2020年12月25日金曜日

ベスト・クリスマス映画

人気ホリデー・ムービーといえば



 アメリカでは冬のホリデー・シーズンになると、テレビで大量のクリスマス・映画が放映されます。近年ではNetflixやAmazon Prime、Huluなどで過去の人気作から駄作まで惜しげもなくクリスマスにちなんだ映画をストリーミングで公開しています。今年はディズニー+やApple TVも参戦して、その気になれば、浴びるようんにクリスマス関連の映画を見ることができます。
 そんな環境の中で、アメリカ人が毎年のように繰り返し観続けられている名作映画があります。それは「It's Wonderful Life」という映画で、日本では長らく「素晴らしき哉、人生!」の邦題で紹介されてきました。1946年制作ですから70年以上前の白黒映画ですが、おそらくアメリカ人でこの映画を知らない大人はいないでしょう。
 この映画は善良な主人公が、まじめに生きてもひどい目に遭い続けて、悲嘆にくれるエピソードが続きます。しかし天使がそれを見ていて、最後に主人公の人生がどれほど人を救ってきたかを知らしめます。主人公は生きてきたことの意味を悟り、また恩義は必ず自分に返ってくるものだという、人生賛歌です。いわばアメリカ版人情物の古典的名作です。
 現代でもこの価値観が支持され、映画が愛され続けているということは、アメリカ国民の理想とする倫理観、価値観が崇高なものであり、決して風化していないことの証座だと思います。
 それほどこの映画はアメリカ人のスピリットを知る上でも見ておいた方がよい映画です。このクリスマスシーズン、ぜひ誰かといっしょにご覧ください。心がほっとあったまりますよ。

制作:リバティー・フィルムズ
配給:RKO
公開:1946年 12月20日

監督 フランク・キャプラ
キャスト ジェームズ・スチュワート(男優) ジョージ・ベイリー
ドナ・リード(女優) メアリー・ハッチ
ヘンリー・トラヴァース(男優) 二級天使クラレンス
ライオネル・バリモア(男優) ポッター
トーマス・ミッチェル[1892年・男優](男優) 叔父ビリー
ボーラ・ボンディ(女優) ジョージの母親
ウォード・ボンド(男優) バート
フランク・フェイレン(男優) アーニー・ビショップ(タクシーの運転手)
グロリア・グレアム(女優) ヴァイオレット
H・B・ワーナー(男優) ガウワー(薬局店主)





 
「It's Wonderful Life」最強の証明
 以下のリストは、いずれも有力な映画評で知られるサイトばかりです。いわばネットに挙げられたアメリカ人によるアメリカ人のためのど定番クリスマス映画ベストテンです。中にはベスト75ものクリスマス映画を紹介したサイトもあるほど、クリスマス映画は大量に作られてきました。ゆえにサイトごとにベストテンの内容もランキングもかなりまちまちで意見の相違が如実に表れる結果となりました。
 そんな中で、IT'S A WONDERFUL LIFEだけはすべてのランキングトップ10にはいり、そのほとんどで1位、悪くても3位以内という、突出ぶりです。いかにアメリカ人がこの古い白黒映画を愛してきたかがわかります。

 もちろんこの映画だけでなく、クリスマス映画の上位に入る映画はどれも家族みんなで楽しめるものばかりです。リストを参考に、ぜひアメリカの作り上げたマスター・ピースの数々をご堪能ください。


Rotten Tomato

IT'S A WONDERFUL LIFE (1946)

MIRACLE ON 34TH STREET (1947)

HOLIDAY INN (1942)

THE SHOP AROUND THE CORNER (1940)

HOW THE GRINCH STOLE CHRISTMAS (1967)

THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS (1993)

LITTLE WOMEN (2019)

MEET ME IN ST. LOUIS (1944)

CAROL (2015)

TANGERINE (2015)




Esquire

1. It's a Wonderful Life (1946)

2. National Lampoon's Christmas Vacation 
(1989)

3. A Christmas Story 
(1983)

4. White Christmas (1954)

5. 
Home Alone (1990)

6. Scrooged (1988)

7. Miracle on 34th St. 
(1947)

8. 
Bad Santa (2003)

9. The Muppet Christmas Carol (1992)

10. A Christmas Carol (1951)




Thrillist

1. It's a Wonderful Life (1946)

2. A Christmas Story (1983)

3. Miracle on 34th Street (1947)

4. Home Alone (1990)

5. The Muppet Christmas Carol (1992)

6. Elf (2003)

7. The Apartment (1960)

8. A Christmas Carol (1951)

9. The Nightmare Before Christmas (1993)

10. National Lampoon's Christmas Vacation (1989)




Decider

'It's a Wonderful Life' (1946)

'National Lampoon's Christmas Vacation' (1989)

'Elf' (2003)

'The Muppet Christmas Carol' (1992)

'A Christmas Story' (1983)

'White Christmas' (1954)

'Miracle on 34th Street' (1947)

'Home Alone' (1990)

'Scrooge'/'A Christmas Carol' (1951)

'Scrooged' (1988)




Vulture

1. It’s a Wonderful Life (1946)

2. Tangerine (2015)

3. Miracle on 34th Street (1947)

4. A Christmas Carol (a.k.a. Scrooge) (1951)

5. The Shop Around the Corner (1940)

6. A Christmas Story (1983)

7. Bad Santa (2003)

8. Die Hard (1988)

9. Carol (2015)

10. Comfort and Joy (1984)




Today

1. 'Elf' (2003)

2. Home Alone (1990)

3. It’s a Wonderful Life (1946)

4. Love Actually 
(2003)

5. "Dr. Seuss’ How the Grinch Stole Christmas" (1966)

6. "A Charlie Brown Christmas" (1965)

7. "National Lampoon's Christmas Vacation" 
(1989)

8. "Rudolph the Red-Nosed Reindeer" (1964)

9. "Miracle on 34th Street" 
(1947) 

10. "Home Alone 2: Lost in New York" (1992)




USA Today

1. 'Scrooged' (1988)

2. 'It’s a Wonderful Life' (1946)

3. 'Elf' (2003)

4. 'Love Actually' (2003)

5. 'Miracle on 34th Street' (1947)

6. 'National Lampoon's Christmas Vacation' (1989)

7. 'Die Hard' (1988)

8. 'The Apartment' (1960)

9. 'A Christmas Carol' (1951)

10. 'A Christmas Story' (1983)

2020年12月24日木曜日

ご近所イルミネーション

ニューヨークのクリスマス風景

 毎年日本の友人や親せきにニューヨークのクリスマス風景をあしらったグリーティング・カードを贈るのですが、今年は間に合いそうにありません。

 適当に撮りまくった写真の中から絵葉書っぽくなるものをチョイ加工して贈るのが常だったのですが、フォトショップやイラストレーターの使えるMacが不調で、全く仕事になりません。今年の初めごろまではグラフィック・デザインの請負仕事で順調に使えていたのですが、ある時ガクッとパフォーマンスが落ちたかと思うと、急激に反応が遅くなり、ハードディスクの回転がなんか無理しているようなうなり方をするようになりました。(来年はそろそろMacの買い替え時になりそうです)

 冬になってさらにMacの調子が不安定になり、デザインの仕事もたびたび後れを取る始末。こんな状態では年賀状やクリスマス・カードなどできるはずがありません。

 仕方がないので、今年の暮れは、カード作りを断念し、仕事の合間に撮ってきた写真をまんまみんなに送り付けるだけの挨拶になってしまいそうです。(スミマセン)


 以下の写真はその候補として、SDカードやスマホから落としてきたものです。あ、タイトルの真下の画像は、おらが町、コールド・スプリングの看板ランドマークで、ハドソン川を臨むヨットハーバーの横にあるガゼボです。町役場の人や消防団のみんなが毎年こうやってライトアップしてくださるものを富士フィルムのカメラ内で加工したものです。雰囲気出てると思うのですが、いかがでしょうか?


 下の写真は、そのガゼボの中でツリーを撮影したものです。





 こちらはうちの近所の民家のお庭を撮らせていただいたものです。この家は毎年、近所の人を意識してか、子供の喜ぶ楽し気なデコレーションとライトアップを盛大に飾ってくださいます。バルコニーに等身大のサンタクロースが見えるでしょうか? 人が立ち止まってこの庭を見ていると、このサンタ人形が突然歌って踊りだすのです。どうやら人が立ち止まるとセンサーが反応し、サンタが動く仕掛けになっているようです。





 ほかにもこのような賑やかな飾りつけをする家もあります。だいたいですが、このようなライトアップはやり始めると、年ごとにパワーアップするもので、このうちもだんだん派手さが増してきているような気がします。ご苦労様です。


 


 こちらはイエス・キリストの生誕場面を再現するナッティビティと呼ばれるものです。普通は教会などで木製のものなどが多いのですが、こちらは空気を吹き込むエア・バルーンの人形で救世主の誕生を祝しています。





 この風景は、とあるビジネス・オフィスの敷地内の樹木を利用したライトアップです。まだ日のあるうちに撮ったのでわかりにくいですが、とてもたくさんのライトを一本の巨木に巻き付けています。これを作るのはさぞかし大変な作業だったと思います。林の中のライトアップなので、夜間はひときわ目を引く巨大なオブジェといった壮観です。





 ショッピング・センターに目を向けると、これまた凝ったデザインのギフト用品がこれでもかと棚を埋め尽くしています。アメリカはとにかくやたらデカいぬいぐるみや人形を販売するので、贈られた方は置き場所に困るケースも頻発します。





 日本ではあまり紹介されない、サンタさんの奥さんも結構ポピュラーです。何年か前には本物の(というかサンタ夫妻に扮した人間の)サンタ夫妻に会って写真を撮らせていただいたこともあります。





 大手百貨店ではクリスマス・コーナーが何百坪もの面積で展開され、歩き回るだけでも夢が広がるファンタジー・ワールドにいる気分です。



 明日はクリスマス・イブ。例年ならマンハッタンのロックフェラービル前のクリスマス・ツリーに何万という人がひしめくのですが、今年はかなり厳しく制限されると忠告がありました。幸いにもそんなところまで行かずとも、ちょっと車で近所を巡れば素敵な光のファンタジーに出会えます。まずは安全を期し、みんなの幸せを祈りながら聖なる夜を静かに迎えたいと思います。













2020年12月23日水曜日

クリスマスを彩る輝き

 民家もイルミネーション



 いよいよ今年もクリスマスを二日後に控え、町も通りも民家もすっかりホリデーモード一色になりました。日本ではお正月に各家でしめ縄や門松を飾って、新年を祝いますが、アメリカではやはり多くの家がクリスマス・デコレーションを飾ります。リースというもみの木などを輪っかにした飾りは一般的に家の扉につけます。あれはどういう意味があるのでしょう? ちょっと調べてみました。

 いわく「実はリースはただの飾りではありません。ホリデーシーズンに街をドライブしていると、多くの玄関にクリスマスリースが飾られているのを目にすることがあります。ほとんどの人は、この美しいクリスマスの飾りにまつわる歴史を顧みないと言います。

 リースの語源は、古い英語の単語 "writhen "で、"writhe "や "to twist "を意味します。クリスマスリースを吊るす伝統は、遥かローマ帝国時代に遡り、ローマ人が勝利の証として、また社会での地位を示すために、ドアにリースを吊るしたことに由来します。

 女性は通常、プライドの象徴として頭飾りにしたり、結婚式などの特別な日には花輪をつけたりしていました。さらに、古代ギリシャのスポーツイベントの勝者は月桂樹の花輪を与えられました。この伝統はまだメダルが月桂樹の小枝で刻まれているオリンピックの間に今日まで使用されています。

 クリスマスリースは、常緑樹の枝をねじったり曲げたりして大きな輪にし、松ぼっくりと赤いリボンで飾ります。円の形をしたリースは、キリストの永遠の愛、キリストの強さ、新しい命の創造を表しています。

 モミや松などの常緑樹は、厳しい冬の間も芯が強く、強さと不老不死を表すことから、一般的にリースに使われています。カトリックの伝統のクリスマスリースは、4つのキャンドルが配されます。3つの紫のキャンドル(懺悔、期待を象徴し)、もう一本は来るべき喜びを表すためにピンクで表されます」   

                                        ーーーHISTORY OF THE CHRISTMAS WREATHよりーーー

 

 それでは民家などにクリスマス・イルミネーションを飾るようになったのはどういういきさつからでしょうか?

「クリスマスシーズンにライトを表示することは、休日自体と同じくらい古いです。祝日の初期には、現在と同様に、様々な理由で様々な方法で使用されていましたが、光は現在と同様に重要なものでした。冬至の時の感動的なシンボルから、クリスマスツリーを明るくしたり、豪華なイルミネーションで近所の人に負けないようにするための装飾的な方法まで、光は常にクリスマスの荘厳な雰囲気に大きな役割を果たしてきました。ツリーや屋根、雨どいの周りにクリスマスライトを飾り始める前に、私たちがなぜクリスマスライトで飾るのかについて、いくつかの隠れた事実を学びましょう。


異教徒のクリスマスの起源

 クリスマス・シーズンの照明の最も古い歴史は、近代クリスマス以前から存在します。スカンジナビアやゲルマン文化などの北欧社会における冬至の伝統は、真冬のお祭りで火を使用していました。日が短くなり、夜が長くなることに備えて、ユールの丸太や焚き火、ロウソクなどの異教の儀式は、太陽の生まれ変わりを象徴し、夜が昼に変わり、新年の夜明けを迎えました。希望と祝賀の象徴である光の使い方が、宗教的なお祝いやクリスマスのお祭りと絡み合っていたのはなぜなのか、理解に苦しむことはありません。


初期キリスト教の象徴

 ヨーロッパでキリスト教が広まるにつれ、異教の伝統はキリスト教の伝統に組み込まれていきました。冬至のお祝いや年末のごちそうは、クリスマスシーズンに取り入れるのは難しいことではありませんでした。いつものように、冬には暖かさと光のために火とロウソクが必要でした。キリスト教は、ベツレヘムの星など、すでにクリスマスの重要な一部となっていたシンボルと結びつけることで、これらの光を再定義しようとしたのです。冬の間の光の使用は実用的な目的では変わりませんでしたが、その背後にある意味は変わりました。


トーマス・エジソンの関与

 電気の発明は、人々のクリスマスの照明の使い方を永遠に変えました。エジソンがクリスマスの照明に何らかの形で関わっていたことは驚くことではありませんが、この場合は直接的な関わりではありません。実際は、エジソン本人ではなく、彼の会社の重役であるエドワード・H・ジョンソンが、1882年のホリデーシーズンにニューヨークの自宅にツリーを飾り、電気クリスマスツリーの父となったとされています。特に1895年のクリスマスに、彼のアイデアはホワイトハウスのグローバー・クリーブランド大統領によって、受け継がれましたされました。


クリスマスツリーのキャンドル

 ジョンソンが電飾でツリーを飾るずっと前から、クリスマスツリーは実際にキャンドルで照らされていました。多くの発明家たちは、火事を起こさないようにツリーにキャンドルを配置する方法の開発に時間を費やしました。残念ながら、クリスマスツリーの火災はかなり一般的であり、初期の頃の電灯はまた、家庭内の火災を開始することが知られていた。より安全な電球は、20世紀の最初の数十年までに、より手頃な価格で利用できるようになり、家庭の装飾家に安心感を与え、クリスマスツリーから屋外のディスプレイへとライトの使用を拡大しました。

(注:この電気以前の伝統、キャンドルでツリーを飾る行為は非常に危険です。かつてうちの近所でヨーロッパから来た家族が、新築したばかりの家でキャンドルによるツリーの点灯式を行い火事になり、豪邸を全焼させた事件がありました)


今日のクリスマスライト

 クリスマスのイルミネーションは、ホリデーシーズンには欠かせないものです。半世紀ほど前に近所の通りを照らしていた初期の光の糸は、昨今の光の過剰なデザインには到底及ばびません。近所の電気を消費するディスプレイでの娯楽的な使用から、大都会での現代的なライトショーやロックフェラーセンターのクリスマスツリーのイルミネーションまで、クリスマスシーズンの光の使用は、ほとんどの点で本来の意図から逸脱しています。

 しかし、ノスタルジックな外観を心得たうえで光をともすのは良いことです。他の人に光の贈り物を与えようとする動機で、窓際のクリスマス・キャンドルや味のあるシンプルなクリスマスツリーをデザインすることは、心和ませる力になります。輝きを競うことに拘らず、各家庭それぞれの光による祝い方をたのしみたいものですね。


2020年12月22日火曜日

ホリデイ・ギフト特集

今年の贈り物:人気商品


 クリスマス・ショッピングがいよいよピークを迎えています。ニューヨークの郊外ですが、店によっては早くも売り切れの商品も多く、棚が例年になく早い段階でガランとした店もよく見かけます。コロナの影響で何かしら売れ行きにも変動が出ているように見受けられます。もう待ったなしの状況ですね。

 しかし年を重ねるごとに、大切な人へのクリスマス・プレゼントを見つけるのは難しくなっていくような気がします。一度あげたものはいくら喜ばれても、二度渡す気にはなれません。だんだん選択肢が減ってくるのは避けられないのです。

 いきおいユニークなプレゼントに目が向きがちなのですが、あまり冒険をしないほうが無難ではあります。アイデアとしては、今年の最大のトレンドを取り入れてみるのもいいかもしれません。そこで今年、アメリカでこのホリデーシーズンに売れている人気商品をチェックしてみることにしました。ほんの数例ですがご参考にしてくださいませ。


😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀😀


今年はこんなものが売れています

 トレンドのギフトの中には、例年のようにクリスマスツリーの周りを飾る定番(スリッパや靴下、暖かそうなフリースなど)もありますが、それらはさておき、売れ筋でちょっと珍しげなものを集めました。できれば他の人と被りたくないものですからね。いずれも最近バカ売れしているものばかりピックアップしたので、ひょっとしたら被る可能性もあります。そこはどうか悪しからず。


OLEBR  3 in 1 Charging Stand Compatible with iWatch Series 6/SE/5/4/3/2/1, AirPods Pro and iPhone Series

 iPhone、Apple Watch、 AirPodsの三つを同時にコードレスで、バッテリー・チャージできるスグレモノです。これまで単体で充電できるデバイスはたくさんあってよく売れていましたが、これはその決定版ともいうべきでしょうか。まさにアップル・ユーザーに的を絞った戦略的商品であります。わたしゃアップル信者じゃないという方向きにも、同様の商品はいま続々出始めています。場所を取らず、ケーブル要らずでスッキリ、おしゃれに充電したい方にはうってつけの商品です。




Moon Lamp, LOGROTATE 16 Colors LED Star Moon Light 7.0 inch 3D Print Night Light Star with Wood Stand

 これが今飛ぶように売れている満月のように輝くナイト・ランプです。16色の発光球体は、さらに光る速度や明滅パターンを変えることもできます。実際の月の表面データを基にして作られているそうで、なかなかのリアル感があります。暗いベッドでほんのり光る月の光を眺めるのは、心を落ち着かせるのにも効果があり、安眠も期待できるのだとか。お子さんへのプレゼントとしても、夢があってやさしい贈り物です。




Zyllion Shiatsu Back and Neck Massager - Kneading Massage Pillow with Heat for Shoulders, Lower Back, Calf 

 温熱効果付き電動まくら型マッサージャーです。凝り固まった筋肉を和らげ、深い練り込み指圧マッサージで体の奥まで緩めます。このマッサージャーは、人間工学に基づいてデザインされており、首の後ろに完全にフィットし、腰や背中の上部、腹部、ふくらはぎ、太ももの部分の体の輪郭にもぴったりとフィットします。寒い冬にぴったりの指圧マシンと言えましょう。




Hair Dryer Brush 4 in 1 Blow Dryer Brush & Styler & Volumizer One Step Hot Air Brush Professional Straightening & Curler All Type Hair

 ドライヤー、カーラー、ストレートナー、ブラシの4つの機能を組み合わせた4 in 1ヘアブラシです。まさにアイデアの勝利。熱風ブラシでブロードライとヘアスタイリングができ、簡単に髪にボリュームを出すことができます。

 マイナスイオンが空気の流れを飽和させるワンステップドライヤーブラシ。髪のコンディションを整え、傷んだ髪に栄養を与えます。また、静電気を抑えながら、ブラシが髪のスタイリングを助け、ツヤのあるなめらかな髪にします。楕円型のブラシは髪が絡まりにくく、丸みを帯びたエッジが髪にボリュームを与えます。スタイリング時の快適さと使いやすさを最大限に考慮して設計されています。3段階の温度設定と2段階のスピード設定が可能で、自由自在なスタイリングが可能。すべての髪質に使えるように設定を調整できます。




Dodow - Sleep Aid Device

 こちらも今、売れに売れている新商品です。Dodowは、薬を飲まなくても自然に眠りにつく方法を教えてくれる光システム付きメトロノームです。8分モードでは1回、20分モードでは2回、タッチセンサーの表面をタップしてください。運動が終わると(8分または20分)、Dodowは自動的にスイッチを切ります。Dodowを使えば、通常60分で眠りにつく人が、25分で眠りにつくことができ、年間で約100時間の睡眠時間を増やすことができます。すでに50万人以上の人がDodowを快適安眠のために利用しています。その中には、入眠困難な方(6歳以上)、悩んでいる方、ストレス、落ち着きのない方、慢性的な不眠症の方などが含まれています。




Lightweight Medium Crossbody Bag with Tassel

 あまり珍しいものが続いたので、少し馴染みやすいものも入れておきましょう。タッセルのバッグはリーズナブルで材質や縫製がしっかりしているとの定評を得ています。高級品を気取らず、日常使いに重宝するおしゃれなバッグは、プレゼントとしても無難です。アマゾンで15000以上のレイティングがついて8割近くの人が星5つです。実に50種類のカラー・パターンから選べるおしゃれなバッグです。




The New York Public Library Lion Scarf

 最後はニューヨークに住む者として、一押しのスーベニアをご紹介します。マンハッタンのランドマークとしても有名な、ニューヨーク公立図書館のシンボル、ライオン像をモチーフにしたスカーフです。まさにニューヨークでしか手に入らない一品・・・でしたが、現在入場制限の最中の図書館。こちらは今のところ図書館のウェブサイトからの購入のみとなっております。ニューヨークに行ったことのある人へならきっと喜ばれると思います。




2020年12月21日月曜日

クリスマスの習慣

 ホリデー・シーズンも様々


 今回は以前アメリカ人に向けて、日本人のクリスマスについて 、英語で書いたものを逆に日本語に訳しなおしたものを掲載してみました。 



 私はクリスマスが近づくたびに思います。日本人はなぜクリスマスを祝うのだろうか。

 それはとても奇妙な事です。日本のキリスト教徒の人口は200万人に満たないのです。人口比で0.8%。これはアジア圏の中でもかなり低い方です。例えば人口2億5千万人で世界最大のイスラム教国インドネシアでもキリスト教徒は2300万人、すなわち10%近くもいるのです。日本人がキリスト教について理解が浅いのは当然かもしれません。


 正直なところ、残念ながら日本人の多くは、クリスマスをイエス・キリストの生誕を祝う行事だとは思っていません。いいえ。訂正します。もちろん知識として、その事実は認識しています。無宗教の日本人でも、クリスマスの基本概念は知っています。

 しかし彼らはクリスマスを、西洋から来た年中行事の一つとして受け入れています。率直に言って、それはお祭り気分を楽しんでいるだけなのです。キリスト教はとても寛容なので、このような日本人の解釈を許容してくれるのかなと思います。


 日本人は、本質を咀嚼せずに取り入れることに秀でた人種です。これは皮肉がこもっています。バレンタインデーやハロウィンも独自の解釈で定着しました。アメリカでヒップホップが流行れば、そのスタイルだけ拝借したアイドルグループが大人気となります。




 クリスマスは本来、救世主がこの世に生誕したことを祝う聖なる祝日です。

 しかしアメリカやヨーロッパでもクリスマスは世俗化して久しいです。それは本来の宗教的慣例から別れています。日本はそれを見て、彼らなりに解釈しました。それは楽しい祝祭行事なのだと。


 日本のクリスマスは基本的に欧米のそれと類似しています。12月になると、街はイルミネーションで華やかに輝きます。様々なクリスマス・イベントが催され、そしてショッピング・セールが始まり、商業が活性化します。しかし異なる点もあります。

 日本では民家でデコレーションを飾りません。その大半が商業施設、公共施設に限られます。クリスマス・プレゼントは小規模で、子供のいる家庭が主流です。

 また、日本のクリスマスには、奇妙な独自性があります。ディナーは骨付きのロースト・チキンが定番です。なぜ日本人はクリスマスにチキンを食べるのでしょうか? その答えは単純です。アメリカでは七面鳥を食べますが、日本には七面鳥がないので、代替品としてチキンを選び、それが定着したのです。

 日本では、クリスマス・ケーキは必需品です。それは巨大なビジネス・マーケットが動きます。聖人の誕生日を祝うのですから、これはとても妥当だと思います。この国の人々は、アメリカ人があまりケーキを食べない聞くと驚きます。

 日本のクリスマス・ケーキは、イチゴを乗せた白クリームのケーキと決まっています。それは雪とサンタクロースのイメージに合わせています。なぜそうなったのでしょうか? それはアメリカのコカ・コーラ戦略と同じです。

 1920年代、日本でクリスマスが定着し始めたころ、大手菓子メーカーが、クリスマス用と称して、白いイチゴ・ケーキを販売したのが始まりです。それは大成功しました。それ以降、クリスマスの日はイチゴケーキを食べるというイメージが定着しました。

 
 この独自性は日本だけではありません。イギリスはドライ・プディングを食べます。ナッツやドライフルーツに入った焼き菓子です。フランスでは、ブッシュ・ド・ノエルという、木の切り株をイメージしたケーキが主流です。ドイツではシュトーレンという、ドライフルーツの入ったブレッドで祝います。イタリアではご存じのように、パネトーネというブレッドを手作りで焼くのが習慣です。

 このように、国によってクリスマスの食事も様々なバリエーションがあるのですね。

 それぞれの国で独自のクリスマス伝統があるのは興味深いことです。
 
 余談ですが、日本の幼い子供たちは、サンタクロースを信じています。しかしなぜ白人のおじいさんからプレゼントをもらえるのか、疑問に思う子供は少ないです。あなたは、それは都合が良すぎると思いませんか?
 







2020年12月20日日曜日

アメリカ版 2020年ベストミステリー

 ミステリー本 in USA: 今年の栄冠は


  今年も早や年末ということで、毎年恒例のミステリー本の年間ベストテンが各所から発表されました。日本では「週刊文春(文芸春秋社)」、「このミステリーがすごい(宝島社」、「ミステリが読みたい(早川書房)」あたりが有名ですよね。

 当然のことながら、海外編は欧米のベスト・ランキングとはぜんぜん違う作品が入ってきます。翻訳や版権獲得に時間がかかるため、2020年に発表された作品は日本ではランキングされません。

 今年翻訳されて上位にランクインした作品は本国でいつ頃出たものなのでしょうか。

 各ランキングで一位を総なめにしたアンソニー・ホロヴィッツの「その裁きは死」。こちらは本国イギリスで2018年に発表されたものです。アメリカでも同年ベストセラー・リストに名を連ねました。二年前のランキングで「カササギ殺人事件」(2017年初出)がトップになり俄然注目を集めた作家ですが、キャリアは長く、欧米では若者向けのAlex Rider シリーズが大人気の大御所ベストセラー作家です。日本で言えば東野圭吾のような存在でしょうか。

 今年のランキング上位は耳慣れない作家が多く、昔の常連との世代交代が始まっている印象です。また、ミステリーの世界でも多様化が進んでおり、長年英国、米国に偏っていた翻訳が、それ以外の国へと広がる傾向が顕著でとても喜ばしいことです。

 では今年のアメリカ版のベスト・ミステリ・ノベルのランキングはどうなっているのでしょう?

 ざっとメジャーなブック・ランキング・サイトを見てみました。



Washington Post

“City of Margins” By William Boyle

“Dead Land” By Sara Paretsky

“Djinn Patrol on the Purple Line” By Deepa Anappara

“Long Bright River” By Liz Moore

“The Missing American” By Kwei Quartey

“One by One” By Ruth Ware

“The Searcher” By Tana French

“Squeeze Me” By Carl Hiaasen

“Three Hours in Paris” By Cara Black

“Trouble is What I Do” By Walter Mosley



Five Books

Magpie Lane by Lucy Atkins

The Searcher: By Tana French

The Thursday Murder Club by Richard Osman

Troubled Blood by Robert Galbraith

Perfect Kill by Helen Fields

The Stranger Diaries by Elly Griffiths

Good Girl, Bad Girl: A Novel by Michael Robotham

Walk the Wire by David Baldacci

Forced Confessions by John Fairfax

November Road by Lou Berney

Smoke and Ashes by Abir Mukherjee

Death in the East by Abir Mukherjee

Joe Country by Mike Herron

What You Pay For by Claire Askew

Fake Like Me by Barbara Bourland

The River: A Novel by Peter Heller



New York Times

The Rabbit Hunter By Lars Kepler

Shattered Justice By Susan Furlong

The Evil Men Do By John McMahon

The Truants By Kate Weinberg

Perfect Little Childern By Sophie Hannah

Don’t Turn Around By Cait Monaghan

Hard Cash Valley By Brian Panowich

Please See Us By Caitlin Mullen

The Forger’s Daughter By Bradford Morrow

Lady Chevy By John Woods



Pan Macmillan

I Follow You by Peter James

Defend or Die by Tom Marcus

Daylight by David Baldacci

The Hidden Girl By Rebecca Whitney

Walk the Wire by David Baldacci

Our Dark Secret by Jenny Quintana

The Darkest Evening by Ann Cleeves

Find Them Dead by Peter James

If I Can't Have You by Charlotte Levin

The Half Sister by Sandie Jones

Sisters by Michelle Frances

The Last Trial by Scott Turow

One Good Deed by David Baldacci

The Secret of Cold Hill by Peter James

Girl in the Rearview Mirror by Kelsey Rae Dimberg

Recursion by Blake Crouch

Witness by Mandasue Heller

Black 13 by Adam Hamdy

Blood in the Water by Jack Flynn



Publishers Weekly

And Now She’s Gone By Rachel Howzell Hall

Black Sun Rising By Matthew Carr

The Cabinets of Barnaby Mayne By Elsa Hart

The Devil and the Dark Water By Stuart Turton

Eight Perfect Murders By Peter Swanson

The End of October By Lawrence Wright

The Familiar Dark By Amy Engel

The Forger’s Daughter By Bradford Morrow

The Golden Cage By Camilla Läckberg

Seven Lies By Elizabeth Kay

The Wicked Sister By Karen Dionne

Winter Counts By David Heska Wanbli Weiden



The Seattle Times

“Three Hours in Paris” by Cara Black

“A Private Cathedral” by James Lee Burke

“He Started It” by Samantha Downing

“The Last Passenger” by Charles Finch

“Last Dance” by Jeffrey Fleishman

“Just Watch Me” by Jeff Lindsay

“Pretty as a Picture” by Elizabeth Little

“The Finisher” by Peter Lovesey

“Long Bright River” by Liz Moore

“The Nightworkers” by Brian Selfon



 いやあ、驚きました。いずれも書評には定評のあるサイトのランキングなのですが、見事なまでにばらばらの結果です。当初これらをまとめて、高い票数から順位を付けて行こうと目論んでいたのですが、もうほとんどベスト3さえ挙げられないほど、票が散りすぎています。なにしろ出版点数がけた違いに多いので、よほどの話題作でなければ、上位を独占することができないようなのです。
 またひと口にミステリと言っても、クライム・ノベルから、超自然現象を扱ったもの、心理小説、実録もの、歴史小説、その他ジャンルを横断する純文学的作品まで広範囲に扱うため、評者の価値基準によってまちまちな結果が出てしまうのだと思いました。これだけ分散されてしまうと、もう頼れるのは、アマゾンの販売実績データを見るしかありません。
 そうして今年のナンバーワンを人気や売り上げで判断すると、アメリカでのミステリー本第一位は、ジョン・グリシャムの「A Time For Mercy」。これで決まりでしょう。

 いやいやそれ、先述のランキングに出ていないじゃないのと、異論もあるでしょうが、実際この本は売れに売れました。グリシャムは作家名だけでも売れてしまう売れっ子ですから、出る前からベストセラーを約束されてるようなものです。しかもその期待に違わない傑作を生みだすのがジョン・グリシャムのすごいところです。この作品がどういうものなのか、書評の一つから引用してみましょう。


「ジョン・グリシャムの古典的なリーガル・スリラー「A Time to Kill」の主人公、ジェイク・ブリガンスが帰ってきた。今回はミシシッピ州クラントンの市民を苦しめるセンセーショナルな殺人裁判の真っただ中にいる。

 1989年デビュー作の「A Time to Kill 」は現代で最も人気のある小説の一つです。ジェイクは、自分の命と名声がかかっていても、どんな犠牲を払ってでも真実と正義を求める弁護士で、古典的なアメリカのヒーローとして人気を獲得しました。

 主人公ブリガンスは2013年の『Sycamore Row』で再登場し、彼はまたしても深く分裂した裁判に巻き込まれていることになりました。

 そして今ジェイクは最新作「A Time for Mercy」の中で、ドリュー・ギャンブルの国選弁護人を務めています。クラントン市民の多くは、迅速な裁判と死刑を望んでいるが、ブリガンスは別の方法を模索する。事件の詳細を知った彼は、16歳のドリューを救うために全力を尽くさなければならないことに気づく。ジェイクは真実を追求することで、彼のキャリアと家族の安全を危険にさらすことになります。
 法廷での策略、田舎町の陰謀、そして法廷スリラーの巨匠の特徴となっているプロットのひねりが満載の「A Time for Mercy」は、アメリカ人が大好きなストーリーテラーとしての評価をより確定的にしています。」 ---Good Read---

 というわけで、相変わらずジョン・グリシャム節が健在のベストセラーがアメリカ・ミステリー2020の第一位です。間違いなく翻訳されて日本でも一位を獲得する作品のようです。私も必ず買って読みます。



2020年12月19日土曜日

年末宝くじに勝つ

宝くじ当選者のサクセスストーリー



 
 日本では今年も一攫千金を狙って、年末宝くじを買う人がたくさんいらっしゃると思います。アメリカでもパワーボールと呼ばれる巨額の宝くじが大人気で、その賞金額は日本とけた違いです。しかし日本と違って、ほとんどのくじで顔も名前も公表されることが常となっているため、その後の人生も注目を余儀なくされます。そんなリスクがあるとはいえ、やはりその圧倒的な賞金額ゆえに、挑む人は後をたたず、毎年のように億万長者を生み出し続けています。アメリカではどのような人が宝くじに挑み、勝った人はどのような使い道をしてきたのでしょうか。今回はその数例を取り上げてみました。


1. パワーボールのジャックポットが牧場を救った

2009年、23歳のニール・ワンレスにとって、物事は悪く見えていました。運に恵まれないカウボーイは固定資産税を滞納し、牧場周辺の基本的な修理もできず、少しでも余分な現金を得るために金属くずを売ろうとしていました。彼は、すでにアメリカで最も繁栄していない地域の一つであるサウスダコタ州トッド郡で最も貧しい牧場主の一人でした。

地元の町への給餌のために、ニールはリスクを冒して、彼の苦労して稼いだ現金の少しをパワーボールのチケットに費やすことにしました。彼はくじ5枚に5ドルを費やし、家族の誕生日から数字を選択しました。

彼の長いが実を結び、史上最大級のパワーボールのジャックポットを獲得しました。税引き後の一括払いは約8,850万ドルになりました。

ニール・ワンレス氏は、牧場を続けていくつもりですが、そのお金の一部は地域の人たちを助けるためにも使うつもりだと言いました。「それがこの地域でのやり方であり、人々がお互いを助け合うことを知っているのです」と、彼の牧場がある町のティモシー・グラブランダー市長は誇らしげに言いました。



2. 5児を抱えるシングルマザーが人生を変えた

シンシア・P・スタッフォードの兄が飲酒運転で亡くなった時、彼女は兄の5人の子供たちを引き取り、シングルマザーとして育てました。それだけでは足りないかのように、彼女は父親の家計も助けました。

2007年1月、彼女はお金に困っていました。彼女は千平方フィートの家で彼女の大家族と一緒に住んでいました。請求書を支払うのに苦労し、宝くじに勝つことを夢見ていたのです。ただの宝くじではなく、
1億1200万ドルのジャックポット。そして、その夢は現実のものとなったのです。

2004年、スタッフォードの頭の中に「1億1200万ドル」という数字が浮かんできました。彼女は正確に、その金額を獲得することに集中し始めました。

彼女は枕元のメモに数字を書いて寝ること、1億1200万ドルのジャックポットを獲得する瞑想すること、そして彼女が勝ったらそれがどのように感じるかを視覚化することなど、運を引き付けるためのいくつかの方法を試しました。

3年後、驚くべき幸運の一撃で、彼女が勝つことを夢見ていた正確なジャックポットを手にしました。シンシア-スタッフォードは、いまでも引き寄せと祈りの法則を信じています。

彼女がやった方法を疑問に思う人もいるでしょう。スタッフォードは月に数回だけチケットを購入し、彼女は瞬間に彼女の頭に浮かんだ数字を選んだのです。彼女はその後も、あらたな複数のジャックポットの当選者の一人になることを願って、毎週宝くじを買っているそうです。


3. メガミリオンズの勝者は親孝行

ジョンとリンダがマネージするオフィスの宝くじ共同買いが、メガミリオンズ最大のジャックポットの1つを獲得しました。彼らはくじを当てたら、自分たちのコミュニティのために何かをすることによって、それぞれの両親に喜んでもらおうと願っていました。その実現のため、彼らは村役場に行き、地域に貢献する何かをしたいと申し出ました。

結果、地元の公園の改修工事を手伝うことになりました。

このスプレーパークという場所は、地元の子供たちのため、夏に涼む場所を提供し、納税者の費用は一銭もかからないようにしました。彼らは新しい機器を寄付しただけでなく、それを設置するために必要なすべてのものを寄付しました。

彼らはまた、宝くじのお金でいくつかの個人的な改善を行うことができました。ジョン・キューテイはニューヨーク・ステート・ホームズの仕事を辞めることができ、彼は妻のディズニー・コレクションを展示することができるフロリダの美しい家に引っ越しました。

賞金の税引き後の手取り額がわずか1900万ドルだったにもかかわらず、彼らは、自分自身と彼らの周りの人々を助けること両方を成し遂げました。



4. 生徒のために賞金を使った教師

レス・ロビンスは高校の教師で、子供の頃に楽しんだキャンプに行ったり、泳いだり、スポーツをしたり、アウトドアを探検したりすることを、今の子供たちができずに育っていくのは残念だと考えていました。

そこでロビンズは、1億1,100万ドルのパワーボールのジャックポットに当選したとき、その資金を使って、子供たちに喜びを与えるために自分のキャンプを作ることに決めました。

ロビンズ氏は、宝くじの当選金で購入した226エーカーの土地にキャンプ施設を設立し、10年以上運営してきました。そこは夏場、格安で生徒たちが乗馬、工芸品、水泳、湖で遊ぶことができるリゾート地です。キャンプ地では子供たちに。ビデオゲームや携帯電話から解放され、自然の中でキャンプ
仲間と過ごす機会を与えたのです。



5. 善行という遺産を残す

シーラ・ライアンは、フロリダ州の宝くじで5200万ドルを獲得しました。彼女はその後、それを手放すことによって、彼女の人生の最後を最高のものにしました。

多くの宝くじの勝者が言っているように、シーラがくじを引く理由は他の人を助けることでした。彼女は恵まれない人々のために、援助を提供する組織を支援する目的で、慈善団体を設立しました。

ライアンは癌でした。余命はわずかしかなかったのですが、彼女が設立したライアン財団は彼女を長生きさせ、低コストの住宅を建設し、手術を必要としている子供たちを助け、特に彼女の故郷であるフロリダ州セミノール郡で高齢者を支援する組織に助成金を与え続けました。彼女の人生は最後に大きく花開いたのです。



6. 孫娘の命を奪った病と戦う人

ポールとスー・ローゼナウが2008年にパワーボールの抽選で1億8,120万ドルを獲得したとき、彼らはそのお金で何をしたいかを明確に知っていました。彼らは、孫娘のマカイラが不治の病で亡くなった日から5年後に、
1億8,120万ドルのくじを引き当てました。

孫娘のクラッベ病は、約10万人の新生児のうちの1人という稀な病です。この病気は神経を攻撃し、通常最初の2年以内に死に至る致命的な病いです。

ポール・ローゼナウとスー・ローゼナウは、この病気の認知度を高め、治療法や治療法に関する有望な研究に資金を提供するために「天使の遺産」を設立しました。ローゼナウ夫妻は、自分たちが経験した痛みから他の家族を救うことを願って、財団の理事を務めています。


7. 妻を殺した病気と戦う夫

宝くじを獲得したほとんどの人は、世界を旅行したり、新しい家や車を購入したり、自分の仕事を辞めるための計画を立てます。しかし、トム-クリストはカナダの宝くじで4000万ドルを獲得したとき、非常に違った考えを持ちました。彼は妻の命を奪った癌と戦うために、すべての賞金を投入することを決意しました。彼は全額をカルガリーの癌の慈善団体に寄付したのです。


結論

ご覧のように、多くの宝くじの当選者は、自分自身のためにも周囲の人々のためにも、その賞金で多くの良いことをすることをしています。よく言われる宝くじの呪いは、かえって大金獲得者を不幸にするというものですが、賞金の使途に明確な指針がある人は、その賞金額にも勝る幸福を得ることもあるのです。