2020年12月24日木曜日

ご近所イルミネーション

ニューヨークのクリスマス風景

 毎年日本の友人や親せきにニューヨークのクリスマス風景をあしらったグリーティング・カードを贈るのですが、今年は間に合いそうにありません。

 適当に撮りまくった写真の中から絵葉書っぽくなるものをチョイ加工して贈るのが常だったのですが、フォトショップやイラストレーターの使えるMacが不調で、全く仕事になりません。今年の初めごろまではグラフィック・デザインの請負仕事で順調に使えていたのですが、ある時ガクッとパフォーマンスが落ちたかと思うと、急激に反応が遅くなり、ハードディスクの回転がなんか無理しているようなうなり方をするようになりました。(来年はそろそろMacの買い替え時になりそうです)

 冬になってさらにMacの調子が不安定になり、デザインの仕事もたびたび後れを取る始末。こんな状態では年賀状やクリスマス・カードなどできるはずがありません。

 仕方がないので、今年の暮れは、カード作りを断念し、仕事の合間に撮ってきた写真をまんまみんなに送り付けるだけの挨拶になってしまいそうです。(スミマセン)


 以下の写真はその候補として、SDカードやスマホから落としてきたものです。あ、タイトルの真下の画像は、おらが町、コールド・スプリングの看板ランドマークで、ハドソン川を臨むヨットハーバーの横にあるガゼボです。町役場の人や消防団のみんなが毎年こうやってライトアップしてくださるものを富士フィルムのカメラ内で加工したものです。雰囲気出てると思うのですが、いかがでしょうか?


 下の写真は、そのガゼボの中でツリーを撮影したものです。





 こちらはうちの近所の民家のお庭を撮らせていただいたものです。この家は毎年、近所の人を意識してか、子供の喜ぶ楽し気なデコレーションとライトアップを盛大に飾ってくださいます。バルコニーに等身大のサンタクロースが見えるでしょうか? 人が立ち止まってこの庭を見ていると、このサンタ人形が突然歌って踊りだすのです。どうやら人が立ち止まるとセンサーが反応し、サンタが動く仕掛けになっているようです。





 ほかにもこのような賑やかな飾りつけをする家もあります。だいたいですが、このようなライトアップはやり始めると、年ごとにパワーアップするもので、このうちもだんだん派手さが増してきているような気がします。ご苦労様です。


 


 こちらはイエス・キリストの生誕場面を再現するナッティビティと呼ばれるものです。普通は教会などで木製のものなどが多いのですが、こちらは空気を吹き込むエア・バルーンの人形で救世主の誕生を祝しています。





 この風景は、とあるビジネス・オフィスの敷地内の樹木を利用したライトアップです。まだ日のあるうちに撮ったのでわかりにくいですが、とてもたくさんのライトを一本の巨木に巻き付けています。これを作るのはさぞかし大変な作業だったと思います。林の中のライトアップなので、夜間はひときわ目を引く巨大なオブジェといった壮観です。





 ショッピング・センターに目を向けると、これまた凝ったデザインのギフト用品がこれでもかと棚を埋め尽くしています。アメリカはとにかくやたらデカいぬいぐるみや人形を販売するので、贈られた方は置き場所に困るケースも頻発します。





 日本ではあまり紹介されない、サンタさんの奥さんも結構ポピュラーです。何年か前には本物の(というかサンタ夫妻に扮した人間の)サンタ夫妻に会って写真を撮らせていただいたこともあります。





 大手百貨店ではクリスマス・コーナーが何百坪もの面積で展開され、歩き回るだけでも夢が広がるファンタジー・ワールドにいる気分です。



 明日はクリスマス・イブ。例年ならマンハッタンのロックフェラービル前のクリスマス・ツリーに何万という人がひしめくのですが、今年はかなり厳しく制限されると忠告がありました。幸いにもそんなところまで行かずとも、ちょっと車で近所を巡れば素敵な光のファンタジーに出会えます。まずは安全を期し、みんなの幸せを祈りながら聖なる夜を静かに迎えたいと思います。













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