2022年4月10日日曜日

スマホで桜をきれいに撮影する方法

サムズアップ・アメリカ!
一味違う桜写真をスマホで撮るためには?





スマートフォンで最高の桜を撮影する方法について、今からでも決して遅くはありません。日本のみならずアメリカの各都市でもこれから順次、桜の見頃が始まります。
この時期にアメリカ訪問を検討している方は、前もって開花情報を取得し、写真撮影のヒントとコツを準備しておくとよいでしょう。

ここでは、スマートフォンを最大限に活用し、完璧な桜の写真を撮るために必要なすべてをご紹介します。



1. タイミングがすべて(混雑を避け前もって計画を立てよう)

まずは下調べをしましょう。
行き先や気候によって、天気予報はまちまちです。
多くの場合、4月いっぱい桜を見ることができますが、開花は3月からいつでも可能です。

桜は毎年多くの人が訪れることで知られており、街は混雑し、公園などは歩きにくくなることもあります。静かな散歩を楽しみたい人や、穏やかな写真を撮りたい人には不向きな状況です。

そこで、早起きして近くの桜の名所へ行き、日の出を拝むことをおすすめします。
公園を独り占めでき、朝の暖かい光で写真をより美しく仕上げることができます。



2. 光を読む
(日の出と日の入りが理想的)

写真家なら誰でも知っていることですが、1日のうちで最も良い光を捉えられるのは、日の出と日の入りの2回だけなんです。この時間帯に写真を撮れば、傑作が生まれるはずです。
地平線および水平線から発する太陽光のスペクトルは、昼間とは違うドラマチックな写りを演出してくれます。
柔らかい光は、花のパステルカラーを際立たせ、写真にしたときに、見た目以上に雰囲気のある色合いに仕上がります。
背景は澄んだ青空など静かな場所を選び部のが定石です。
ただしフィルターを使うと、ピンクの自然な色合いが損なわれてしまうので、使わない方が自然に近い発色となります。



3.一歩近づく

スマートフォンで桜を撮影する場合、間近で撮影することが重要です。
スマートフォンのカメラは日々進化していますが、やはり限界があります。
しかし、桜の美しさはアップで見るもの。
桜をより美しく撮影するには、携帯用のマクロレンズを購入することをお勧めします。
もちろん、遠くから撮影することもできますが、桜の花は細部が命です。



4. 高画質写真アプリをダウンロードする

スマートフォンのカメラは、プロ用カメラのような高度な機能を備えていないため、Google StoreやApp Storeには、モバイル端末の機能を最大限に発揮させるためのアプリケーションがたくさん用意されています。
数ある機能の中でも、特定の写真アプリケーションは、ピントを合わせたり、露出を調整したり、写真をシャープですっきりした印象にするのに役立ちます。
iTunesではCamera+を、Google PlayではVignetteをお求めいただけます。






5. アングルを試す

スマートフォンのカメラに頼る(一眼レフカメラを持ち歩かない)メリットの1つは、効率性です。
桜のロケ地が混雑している場合、スマートフォンのカメラが重宝されます。
目線の高さでピントを合わせ、真ん中に被写体を置いて撮影するような典型的な写真ではなく、ハイアングルや、ローアングルを工夫するなど、あなたの創造力を自由に発揮してください。




6. ハイライトとシャドウを認識する

朝のゴールデンタイムを逃してしまい、お昼までに完璧な写真が撮れないという人は、いくつか知っておくとよいことがあります。

直射日光の下に立つと、構図の色彩が損なわれてしまいます。
そこで、その日の完璧な時間を待つ以外にできることは、スマートフォンのHDR機能を有効にすることです。
HDRは、写真にダイナミックレンジを追加するプロセスです。
つまり、1枚の写真を撮影するのではなく、露出を変えて撮影した3枚の写真を一度にブレンドして、バランスのとれた1枚の写真を作るのがHDRなのです。

でも、外が曇っていたらどうなるのでしょう?
ご心配なく。写真家にとって、曇りの日は絶好のシャッターチャンスに変わることがあります。
雲は太陽光の強さを弱めるので、光が地球に触れるとき、よりソフトになり、美しい写真を撮るための理想的な環境を作り出します。




7. リラックスしてその場を楽しむ

よくやりがちなのが、スマートフォンに顔を埋めたまま没頭してしまうことです。
撮った写真をチェックするのはいいのですが、それよりもその場の雰囲気をまず楽しみましょう。
いい写真、いい写真とこだわってばかりだと、生で見る桜の本質を見失ってしまいます。
撮影して、その場で編集して、また撮影して、また編集して......を繰り返していては、いつまでたってもうまくいかないものです。
まず一息ついてください。周りを見渡して、繊細な色合いや環境を吸収してください。
一歩引いたところから、今まで見逃していたものが見えてくるかもしれませんよ。



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