日本人にとってアメリカは住みやすい国でしょうか?
何が違い、どこに気をつければよいのでしょう?
将来アメリカへ移住予定の方、仕事で赴任する方、または来て間もない方へ、生活の参考になればとQ&A方式でいくつかの項目をまとめてみました。
気軽にヒントとして活用していただければ幸いです。
米国在住の写真家+グラフィックデザイナーが、Cameraの話を中心に、撮影にまつわるお役立ち情報を発信します。
日本人にとってアメリカは住みやすい国でしょうか?
何が違い、どこに気をつければよいのでしょう?
将来アメリカへ移住予定の方、仕事で赴任する方、または来て間もない方へ、生活の参考になればとQ&A方式でいくつかの項目をまとめてみました。
気軽にヒントとして活用していただければ幸いです。
ニューヨーク探訪:ビーコン編
「マンハッタンからそう遠くない場所で面白いところはないか」
ブルックリンとマンハッタンを往復する毎日の元同僚に訊かれたことがあります。
「Beaconが今、来てるよ」
私がそう言っても彼は知りませんでした。ニューヨーク生活の長い人でも、あまり知られていないホットな町です。いま再開発が進行中で、とても楽しめるスポットの多いこれから「来る」であろう町なのです。
ビーコンは、マンハッタンのグランドセントラル駅から、メトロノースという電車で1時間半ほどのところにある、ハドソン川沿いの小さな町です。
この町はここ10年くらいでアートの町として大きく様変わりしたことで、各所から注目されています。
アメリカで何がウケるのか
歴史的に見て、政府であれ民間であれ、日本文化の海外への発信力は、それほど強いものとは言えませんでした。ちかごろは、政府主導でクールジャパンなどと銘打って、日本の文化を海外へ広める機運は高まっているようですが、どうでしょうか。
いまのところその効果より、以前からの民間レベルの交流のほうが、大きな功績を残していると思います。でもそれだけでもまだ微々たるもの。
実際の歴史は、経済主導で日本の文化が海外にもたらされてきたと言っていいでしょう。
国際社会を生き延びるため、日本は何が必要なのか、模索していきたいと思います。
MADE IN JAPAN
米国においては、やはり自動車産業への参入が最大のインパクトでした。70年代に入り、トヨタ、日産、ホンダと、国産メーカーがこぞって本格的に自動車大国アメリカにターゲットを絞り、輸出をはじめました。当初は華奢な車体、貧相なデザインで受けは良くなかったと聞きます。しかしじわじわと品質の良さをウリに、粘り強く営業努力を重ねていった結果、安定した品質、壊れにくさが評価されはじめました。トヨタ現地工場での「改善」という概念がアメリカの労働者にも受け入れられ、やがて本家本元の米国車を打ち負かしていったのです。
アメリカの生き物を撮影
ニューヨーク州を含む、アメリカ北東部は美しい大自然の宝庫です。日本同様、四季を通じてそれぞれ違った風景が楽しめます。今回は、アメリカで見られる野生動物などをご紹介いたします。
常日頃、私はどこへ行くときでも、デジカメを持ち歩いています。ポケットに入るコンデジがほとんどです。スマホのカメラでもいいのですが、私が撮りたいものは大抵、遠くにあるのでズームが必須です。デジタルズームはどうしても解像感が良くないので、スマホはあまり使いません。
一眼レフも以前は持ち歩いていましたが、400ミリ超のバズーカみたいなズームレンズは、でかくて重たくて日常のスナップ撮影には不向きです。
せめて1インチ・センサーのコンデジで20倍ほどズームがあって、コンパクトだったらベストですが、そういう特殊用途のカメラは極めて少ないです。 なので散歩はもっぱらポケットに入る30倍程のズームのコンデジを常用。これなら夜景や暗い室内以外は、そこそこ納得できる写真が撮れます。
散歩中は視界に入って気になったものは何でも撮ります。一番よく撮るのは野生の動植物。
私の散歩コースでは、様々な野生動物や美しい草花が見られるので、撮りたいものはたくさんあります。
日本人の英語ベタはアメリカでもつとに知られています。
国際的な集会や祭典の場で、他の外国人が流暢に英語でスピーチするのに、日本人だけが通訳つけて日本語で話すシーンをよく見かけます。どうしてもちょっと浮いた感じは否めません。教育レベルの高い日本人が、なぜこれほどまでに英語を苦手とするのでしょう。
特に英会話。今や小中高、大学でも英語を学んでいるのに、日常会話程度でも話せる人はほんの一握りです。なぜか不思議なくらいに英語が話せない。
色々意見はあるでしょうが、私は一つの原因ではなく、複数の要因が絡まり合っているのだ思っています。
今回はその要因といくつかの解決案を提示させていただきます。
英語が上達しない要因
私はアメリカに20年以上住んでいて、英語を系統立てて学んだことがありません。日常会話の場で困ることはありませんが、込み入った状況ではまだまだ不十分だと思っています。例えば、テレビのニュース番組で、ゴシップ的なストーリーだと9割方理解できるのですが、政治経済の込み入った話となると、よほど集中して聞かないと、途中で何言ってるのかわからなくなります。映画やドラマも、会話の多いものは英字字幕に助けられての視聴が常です。長年海外にいるからといって、語学は自然に上達するとは思わないでください。
なまけものだった自分を、今はとても後悔しています。以下の事実にもっと早く気づくべきでした。