2020年8月18日火曜日

ベスト・メンズ・バッグ:USA

どこでも仕事ができるバッグが欲しい


 

 長らく愛用してきたTIMBUK2のバックパック、The Authority Packが引退の時を迎えました。バッグ上部の把手が外れ、ジッパーが開きにくくなったり、バッグの底に穴が空き始めてきました。まだ使える、まだ行けると言い聞かせてきましたが、そろそろ限界です。買い替えを決意しました。

 思えばこのバッグ、けっこうベビーにこき使ってきました。毎日仕事に持ち歩き、休みの日にも車に入れっぱなしで、買い物袋代わりにも活用してきました。ちっちゃなカメラと三脚を詰め込んで趣味のハイキングというか、野歩きにもつき合わせてきました。

 もともとTIMBUK2はどのバッグも作りがしっかりしていて定評があります。私はバッグに限らず、何でもまず使い勝手と機能美を優先します。ブランドとかは二の次か三の先ですが、TIMBUK2のバッグは一般におしゃれ感が支持されてるのだと思います。見た目すっきりしていて無駄がないです。ニューヨーカーや近隣のビジネスマンたちの間でもよく見かけますからね。とりわけ都会で映えるメッセンジャーバッグが人気で、前の会社の上司もTIMBUK2の革製バッグの愛用者でした。確かにかっこよかったです。


 私もお気に入りだったこのバッグに、Macbookと必要最低限のモノを詰め込んで街を歩き回っていました。これさえあれば、どこへ行っても仕事ができる気分になります。マンハッタンで働いていたときは、地下鉄やバスを乗り継ぐことが多かったので、バックパックが便利です。かといってあまりアウトドアっぽいスタイルのバッグは着るものにそぐわなくなるので、こいつが一番無難ということになります。

 家には趣の異なるThe North Faceやノーブランドのショルダーバッグも数種類備えてはおります。しかし使用頻度ダントツはこのTIMBUK2でした。シンプルな機能美とスマートな見栄えがとても気に入っていたのです。気がつくと購入からもう7年越しになりますが、よく頑張ってくれたものです。その間仕事も変わり、マンハッタン通勤も終わったので、そろそろ別のスタイルに買い替えどきだと思います。

 近頃は腰痛不安もあるので大きいバッグは控え、小さくコンパクトに纏められるメッセンジャー・バッグを一つ買い足しました。当面はこれと、山歩き用のThe North Faceバックパックを使い分けていこうと思います。

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 このちっちゃな肩掛け型のバッグ、まったく無名の商品ですが、かなり自分の要求に近いものです。アマゾンでまず形状、そして大きさありきで選びました。内部の寸法を調べて、自分のiPadが入るかどうか。内側に4っつ以上のポケットないし仕切りがあるかどうか。それだけです。品質等は来てのお楽しみということにしました。

 三日後に送られてきたこのバッグ、サイズ感といい、肩にたすき掛けしたときのフィット感といい、申し分ありません。iPadにキーボード・ケースを装着した状態でもすっぽり収まり、コンパクトカメラや文庫本、スマホ、手帳類をいれても余裕でスペースがあります。

 ちょっと街に出るときや、図書館やカフェで書き物したりiPadで簡単な作業をするにも便利です。当面はこれをサブバッグとし活用したいと思っています。これにアウトドア用のノースフェイス製バックパックと使い分ければ当面バッグはこと足りそうです。


参考までに:いまアメリカで人気のメッセンジャー・バッグ

1 Carhartt D89:このタイプ、数年前から大人気で、類似品も山のように出ています。レジャーに仕事にと、多目的用途で重宝する万能型バッグです。


2 Topo Designs Commuter Briefcase:スーツが映える独特のフォルムが人気のビジネスマン用バッグ。しなやかな手触りにもこだわり、毎日使ったら肌身離せなくなる心地よさです。


 

3  Samsonite Columbian Leather Flapover Case:アメリカ人はサムソナイト好きが多いかも。通勤電車や地下鉄で見かけることもままあります。無難にまとめたシンプルなデザイン、高級志向のレザー製で、縫製もしっかりしていて、タフな使い方にも耐える頑丈さには定評があります。



他にもいろいろありますが、それらはまたの機会に。

 日本のメンズ・ファッション雑誌などをみると、かなり高級志向のバッグばかり紹介されています。ヨーロッパは知りませんが、少なくともアメリカの一般的な成人男子でそこまで本格路線のバッグ持ってる人、あまり見かけません。ブランド云々よりパット見、その人に似合っっているかどうかが評価の分かれ目だと思います。そういった意味で、服の着こなし同様、バッグもその人にフィットしていれば、いいのではなかと思っています。 

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