2020年6月2日火曜日

ベスト・バーガーショップ

USA:行きたいバーガーショップ・ベスト5


 外食産業が壊滅的な打撃を受けている昨今、早急な再開を望む心の声は絶えないのですが、総合的にみてこのニューヨーク州はまだ、コロナによる危険水域を脱しているとはとてもいえない状況です。特に人が集まって食事をするレストランは、開くにひらけない苦渋の最中にあります。なんとか政府や地域の支援で持ちこたえて欲しいと願うばかりです。

 ワタクシの大好きなハンバーガーショップ各店も、現時点テイクアウト営業してる所もあり利用していますが、平常時であれば基本店内でいただくのが私の好みであります。(ドライブスルーは昔から苦手で、四回に一回ぐらいはオーダーの聞き間違いされたり、ケチャップやストローを入れ忘れられたりします)それに店それぞれの雰囲気を楽しむイート・インのほうが食事をより楽しく味わえますから。

 というわけで、「コロナが明けたら行きたいアメリカのバーガーショップ、ベスト5」を作ってみました。



順不同ですが、第一位はほぼ迷い無く決まりで、

「Red Robin」
正式名称は「Red Robin Gourment Burgers and Brews」と長たらしいけど、こちらでは「Red Robin」の呼び名で親しまれています。とにかくメニューが豊富で、バーガーだけでも20種類ほどの中からお好みの品を選べます。ファミレス的な店なので普通のメニューだけで十分なのに、このバーガー愛に満ちたダントツの品揃い。これこそが一位の証です。
 以下はワタクシの一押しバーガーです。

1 レッドロビン・グルメ・チーズバーガー
 レッドロビンの看板メニューですね。このバーガーは創業以来のヒット商品でまさにこの店の歴史そのものです。数あるメニューもこのチーズバーガーを起点に様々なバリエーションを創作したと言えます。レタス、トマト、玉ねぎ、ピクルスにマヨネーズ、そこにお好みのチーズが入れられるので、この定番バーガーを選べば後悔することはまずはありません。迷った時はまずこいつ!

2 バンザイ
テリヤキソースにどっぷり漬け込まれたパテの風味が命。販売当初は斬新だったこのテイストも、その後多くの個人経営バーガーショップが真似して照り焼きバーガーとして広く知られるようになりました。日本人としてはやや照り焼きソースの定義が曖昧で、本当にバンザイできるの? と思ってしまいますが、ついついその旨さに乗せられてしまうのです。バーガーの新しい可能性を切り開いた一品、と言えば言い過ぎでしょうか。

3 ワカモレ・ベーコン
 アボカドとベーコンの組み合わせがバーガーの新たな歴史の1ページを開いた、そういっても過言ではない傑作。レッドロビンはこの2つをバーガーの中でに融合させるという化学実験のような試みに成功したのです。シンプルでクラシックなバーガーのトッピングとスイスチーズは、サンドイッチの主役である2つの要素を損なうことはありません。あまりの斬新さに初めはためらいましたが、2度3度と注文するうちに、私はその虜となりました。日本では味わえない珍品です。
 レッドロビンのおすすめはコレだけではありませんが、依怙贔屓とも取られかねないので他の優れたバーガーショップもご紹介しましょう。


「FIVE GUYS」
 ファイブ・ガイズは1986年にワシントンDCエリアで家族経営のビジネスとしてスタートしました。ここ10年以内で爆発的に急成長し、今日では全国のバーガー愛好家がこぞってこの店に集まってきます。新しいスタイルのバーガーショップで、柔らかくジューシーなパテはかなりのハイレベル。様々なバリエーションのトッピングを楽しめるのもマルです。値段もそれほど高くなく、ファストフード並みの速さで、最高のバーガーを作っていきます。オープンキッチンで作る過程が見られるのも面白いですね。さらにこれらの香ばしいバーガーに合う新鮮なカットフライドポテトのペアリングが人気です。待ってる間、食べ放題のロースト・ピーナッツをつまめるのもグッドです。

「Wendy’s」
 可愛い女の子のロゴで有名な「ウェンディーズ」ここに初めて行くなら、メニューはとりあえず「4 fo 4」がいいでしょう。たった4ドルでバーガー、フライドポテト、チキンナゲット、ドリンクの4つがセットになった若者に大人気の商品です。バーガーも選択肢があって、中でもベーコンチーズバーガーがならきっと満足いくはず。2回目にウェンディーズに行ったときは、チェーンで最も人気のあるサンドイッチの1つ、「ベーコネーター」を試してみてください。がっつり肉食系の人向けに作られたこのバーガーは、1/4ポンドのパテ2枚と6枚のベーコンで構成されており、チーズ、ケチャップ、マヨネーズがほどよい量にブレンドされています。少し高めですが、満足感はたっぷりです。

「Johnny Rockets」
 古き良きアメリカの雰囲気を大事にするジョニー・ロケッツ。この店のドアを入ると、50年代のアメリカン・ダイナーにタイムスリップしたような気分になります。当時流行ったソックホップ音楽が流れる店内で、時間をかけてバーガー選びをしましょう。ボックス席中心のレストランなので、夕食時はゆったりくつろいで長居する客が多く、少し待たされたり、値段も少し高めですがそれだけの価値はあります。
 メニューはかなり多めですが、お勧めはベーコン・チェダーバーガー。アップルウッドのスモークベーコンにウィスコンシン州産チェダーチーズ、レストラン特製の秘密のソースに包まれたこのバーガーは、あなたの期待を裏切りません。

「Shake Shack」 
 アメリカでハンバーガー・ショップのランキングに絶対欠かせないのが「シェイク・シャック」です。この店がが全米一のバーガーチェーン常連としてランクインし続けているのには理由があります。
 メニューにはホットドッグ、フレンチフライ、フローズン・カスタードなど美味しいメニューがたくさんありますが、それらの誘惑を退け、まずはハンバーガーに行ってください。もう百聞は一食にしかずとしか言いようがありません。一口食べたら高級な肉を使っていることがすぐ分かるでしょう。じゅわっと飛び出す肉汁、とろけるようなチーズ、新鮮シャキシャキの野菜、そしてチェーン店特製のシャックソースがここだけの味を優雅に演出するのです。まさに王道の貫禄。そこらのチェーン店のバーガーが吹っ飛ぶ美味しさです。

 
まとめ
 アメリカにはまだまだ素晴らしいバーガーショップ、レストランはいっぱいあるのですが、今日はここまで。
 いまこの時期、テイクアウトができても、これらの店に入れない可能性があります。ぜひ行く前にご確認を。1日も早くこの状況が解消され、みんなで楽しくバーガーを頰ばれる日を迎えたい、そう願うばかりであります。

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