2022年11月22日火曜日

衣類の油汚れの取り方

サムズアップ・アメリカ!
しつこい油汚れと戦う方法




油汚れはしつこくてなかなか除去できず、洗濯にとっての大敵。この記事では、その解決策のいくつかをご紹介します。

焼き肉や天ぷら、ラーメンなど、油を扱う料理は美味しいのですが、食べ方を誤ると、せっかくのおろし立ての服が台無しになります。
油のシミは最悪です。ポリエステルのような化学繊維に油分が吸着してしまうだけでなく、油汚れは時間が経つにつれて黒ずんできて、より目立つようになります。
そこで今回は、油汚れを落とす方法について、アメリカではどんな方法が取られているのか、調べてみました。


衣類の新しい油汚れの取り方

衣類の油汚れを取る最初の鉄則は、できるだけ早く行動すること、だそうです。まずはその方法をご紹介します。

洗濯を始める前に、衣類の取り扱い表示を見て、必要なものがないか確認しましょう。シルクやカシミアなど、特別な手入れが必要な繊維もあります。

食卓であっ、油が服に! そんなときはまず綺麗なバターナイフで余分な油脂を素早くこすり落とします。清潔な白いペーパータオルか布で、できるだけ多くの油脂を取り除くようにやさしく拭き取ります。(注:無地のペーパータオルが最適。
柄がプリントされたペーパータオルを使うと、衣類に色移りすることがあります。)

食器用洗剤をシミに優しく擦り込み、10分ほど放置します。その後、よくすすぎます。

Swashのような濃縮洗濯石鹸を使い、衣類のケアタグに記載されている推奨温水で洗濯機で洗います。
次に乾燥機で乾燥させます。
乾燥機能を兼ねた洗濯機もありますが、油脂のシミがまだ残る衣類を洗濯機内で乾かす試みは絶対にやめてください。まだシミが残っていると、乾燥機の熱でシミが生地に染み込んでしまうそうです。
必要であれば洗濯・乾燥の行程を繰り返してください。





衣類についた古い油汚れの取り方

油汚れは、できるだけ早く対処すれば落ちやすいのですが、そうもいかない場合もあります。でも心配しないでください。衣類についた古い油汚れを、乾いた後でも落とす方法があります。


液体食器洗い洗剤をシミに擦り込み、10分間放置します。
ぬるま湯か熱いお湯に30分以上浸します。市販のシミ抜き剤や洗濯用洗剤を水に溶かします。
洗濯用洗剤と一緒に、洗濯機のタグに記載されている最もぬるいお湯で洗濯。

乾燥機で乾燥させます。
上記のように、油汚れのついたままのものは絶対に乾燥機に入れないでください。汚れがより強く定着してしまいます。油が除去できるまで手洗い洗濯を追加してください。





すでに洗濯してしまった油汚れの落とし方

では、上記の方法をすべて行ったにもかかわらず、まだ油汚れが残っている場合はどうしたらいいのでしょうか? まだ希望はあります。

WD-40®のような水置換潤滑剤をシミの部分にスプレーして、シミを活性化させます。15~30分放置してください。

その後、食器用洗剤でもう一度洗ってください。

注:水置換潤滑剤は引火性があり、残留物が残る可能性があるため、洗濯機には入れないでください。
洗濯機で洗わずに、生地に合ったぬるま湯で、少量の洗濯用洗剤を使って手洗いしてください。水気を切り、余分な水分を絞ります。手が荒れる場合があるので、ゴム手袋などが推奨されます。

新しい洗剤とぬるま湯を混ぜ、油の臭いがしなくなるまで処理を繰り返します。きれいな水ですすぎます。

乾燥はできるだけ自然の空気に晒して乾かすことが重要です。



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