2023年2月18日土曜日

就職が有利になる学科とは:米国編

サムズアップ・アメリカ!
就職の可能性を高める6つのコース




いざ大学を卒業しても、その専攻学科により就職の門は思いのほか狭く閉ざされてしまいます。卒業後を見越して賢く単位をとり、自分の望む分野で働くには、知っておくべきことがあります。
また卒業後、さらに授業を受けることで、より強力な求職者になることができます。


もしあなたがまだ大学に在籍しているなら、卒業後の就職の可能性を高めるために、いくつかの選択科目を履修することを検討してみるのも悪くありません。
また、すでに卒業している人も、学歴を増やすことで、次のキャリアステップを踏み出す際に注目を浴びることができます。


ここでは、就職の可能性を高めることができる6つの独立したコースをご紹介します。



Professional development専門能力開発)

Art Institute of Fort Lauderdaleのキャリアサービス部門のアシスタントディレクターであるジョディ・バークシャー氏は、専門能力開発クラスでは通常、求職スキル、面接テクニック、カバーレター、履歴書、礼状の書き方などを学ぶべき、と言います。
「素晴らしいスキル、素晴らしいポートフォリオ、素晴らしいGPAを持っていても、将来の雇用主に自分をどう見せるか、面接での難しい質問にどう対処するかを知らなければ、仕事を得ることはできないでしょう。だからこそのProfessional Developmentなのです」、と強く勧めています。





Etiquetteエチケット)

バークシャー氏によると、このようなコースを設けている大学はほとんどありませんが、地域教育プログラムなどで学ぶことができる場合があると言います。
握手や自己紹介の仕方、立ち上がるタイミング、席を譲るタイミングなどは通常大学で教わることはありませんが、どれも知っておくべき重要なことです。
「専門分野の取得だけでは差異を見せられないのです」とバークシャーは言います。「完璧なマナーを身につければ、仕事を獲得し、仕事を続け、会社で出世する可能性が高まるのです」。


ソーシャル・メディア

今どき、私たちが見聞きする仕事依頼の50%以上は、『ソーシャルメディアマーケティングを担当してください』というフレーズで占められます」と、バークシャー氏は言います。しかし、単にFacebookで投稿したり、共有したり、タグ付けしたりするだけではありません。

「これは、あなたが既に知っている分野のように思えるでしょうが、良いマーケティングの原則に基づいているクラスを取る機会がある場合は、必ずそれを取ることをお勧めします」と氏は言います。「そして、そのスキルを履歴書やカバーレターに記載し、面接で言及するようにしましょう。ついでに自分のFacebookページもブラッシュアップしておくことをお忘れなく。

 
心理学

Tourism Exposedの創設者であるKimberly Ramasawakは、心理学のコースを受講することで、人間の行動をよりよく理解できるようになると述べています。
「人がなぜそのような行動をとるのか、人はなぜそのような決断をするのか、その方法を学べることは重要であり、見落とされがちで過小評価されがちなスキルです」と。

「求職者の海の中で目立つための大きな部分は、潜在的な採用担当者/組織に価値を提供し、ソリューションを提供するための最適な人材として、自分を売り込み、位置づけることができることです」と彼女は説明します。「そのためには、人間の行動や心理について学ぶのが効果的なのです」





ビジネス・コミュニケーション

自分の考えを明確かつ簡潔に伝えることは、どのようなキャリアでも成功するために不可欠です。
「学生にとっても社会人にとっても、ビジネスコミュニケーションほど重要な授業はありません」と、キャリアコーチで『ウォール街のプロフェッショナル サバイバルガイド』の著者でもあるロイ・コーエンは言います。

「私は、長年にわたってクライアントに就職活動のアドバイスをしてきた中で、文章の構成、優れた文法、口頭でのプレゼンテーションなどの優位性を見出しました。
基本的なコミュニケーションスキルが、成功を収めるために不可欠であることを再意確認したのです」とコーエンは説明します。そして「それがないと、賢い人は信用を失い、チャンスを逃してしまうのです」と強調します。



統計学

マウントサイナイ医科大学の予防医学教授であるルース・クラウディオは、「統計学は、ほとんどすべての分野に応用できる授業です」と言います。
「統計学は、生物医学研究、ビジネス、経済学、社会科学、コンピュータ科学など、実に多くの分野で応用が可能です。大人になったら何になりたいか分からなくても、統計学に堪能であれば、自分の情熱により適した道を見つけるまで、ほとんどすべての分野で仕事に就くことができます。」とまで豪語します。
実際、多くの就職経験者が統計学の優位性を指摘し、推薦しています。
あなたもぜひ一度、統計学の入門コースを学んでみてください。



0 件のコメント:

コメントを投稿