーレイクス地方中央部の多文化と知的財産の中心地です。多種多様なレストランや数々の芸術施設が、Ithacaの都会的な雰囲気を醸し出しています。また、カユーガ湖の南端に位置し、急峻な丘と滝に囲まれた環境は非常に美しいものです。

カユーガ湖のウォーターフロントにある緑豊かな公園、歴史あるスティームボート・ランディングでは、4月から12月までの週末と木曜日に85以上のベンダーが出店し、受賞歴のある屋根付きパビリオンには、新鮮な野菜、アート／クラフト、調理済み食品などが並んでいます。土曜日にはミュージシャンが出店し、賑やかな雰囲気に包まれます。木曜日のナイトマーケットでは、地元のビールメーカーや季節のイベント、家族で楽しめるアクティビティなどが紹介されています。天気がよければ、自転車やカヤックをレンタルして、マーケットまでの道のりを楽しめます。

農場収穫体験もオススメの一つ。インディアン・クリーク・ファームが一押しです。Ithacaのダウンタウンからわずか3分の距離にありながら、まるで別世界のようなこの農場は、旅の特別な思い出になります。一年中営業していますが、最も多くの作物を収穫できるのは夏と秋です。100種類以上の作物があり、新鮮な花、リンゴや桃、芽キャベツ、カボチャなどを家族で収穫することができます。敷地内を散策したり、ピクニックの準備をしたり、プレイグラウンドを走り回ったり、豪華な果樹園や風景を楽しむことができます。

アウトドア

Ithacaは、息を呑むような美しい滝や峡谷があることで知られています。10平方マイル内に150以上の滝があります。ハイキング、サイクリング、パドリング、水泳など、Ithaca市の至る所にある、無限に続くかのような小川や自然の滝に浸ることができます。近くの州立公園をハイキングするにしても、Ithacaのダウンタウンをぶらぶら歩くにしても、これらのゴージャスなスポットは見逃せません。

フィンガーレイクスの新鮮な水には飽き足らない？フィンガーレイクスの中で最も長いカユーガ湖では、たくさんのウォーターアクティビティとリラクゼーションが楽しめます。そこからさらに、コーネル植物園に行って大自然を満喫してください。入場無料のこの庭園は、4,300エーカー以上の広さがあり、手入れの行き届いた庭園です。散歩やピクニック、瞑想にも最適で、太陽の下で過ごすのに最適な場所です。

カルチャー

受賞歴のあるDowntown Ithaca Commonsは、4ブロックの歩行者専用のショッピングエリアで、100以上の地元のお店、ファーム・トゥ・テーブル・レストラン、ストリート・ベンダー、ストリート・エンターテイナーで溢れています。コーネル大学やイサカ・カレッジにも近く、年間を通して活気に満ちています。Ithaca Ale Houseでクラフトビールを飲んだり、秋のApple Harvest Festivalや冬のIthaca Ice Festなどの季節のイベントに参加したり、Waffle Frolicでグルメなワッフルを食べたり、アンティークショップやアートギャラリー、ブティックが立ち並ぶエリアで隠れた名品を探したり。

宿泊施設

Ithacaには、高級ホテル、居心地の良いB&B、旅館がたくさんあります。Ithacaのダウンタウンにある豪華なArgos Innはいかがでしょうか。歴史的な邸宅を改装したこの宿は、豪華でありながら居心地よく、洗練されて魅力的で、いたるところに見所があります。地元や有名なオリジナルアートのコレクション、おしゃれで斬新なBar Argos、ミュージシャンのライブや地元のフードトラックが並ぶ暖かい季節のパティオなど、この特別な施設は期待を裏切りません。

人里離れた場所にありながら、Ithacaから11マイルも離れた場所にあるJuniper Hill B&Bは、単に頭を休めるだけの場所ではなく、自然、アート、建築、そして歴史に満ちた体験を提供してくれます。共有スペースの焚き火のそばでくつろいだり、敷地内の庭園やギャラリーを楽しんだりできます。

またフィンガーレイクスの丘陵地帯、カユーガ湖とセネカ湖の間に位置する「Inn Btween Farm Bed & Breakfast」でもゆったりとした時間を過ごせます。

それはIthacaから10分ほどのところにある1848年築のギリシャ復興様式のファームハウスで、居心地の良い部屋と、農場で採れた卵や野菜、ジャム、グラノーラなどを使った手作りの朝食が楽しめます。

ハイキング、カヤック、池でのスイミング、サイクリング、スノーシュー、フレンドリーな農場の動物たちとの触れ合いなど、Ithacaを探索しながら静かに過ごすことができます。

Firelight Camps

なお、週末にグランピングをしてみたいという冒険心のある方には、Firelight Campsがお勧めです。IthacaにあるLa Tourelle Resort and Spaの敷地内に設置されたこの高さのあるスタイリッシュなプラットフォームテントは、ハードウッドの床、キングまたはクイーンベッド、サファリ風の家具を備えています。各テントにはプライベートバルコニーがあり、コーヒーを飲みながら朝の瞑想をしたり、本を読みながら午後を過ごしたり、カクテルを飲みながら夜の乾杯をしたりすることができます。近くのスパを楽しんだり、キャンプ場周辺の敷地や小道を散策したり、コーヒーやスモア、ピクニックをしながら新しい友達を作ったりすることができます。

本年オススメのアウトドア用品：その２

サムズアップ・アメリカ！

この春・夏オススメのアウトドア・グッズ２

テント編

ふと気がつくともう６月。いつの間にか、キャンプシーズンのピークがやってきています。ハイキングコースに行くのが好きな夏のキャンパーも、行ったことのない場所を探検したい春のジャンプスタートキャンパーも、それぞれに応じたキャンピング・ギアが欲しくなる時期です。食糧、衣類、ブーツ、そしてもちろん、あなたのニーズに合った最高のキャンプ用テントも必要ではありませんか。

キャンプ用テントは、旅の大きなウェイトを占めるものなので、慎重に選ばなければなりません。見た目がかっこいいとかで安直に選ぶと大変な後悔をするかもしれません。重要なのは、すべてのキャンプ用テントが同じように作られているわけではないということです。また、どのテントを購入するかは、あなたの旅の種類に直接影響するはずです。そこで今回は、自然の中で過ごすためのベストなキャンプテントを選んでみました。あくまでもこれは私の理想が詰まっていることをご理解のうえ、参考にしてみてください。



最適なキャンプ用テントを見つけるには

自分の冒険に最適なキャンプ用テントを探すには、多くのことを考慮する必要があります。季節、冒険のタイプ（バックパッキングかキャンプ場か）、使用する人数などを考慮する必要があります。もちろん、家族がいる場合は、1人用や2人用のキャンプ・テントでは対応できません。最低でも4人が快適に過ごせるテントを選びましょう。

サイズ以外にも、キャンプ用のテントには一般的に3つのタイプがあります。

3シーズン用、3または4シーズン用、4シーズン用の3種類があります。

3シーズンテントは、冷却性に優れ、軽量で、春、夏、秋にはシェルターの役割を果たし、メッシュの通気口で風を通しやすくします。3～4シーズンテントは、より頑丈で、大雨や大雪にも耐えられるように作られており、一般的な3シーズンテントよりも丈夫な素材を使用し、ポールの数も多くなっています。よりプロフェッショナルなアウトドア愛好家のために、グレードは5以上になります。

経験豊富なキャンパーであり、BackCountry.comのGearheadsのマネージャーでもあるMikell Bova氏は、アウトドアアドベンチャーに最適なキャンプ用テントを購入するための専門的なアドバイスをしてくれます。

氏曰く「考慮すべき最も重要な点は、重量、パッキング性、耐久性、そして内部空間です」とボバは言います。"私は、耐久性を高めるために、重量的に中間のバックパッキング・テントを選ぶ傾向があります。チェックリストは、自分が最も行うキャンプのスタイルに合わせるようにしましょう」

キャビンテントかドームテントか？

キャンプ用のテントには、大きく分けてキャビン型とドーム型の2つのスタイルがありますので、よく理解しておきましょう。キャビン型テントは、ピークポイントが高く、壁がほぼ垂直になっているため、動きやすいスペースが確保されています。キャンプ場でのキャンプに適しています。ドーム型テントは、嵐にも耐えられるようにポールが多く使われていますが、その分、居住空間が犠牲になっています。しかし、居住空間は犠牲になります。通常はパッキング可能で、バックパッキングに適しています。


キャビンテントとドームテントのどちらを選ぶかは、自分がどんなキャンプをしているかによります。


「カーキャンプの場合、私は森の中で贅沢な生活をしたいので、広々としたスペースを確保できるキャビンスタイルのテントが不可欠です」とBova氏は言います。「私が重視するのは、床面積の広さ、ピークハイト、設営のしやすさです。バックパッキングの場合は、重量が最大の関心事になります。すべてのものを背負わなければならないので、ドームテントのパッキング性に勝るものはありません。また、優れた前室があれば、靴やバックパックを濡らさずに済みますし、テント内の貴重なスペースを最大限に活用することができます。」

なるほど、かつて私もドーム型のテントを素早く設営するキャンパーを横目で見ながら、便利そうだなと垂涎の眼差しで見ていたものです。今年こそは、ドームタイプのテントで野営してみたいものです。



さて。
最高のキャンプ用テントを購入する際に注目すべきボーナス機能は、十分な通気性と複数のドアです。Bova氏の説明によると、2つの入り口があることで、テント内の換気ができ、屋根やテントに結露が溜まるのを防ぐことができます。さらに、2つ目のドアは、夜中に用を足す際に、静かに出入りすることができます。


専門家のアドバイスを受けながら、市場に出回っているさまざまなテントの選択肢の中から、ColemanやMarmotなどのテントブランドの中から、今年購入すべき最高のキャンプ用テントを選びました。防水性に優れたテントから、耐久性に優れた広々としたテントまで、これからの冒険を最大限に楽しむためのアウトドアマンのためのアイテムが揃っています。

いま注目のテントたち


ALPS Mountaineering Lynx Tent


- ドーム型テント
- 1人用
- 4ポンド、1オンス
- 3シーズン対応


ALPS Mountaineeringは、一人旅の理想的なキャンプパートナーです。なぜなら、シンプルであることが重要だからです。2本のアルミ製ポールに簡単に取り付けることができる自立式のデザインで、セットアップも簡単です。

扉と前室が1つずつしかなく、メッシュの壁で風を通すことで、夏の暑さを防ぎます。フライとフロアの縫い目には工場出荷時のシールが施されており、水の浸入を防ぐことができます（少なくともボトムからは）。

また、大きなジッパーと豊富な収納ポケットを備え、さらに専用のギアロフトには荷物を収納することができます。このキャンプ用テントの重量はわずか4.1ポンドで、脇に抱えたり、背中に背負ったりするのに十分な重さです。トレイルを走っていても、テントがあることに気づかないほどです。

一人旅では、シンプルで実用的であることが重要であり、アルプス・マウンテニアリングのリンクス・キャンピング・テントはそれを実現します。




Marmot Limelight Camping Tent



- ドーム型テント
- 2人用のテント
- 3シーズン対応
- 5ポンド、2オンス


シンプルな旅行を計画している方にはこれがオススメです。春、夏、秋の3シーズン対応のこのテントは、理想的な汎用テントと言えるでしょう。Marmot Limelight 2Pは、コンパクトに収納できるテントとしては驚くほどの広さを持っています。2人の人間が快適に過ごせるように最適化されており、少しだけ余裕があります。

耐久性に優れたポリエステル製のレインフライは、キャンプの夜をリラックスして過ごすために必要な風雨を防ぎ、強力なアルミニウム製のポールは、風が強くなってもテントが吹き飛ばされるのを防ぎます。

メッシュキャノピーは虫の侵入を防ぎ、涼しさを保ちます。また、色分けされたクリップとポールでセットアップも簡単です。さらに、大きなダブルドアとリアドアを備えているので、荷物を出し入れするときにお互いにぶつかることもありません。

私がキャンプ場で出会った複数のカップルがこれに酷似したテントを使用していました。今トレンドとしてかなり「来て」いるようです。、キャンプの旅でテントを使うのは二人の関係を深めるのにとても有効なんじゃないでしょうか。Marmot Limelight 2Pキャンプテントは、それを可能な限り楽しく、リラックスしたものにするための理想的な選択です、きっと。






Coleman Instant Cabin


- キャビンテント
- 4人用
- オールシーズン対応
- 9.81ポンド


子供2人や夫婦2人を連れてのキャンプでは、キャンプテントの設営はできるだけシンプルで効果的に行いたいものです。Coleman 4-Person Instant Cabinは、まさにその通りで、小さなキャビンを一瞬で設営できます。撤収も簡単で、折りたたんで拡張可能なキャリングバッグに入れればOKです。

あらかじめポールが取り付けられているので、広げて、伸ばして、固定して、テントを設営するだけです。所要時間は1分程度です。テント内には、クイーンサイズのエアベッドを置くのに十分なスペースがあり、収納用のポケットもたくさん付いています。

テントはポリエステルベースの二重の厚さの生地で作られており、風雨に耐えることができるので、少なくともキャンプに最適な3シーズンを過ごすことができます。ベンチレーション付きのレインフライは、雨を防ぎながら通気性を確保し、溶接されたフロアは、小雨が降ってきても濡れずに済みます。

家族連れでも、カップルでも、コールマンの4人用インスタントキャビンを使えば、素早く、確実に、安全にキャンプの準備ができます。




Big Agnes Big House 4 Deluxe Tent


- キャビンテント
- 4人用のテント
- 3シーズン対応
- 10ポンド、3オンス


家族が３、４人で広々とした空間を必要としているなら、もう他を探す必要はありません。この3シーズン、4人用のデラックステントは、完全に垂直な壁と長方形のフロアで、居住空間を最大限に活用します。まっすぐ伸びたな側壁の構造により、楽に背筋を伸ばすことができます。

キャンプ用テントには2つの大きなドアがあり、靴を収納するための広々とした前庭もあります。テントとドアに施されたメッシュパネルは、虫の侵入を防ぎ、空気の流れを良くします。家族の整理整頓のために、10個の内側のジッパーポケットがあり、すべてのキャンプガジェットから空間を断捨離することができます。

これだけの機能を備えていながら、10ポンド（約1.5kg）のキャリングバッグに十分に収まるサイズです。

Ozark Trail Cabin Tent

- キャビンスタイル
- オールシーズン
- 20人用
- 50ポンド


体育会系の合宿なんかに使えそうなのが、これ。このOzark Trailのキャンプ用テントにはびっくりです。驚くほど巨大でデザイン性の高いこのテントは、283平方フィートの広さがあり、最大20人が寝られるスペースを確保できる上、価格も安いです。

このテントは、家の延長と言っても良いようなものです。テント内に延長コードを通すことができるeポート、すべてのガジェットやギアを収納するための2つのギアハンモック、さらにはその他の持ち物を収納するための豊富な内ポケットがあります。

20人全員が1つのテントにいても、プライバシーは十分に確保されています。取り外し可能な3つのルームディバイダーと、テント内のエリアを分ける3つのドアがあり、まさに4つの部屋を持つキャビンとなっています。暑くて窮屈になる心配はありません。合計8つのメッシュウィンドウがあり、風が入ります。

設営は、簡単なガイロープと事前に取り付けられたコーナーモールドを使って行うので、巨大なテントの設営と撤収が非常に簡単です。撤収時には50ポンド以上の重さになるので、誰が担いで行くのかで喧嘩になるかもしれませんね（笑）

まとめ

というわけで、今流行っているであろうテントを見てきました。今年はまだ日帰りキャンプしか行っていないのですが、車で１５分程度のところに大キャンプ場があるので、また機会があればテントの下見に行きたいと思っています。

またキャンプグッズを売っている、量販店では今が買い時のセールなどを頻繁に行なっています。ご紹介したテントがあるかどうかぜひチェックしてみてください。

今年のアウトドアおすすめアイテム

サムズアップ・アメリカ！
今年、注目すべきアウトドアギア：その１

野外を探訪するのに最高の季節がやってきました。今まで家に閉じこもりがちだった人は、この機会にワイルドライフにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

そんな時、野外活動のお供に、役立つ身の回り品があれば旅はなお楽しいものとなります。

ここでは2021年に期待されるアウトドアギア業界の新たなトレンドを交えて、どのような装備で出かけると、より良い旅になるのかを前提に、いくつかのグッズ、ギアをセレクトしてみました、今回はそのパート１です。

アウトドア・ウェア

アウトドアの世界で常にトップを走り続けるブランドといえばパタゴニアでしょう。

パタゴニアは新しいシーズンに合わせて、暖かい季節のコレクションを発表しています。パタゴニアの場合、それは軽量シェル、メリノTシャツ、ハイキングに最適なデイパックやパンツなどを意味します。

昨年の自転車、キャンプ用品、カヤック、バックカントリーやノルディックスキー用品の品薄状態から教訓を得たとすれば、これらの商品は暑いうちに手に入れるべきだということです。その精神に則り、ここではパタゴニアの最新かつ最高のギアを、出来立ての状態でご紹介します。

R1 Air.

パタゴニアは最も人気のあるフリースをアップグレードしました。

パタゴニアはクラシックなシンチラのプルオーバーフリースでよく知られていますが、テクニカルなR1はアドベンチャーに適しており、素晴らしいアップグレードがなされています。

パタゴニアの定番プルオーバー・シンチラ・フリースは誰もが知っています。何十年も前にマルデン・ミルズ社（現在のポーラテック社）と組んでフリースを発明したのが始まりですから、その長い歴史も納得できます。

パタゴニアのよりテクニカルなR1フリースを知る人はそれほど多くありませんが、知っている人は、このフリースが大自然がもたらすどんな状況でも力を発揮する多目的ウェアであることを知っています。そのR1がアップグレードされることになりました。

R1の新バージョンは、「R1 Air」と呼ばれています。オリジナルと同様に、軽量で濡れても暖かいのが特徴です。見た目もほとんど変わりませんが、生地にジグザグ模様が織り込まれているのが特徴です。このパターンは、「R1 Air」の差別化に欠かせないものです。この構造と、使用されている中空コア糸の特性により、この新しいフリースは通気性が大幅に向上しています。

おまけに、R1 Airのユニークな構造のおかげで、オリジナルのフリースよりも格段に快適になっています。R1 Airは、ハイキングやキャンプ、旅行には適していますが、家でくつろぐのにはあまり適していません。この違いにより、R1 Airは2つのタイプのフリースを着る人の間の架け橋となり、ハードコアな人にもカジュアルな人にも支持されています。

現在、R1 Airには、クォータージッププルオーバー（119ドル）とクルーネック（99ドル）の2種類があります。

ハイキングシューズ

いくつかの用途では、ハイキングシューズはハイキングブーツよりも優れた選択肢となりますが、自分のニーズに合ったものを選ぶのは簡単なことではありません。あなたの足に理想的な靴があれば良いのですが、

Salomon X Ultra 4 GTX

（サロモン X ウルトラ 4 GTX ハイキングシューズ）

このシューズは、様々な路面での高性能が求められる険しい地形のために特別に作られています。AVD-Cシャーシを採用したことで、ロートップのハイカーとしてはトップクラスのサポート力を誇り、SensiFitテクノロジーとQuicklaceレーシングシステムの組み合わせにより、シューズが足にフィットするようになっています。

また、SensiFitテクノロジーとクイックレースシステムの組み合わせにより、足にフィットしやすく設計されています。靴紐を締めたり外したりすることで、素早く着脱でき、侵入してきた土砂を素早く振り払うのにも便利で、テントに出入りする際にも便利です。

また、アウトソールに施された深いラグのおかげで、自信を持ってフットワークを行うことができ、ゴアテックスメンブレンによる確かな防水性がハイキングの快適さに大きな違いをもたらしてくれることも高評価ポイント。

これらの特性にもかかわらず、X Ultra 4 GTXがわずか1.75ポンドという低重量であることは驚くべきことです。定評のあるクラシックシューズの新しいバージョンでは、1足あたり4分の1ポンド近くも軽量化されています。さらに、価格も他のモデルに比べて抑えられています。

 

スリーピングパッド

野外で一泊以上する旅にあると便利なのがスリーピングパッドです。ゴツゴツした岩場などでは寝袋だけでは快適に休めません。スリーピングパッドは本来そうした時のために、寝袋の下に敷くものですが、用途はそれだけではありません。素材やタイプにもよりますが、寒冷地では寒さから守ってくれますし、水に浮いて水上マットになるものもあります。単に山登りやハイキングで疲れた体を休ませるために、どこでも寝転がれるのも便利です。

Sea to SummitのEther Light XT Insulated

横向きで寝る人や夜中に動き回る人には、Sea to SummitのEther Light XT Insulatedがお勧めです。地面から4インチのクッション性を持つEtherは、厚いスリーピングパッドですが、重量は手頃です。特筆すべき点としては、しっかりとしたパッド付きのエアースプラングセル、夏やショルダーシーズンのバックパッキング旅行に十分な3.2のR値（華氏20度半ばの夜でも大丈夫でした）、素早く簡単に膨らませることができるデュアルポンプ/スタフサックなどが挙げられます。Etherは、市場で最も贅沢なパッドの1つです。

確かに、仰向けで寝ることが多い人や小柄な人など、多くのバックパッカーにとっては、これほど厚いパッドは必要ありません。

Sea to Summitが提供する追加のクッション性は、かなりの価格上昇を伴い、180ドルのEtherはこのクラスで最も高価なパッドのひとつとなっています。20ドル安い価格では、Big AgnesのQ-Core Deluxeがあり、こちらは3.5インチのクッション性と4.3の高いR値を備えています。しかし、結局のところ、体と地面の間にできるだけ多くのスペースを確保したいサイドスリーパーにとっては、Etherは勝るとも劣らない製品です。快適な旅を追求するなら本品がおすすめです。

以上、2021年のアウトドアギア業界のトレンド・パート１をご紹介しました。

次回に続きます。

おすすめのアメリカ・レストラン

サムズアップ・アメリカ！

ここで食べたい！：おすすめはApplebee's

ニューヨーク州周辺もようやくレストランが正常に戻ってきました。

一年以上にわたり、閉鎖や野外限定でしたが、今やたくさんのレストランが、人数制限はあるものの、店内でもいただけるようになってきました。

今回はこうした中で、今いちばん行きたいアメリカのフランチャイズ・レストランに焦点を当ててみました。

人々の耳目がミシュランの星付きレストランに集まっても、私たち庶民にとって、お財布に優しいフランチャイズ・レストランは欠かせないものです。ちょっと夕食作りに行き詰まった時、久々に会った人と気軽い入れる大衆的なレストランは、日々の生活の中の「食」のオアシスです。

中でもApplebee'sは私のお気に入りベスト１０に必ず入れておきたい、お気に入り、かつおすすめのレストランです。

全米５０州に１６００あまりの店舗を展開する大型フランチャイズ・レストランのApplebee'sを知らないアメリカ人はおらず、市民の憩いの場として、定着しています。

Applebee'sで嬉しいのは、2 for $20のメニューサービスです。前菜2品とフルサイズの前菜1品を選んで、トータルたったの20ドルでたっぷり料理が楽しめます。

ではどんなメニューがあるのでしょうか。

まずはアペタイザーから。

Applebee'sは前菜が豊富なことでも知られています。近所の小規模レストランやカフェでは大っぴらにApplebee'sから取り寄せた前菜がメニューに加えられていたりします。

あまり多いので迷ってしまいますが、初めての方には以下がおすすめです。

（前菜のメニューは20種類もあり、それにはコンボも含まれています。）

Spinach and Artichoke dip

ほうれん草とアーティチョークのディップは、ベジタリアン向けのメニューで肉を使わない前菜なので、カロリーを気にする方にはおすすめです。
ミートレスのメニューを提供するレストランは、どこも違った工夫をしているので食べ比べるのも一興です。
Applebee'sのディップは、たっぷりのホワイトコーン•トルティーヤチップスとハウスサルサが添えられています。



onion rings

バター風味の効いたパン粉のパリパリ感とディップソースの美味しさも高評価です。

オニオンリングはフライドポテトに飽きた人に、究極のシェアアペタイザーであると確信しています。ここのはその期待を裏切りません。玉ねぎの中は完璧に火が通っていて、ほんのりとした甘みがあります。

皿の上には、揚げたての黄金色のリングが山のように積まれます。揚げたてのリングは熱々で、相性抜群のハニー・バーベキュー・ソースでパリパリ召し上がってください。



Neighborhood Nachos Chicken

ビーフののナチョスもあるのですが、前菜としてチキンの方が味がしっかりしていて、口当たりがいいです。ハラペーニョとピコデガロのスパイスが効いていて、チキンの味を引き立てています。

Mozzarella sticks

モッツァレラチーズは、チーズとパンの比率が絶妙で納得。
Applebee'sは数十年前からモッツァレラスティックを提供しており、これ食べたさにこの店を選ぶ人もいるくらい人気があります。
軽く味付けされたパン粉に包まれたとろけるようなチーズが、モッツァレラを主役にしています。これに自家製のマリナーラを合わせれば、イタリアの伝統的な味を堪能できる逸品となるでしょう。他のモッツァレラ・スティックとは異なり、冷凍チーズのような食感ではありません。

余談ですが、私は完璧なモッツァレラ・スティックの基準を知りました。片方の端を持って、もう片方の端が真っ直ぐに立っていれば、それは完璧に調理されたお菓子です。これまでに何度も、触っただけで崩れてしまうような、うっすらとしたモッツァレラスティックを出されたことがあります。Applebee'sではそんなことはありません。Applebee'sのモッツァレラスティックは、私が注文するたびに完璧です。チーズがパン粉からはみ出すこともなく、パン粉は私のテストを簡単にクリアできるように完璧にカリッと焼かれています。

この店には他にも個性的なアペタイザーがたくさんあるので、きっとお好みの一品が見つかると思います。


前菜が終わったらいよいよ本番です。
Applebee'sのメニューの中で一番のおすすめは、なんといっても

Honey BBQ Boneless Wingsです。

Applebee'sの骨なし手羽先は、初心者にはチキンナゲットのように見えるかもしれませんが、それ以上の価値があります。ハニーバーベキューソースをかけて食べると、どこよりもおいしい手羽先になります。ハニーバーベキューソースを上からかける店もあれば、手羽先をソースに絡める店もあります。後者の方が甘くてピリッとした味を楽しむことができるので、念のためソースの追加を頼んでおくことをお勧めします。また、手羽先はフライドポテトとの相性も抜群で、ハニーバーベキューソースに浸して食べることもできる（というか、浸したほうがいいです）。



Chicken Quesadilla

チキン・ケサディーヤも欠かせないメニューです。
私にとっては、Applebee'sのケサディーヤは完璧です。一般的なケサディーヤはトルティーヤが柔らかくてペラペラなのですが、この店ではトルティーヤがパリッとしていて、他にはない噛みごたえがあります。その食感が、中の味を完璧に引き立ててくれるのです。チポトレライムチキン、ピコデガロ、とろけるチェダーチーズが絶妙なコンビネーションで口の中で程よくミックスされます。

また、ほうれん草とアーティチョークのディップも人気があります。

通常、ほうれん草とアーティチョークのディップには、クラッカーやパンが添えられることが多いのですが、Applebee'sでは、塩味の効いたホワイトコーントルティーヤチップを添えています。熱々のディップにパルメザンチーズをかけて食べるのが定番です。

嬉しいことに、ほとんどの店舗では、ディップを食べ終わる前にチップが足りなくなった場合、おかわりをしてくれます。

Cheese Burger, Beef Steak, Spare Rib

Applebee'sのチーズバーガーは手抜きがなく、安定したおいしさです。ベーコンを入れるとさらに美味しくなりますが、絶妙な味付けのフライドポテトもついてきます。

Applebee'sでは、ステーキとリブが素晴らしいオプションであることに驚くかもしれません。

Applebee'sはレストランチェーンとしては驚くほど美味しいステーキのオプションを提供しています。12オンスのリブアイ、6オンスのサーロイン、8オンスのサーロインがあります。いずれもガーリックマッシュポテト、ブロッコリー、フライドポテトがセットになっています。

ステーキが苦手な方には、リブのオプションをお勧めします。実際、このチェーンでは、じっくりと調理されたリブをお好みのソース（ここでも私はハニーバーベキューソースをお勧めします）に絡めて食べるオリジナルリブが有名です。


Desserts

Applebee'sに来たら、デザートは欠かせません。私のおすすめは、チョコレート・ラバケーキです。

Chocolate Lava Cake

このケーキはあなたの常識的なケーキ観をひっくり返すかもしれません。このチョコレート・ヘブンを食べる前のあなたと、食べた後のあなたは別人です。ちょっと言い過ぎかな。でもこのデザートは、フォークで刺した瞬間にしっとりとしたケーキから流れ出るホットファッジで満たされています。melt in your mouth "という言葉は、このケーキのために生まれたと言う人もいるでしょう。それくらいオススメです。



最後に、Applebee'sのメニューの中でも、チョコレートチップクッキーサンデーは定番のおすすめです。

Chocolate Chip Cookie Sundae

このチョコチップクッキーサンデーは子供のいる家庭では要注意です。病みつきになってしまうからです。アイスクリームのタワーの下に置かれた、温かくて溶けやすいクッキーは、甘党には忘れられない味。みんなでわいわい分けて食べるのが楽しいです。



まとめ

Applebee'sはメニューも豊富で、とってもリーズナブル。お店の雰囲気もポップでいかにもアメリカン。ほとんどの店員さんも明るくフレンドリーで、気軽にオーダーの追加や持ち帰りの注文ができます。

一度行くと常連になる率が高いこのApplebee's、私の住むニューヨーク州近辺だけで１００店舗近くあると言われ、ちょっとしたこじんまりした街でも郊外でも見つけることができます。アメリカにいらした時は、ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか。