2020年12月26日土曜日

クリスマス・プレゼント

感謝を込めたギフト
 


 今日、無事に2020年のクリスマスを迎えることができました。ただただ感謝です。

 つくづく思うのですが、アメリカ人の家族と暮らしていると、クリスマスがいかに重要な日であるかということがわかります。いろいろ説明するよりも、日本のお盆やお正月に例える方が早いでしょう。クリスマス本来の意味から外れるかもしれませんが、この日は実質、家族や親しい人たちが、互いに一年の無事を喜び、労をねぎらい合う休息の日といっても過言ではないと思います。

 クリスマスは勿論イエス・キリストの生誕を祝い称え、感謝する日です。大多数の西洋の人たちが心の拠り所とする大切な日ですから、日本人にはわかりづらい感情の動きもあります。日本の仏教同様、日頃は意識はしない精神の根底を再確認する日でもあるので、単なるお祭り的な日と捉えては失礼に当たりそうです。
 あいにく今年はコロナの問題でキリスト教徒たちも教会に集まることはできませんでした。例年なら大小様々な教会で、厳かなミサが行われるのですが、今年は軒並み見送りとなっています。

 中にはうちの地元の教会のように、ズームを使ったリモートでミサを行う所もありました。こういった最新テクノロジーを使って様々な集会をするのが今年のクリスマスの特徴です。テレビのニュースなどを見ていると、若い牧師さんたちはそういった 新しい技術を取り入れることにも、ためらいはなさそうです。

 家の近くのカソリック教徒の人たちも、家族でリモートでミサに参加してそれからプレゼントの交換をすると言っておりました。


 プレゼント交換といえばやはりアメリカは少し過剰な気がします。

 毎年のことで、もう私も慣れっ子になっていますが、改めて考えるとどうしてこんなにプレゼントが多いのか、疑問に思うべきなんでしょう。

 今年も例年同様、私と家内はクリスマスギフトのラッピングに夜中の3時まで費やしました。今回はギフトの八割はオンライン・ショッピングで済ませたので、買い物自体は大変ではありませんでしたが、それにしても大変な量になってしまいました。

 家族同士と 子供の友人と 親戚達に送るものをラッピングするだけで数時間はかかった計算です。

 なんとか夜が明ける前にクリスマスツリーの下にはたくさんのギフトボックスやバッグが揃いました。例年と違うのは、クリスマス当日、外出せず他人とは会わないことです。

 今年はサイレント・ナイト、クワイエット・クリスマスです。他人様にお渡しするのは極力注意が必要。タイミングを見計らって、玄関先に置くとか、郵送にするとか、考えています。(休みはこの日と前日だけなので、ラッピングはいつも通り一気にやっちゃいました)

 例年なら人が来たり、こちらからギフトを持って出歩く事もあるので量はもっと多いのですが、それでもなぜだかツリーの下は贈り物の山みたいになってしまいました。 

 仮に日本人のビジターが来てこれを見たら、アメリカの過剰なプレゼントに驚くことでしょう。ギフト単体では大した金額ではありませんが、塵も積もれば山となるで、とにかく賑やかにするのがいいとされるのです。

 ちなみに今年の家内へのギフトはナイト・ガウン。子供達へは、ローラースケートやスマート・ウォッチ、マイク・スタンド、スウィッチ・ゲーム・ソフトなどでした。

 私が家族から頂いたのは、ビーニー・ハット、フーディ・スウェット、カメラ・クリーニング・キットなどなど。お互い気心知れた家族ならではの、欲しいものが揃いました。

  

 知人や親せき用には、当たり障りのないクッキーの詰め合わせ、ジャムの瓶詰めセット、それに加えて今年は、いくらあっても足りない使い捨てマスクのギフト仕様になったものを用意しました。ありきたりで申し訳ないのですが、それはお互い儀礼的なもの。凝り過ぎてハズレとなるより無難な定番を中心にセレクトするのが世の常です。

 みなさんは今年どんなプレゼントを受け取られたでしょうか?



付記:もらってよかったもの

 少し時間が過ぎて、プレゼントの交換がちょっとだけ進みました。結論ではありませんが、現時点で嬉しい誤算というか、予期せぬ頂き物を記録しておきます。



Mac Mini (中古品) 


                                   

 
 持つべきものは友と言いますが、昔の仕事仲間から、ちょっと古いMac Mini が送られてきました。正確にはクリスマス・イブに郵送されてきたものですが、忙しくて開封していませんでした。これは思わぬ嬉しいプレゼント! 彼は以前メールで私のマッキントッシュが崩壊寸前と愚痴をこぼしていたのを覚えてくれていたらしいのです。彼自身、最新のM1CPU搭載のMac book proを購入したばかりで、お古を私に譲ってくれた形です。なんであれ、使えるパソコンが一台増えたのはラッキーとしか言いようがありません。




ワッフル・メーカー
 
 


 娘のボーイフレンドのご両親からは、自宅で簡単においしいベルギー・スタイルのワッフルが作れる焼き機を貰いました。スグに作れるように、フラワーミックスやメイプルシロップまでセットで送られてきました。これは嬉しい! 私がワッフル好きだと娘から聞いていたのでしょうか。さっそく娘がふんわりふっくらしたベルジアン・ワッフルを作ってくれました。



映画「TENET」のDVD
 
 


 これも仕事がらみの知人から頂いたもののひとつです。今年唯一、映画館で観た映画で、私はいろんなところでこの映画を絶賛した記憶があります。時間をテーマにしたSF映画で、一度観ただけではわからない(でもすばらしい)難解な内容だったので、もう一度観たいと思っていたところでした。



CD:あいみょんの「おいしいパスタがあると聞いて」
 

 これにスペシャル付録がもう一枚のCD「風とリボン」付きという豪華版。それに加えてオフィシャル髭ダンディズムのベストセラー「Traveler」も同梱でした。日本の音楽に飢えていたので、これを日本から送ってくれた弟には感謝しています。



アディダスのフーディ

                                               

 家内からは、運動不足の私めに励ましを込めたスポーツウェアが贈られました。近頃は余分な贅肉も増え、血圧の心配も増してきていただけに、もういい加減ダイエットしなさいとの意味が込められているような気が・・・。来年から心機一転、停滞していたジョギングやウォーキングを再開するきっかけにこのアディダスで頑張りましょう。

 





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