2022年4月29日金曜日

New York観光「ハドソンバレー春の楽しみ方」

サムズアップ・アメリカ!
春のハドソンバレーは見どころ満載




ハドソンバレーは春になると活気づき、チューリップをはじめ、桜やマグノリア、フォセンシアなどの開花でどんどん華やいでいきます。

この春、ハドソンバレーをおとづれる準備はできているけれど、どこへ行けばいいのか、何を見ればいいのかわからないという方は、この「ハドソンバレー春の楽しみ方」を参考にしてみてください。

リストにある場所はどこも春季の営業が開始しており、ハドソンバレーの春休みにぴったりです。(注:営業開始日は異なる場合があります)



まずはハドソンバレー春の時期の天気をチェック!

ハドソンバレーの春から夏にかけて(5月~6月)の天候は、一貫して大きな幅があります。

4月はまだ寒いこともあるので(ハドソンバレーのどこにいるかにもよりますが)、4月終わり頃には気温が横ばいになるのが一般的です。
(参考:信じがたいことですが、2020年には5月初旬にハドソンバレーで雪が降りました)


ミッドハドソンバレー地域の大部分とキャッツキル地方は、春の大部分は寒くて雨が多く、夕方はまだ寒くなることがあります。

ハドソンバレー中の農場は、夕方の霜が果樹園や植木にダメージを与えるので、ハドソンバレーの春の始まりはストレスが多いと感じます。

ロウアーハドソンバレーの多くの地域では、ミッドハドソンやアッパーハドソンバレーの地域よりも5~10度ほど気温が高く、穏やかな気候になることが多いようです。

ハドソンバレー地域はヨンカーズからオールバニーまで約150マイル(約121km)続いているため、ウェストチェスター郡とオールバニーでは天候が大きく異なることがあります。

また、ハドソン渓谷の多くは山地であるため、標高の高さによる気候・天気の変化も加わります。

一般的に、5月下旬から暖かい季節が始まります。山間部ハドソンバレーにようやく暖かい気候が訪れると同時に、雨天も多く発生します。

でも、そんなことでハドソンバレーの春休みの計画を止めないでください。事前に計画を立て、適切な服装をすれば、お出かけも問題ありません。

(注:ハドソン渓谷の天気は、例年よりも予測不可能になってきています。古い情報にはご注意ください)



このリストにあるアクティビティの中には、当たり前のこと(アウトドアアクティビティ)もありますが、ハドソンバレーでは季節限定で春になるとオープンする場所もあります。



 ハドソンバレーで必見のスポット・リスト



イニスフリーガーデン(ミルブルック)

世界のベスト10ガーデンとして知られるInnisfree Gardenは、ハドソンバレーの春に訪れたい場所です。(春のリニューアルオープンは4月頃です。)
ニューヨーク州ミルブルックにある、中国の様式に影響を受けたアメリカの非営利の公共庭園です。
この庭園は、1930年から1960年にかけて、ウォルター&マリオン・ベック夫妻のプライベートガーデンとして造られ、8世紀の中国の詩人・画家の王維の巻物画にインスピレーションを受けています。
ハーバード大学の造園家レスター・コリンズの協力のもと、中国絵画からインスピレーションを得た個々の庭の風景は、氷河湖を中心とした全体の景観とつながり、周囲の生態系と調和して訪れる人を魅了しています。


ストーンクロップガーデン (コールドスプリング)

2022年4月1日再オープン。コールドスプリングにあるこの素晴らしい庭園は、パトナム郡で春の一日を過ごすのに最適です。
季節ごとに丹念に育てられた花や樹木が美しく輝き、大自然の息吹が堪能できます。アメリカや西欧の伝統的な庭づくりが学べ、日本の庭園とはまた違った自然へのアプローチが味わえます。(特定の日に開園。時間帯の予約が必要です。) 入場料: 10ドル


ビバリーEスミス・バタフライ&ハミングバード・ガーデン(ヨンカーズ)

レノア自然保護区にあるこのバタフライ/ハミングバード・ガーデンは、ヨンカーズで最も必見の観光スポットです。大都会マンハッタンから30分ほどで行ける場所に、秘境にような大自然が息づいているのに驚かされます。満開の時期には、何十種類もの蝶を見ることもできます。(毎日開園) 入場料 無料






ハモンド博物館&日本庭園(ノースセーラム)
 
ニューヨーク州ノースセーラムにあるハモンド美術館と日本庭園は、ウエストチェスター郡にある日本美術を展示する美術館と7エーカーの日本庭園を持つ散策路です。
東洋と西洋の文化が交錯するこの美術館では、展示や講演会、プログラムが随時開催されています。
1957年、ナタリー・ヘイズ・ハモンド(1904-1985)により、東洋と西洋の文化を鑑賞できる場所として設立されました。 1979年には、ハモンド美術館の設立と彼女の芸術に対してウエストチェスター・コミュニティ・カレッジ財団のメダリオン賞が授与されています。
2022年4月に再オープンしたばかりのこの3エーカー以上の庭園には、池から美しい風景を眺めるための遊歩道があります。(水~土12時~16時開園)入場料:5ドル


アンテルマイヤー・ガーデン(ヨンカーズ)
アンテルマイヤー・パーク&ガーデンは、ニューヨーク市のすぐ北、ウエストチェスター郡ヨンカーズにある43エーカーの歴史ある市の公立公園です。
この公園は、サミュエル・J・アンターマイヤーの150エーカーの土地「グレイストーン」の名残である。(開園時間: 午前9時〜午後4時) 入場無料。無料


チュアンイエン仏教修道院
(カーメル)

西半球最大の屋内仏像があり、修道院とその広大な敷地は、リラックスして探索するには最適の場所です。アメリカの中の仏教系修道院としては最大のもので、世界中から修行のために仏教徒が訪れます。(春のリニューアルオープン予定:2022年春末)入場無料。


バナーマン城(ビーコン)

この春に誰も行ったことがないような場所を訪ねたいなら、ここでしょう。
バナーマン城はハドソン川にある小さな古城跡です。 島はかつて無人で、ボートでしかアクセスできませんでした。 この小さな古城はかつて住んでいたスコットランド人の要塞の名残です。
島へのフェリー乗り入れ、ビーコンとニューバーグからのツアーは2022年5月から。(事前に要問い合わせ)






ミッドハドソン橋でのブリッジミュージック(ハイランド&ポキプシー )

これはミッドハドソンバレー地域でできる最もユニークな経験の一つです。
ウォークウェイ・オーバー・ザ・ハドソン州立歴史公園の近くにあるミッドハドソン橋で橋での音楽を聴くのは、暖かく晴れたハドソンバレーの春の午後を過ごすには最高の方法です。いつ演るかは事前にサイトでチェックが必要。 入場料 無料



ローカストグローブ・エステート

ポキプシー - ポキプシーにあるこの場所は、サミュエル・モースの歴史的な家であるだけでなく、豊富な敷地、庭園、ハイキングコース、特別イベントなどがあり、ダッチェス郡の観光に最適な場所となっています。
ハドソンバレーの春休みのアクティビティとして、どなたにも最適な場所です。(春の再オープン日:4月1日 - ツアーは5月から)


ハドソンハイランド自然博物館
(コーンウォール・オン・ハドソン)

1959年に設立されたハドソンハイランド自然博物館は、体験型の教育や遊びを通して子どもたちと自然を結びつけ、環境教育に重点を置く一流のネイチャーセンターです。
長年にわたり、ハドソンハイランドのユニークな生態系に焦点を当て、自然界に対する知識と理解を深めるための質の高い教育プログラムを学生や一般市民向けに展開してきました。 博物館には、ハドソンバレー初のネイチャープレイエリアであるグラスホッパーグローブがあります。
博物館のアウトドア・ディスカバリー・センターとグラスホッパーグローブはニューヨーク州コーンウォールに、野生動物教育センターはニューヨーク州コーンウォール・オン・ハドソンに所在します。
ハイキングコースは年中無休ですが、ビジターセンターとグラスホッパーグローブ(小さな子供向けの遊び場)は事前登録で土曜と日曜にオープンしています。小さなお子さんのいる家族づれ旅行には最適です。入場料: $5



ミュージアムビレッジ(モンロー)

19世紀の生活を紹介する野外の歴史博物館です。
スクールハウス、プリントショップ、ほうき屋、キャンドルショップ、鍛冶屋、ログキャビン、織物屋、農具、消防署、馬屋、ドラッグストア、自然史博物館(世界3大マストドンの骨格標本がある)を見学することができます。(4月よりオープン)






ストーム・キング・アートセンター
(ニューウィンザー)

広大な敷地に点在する屋外彫刻を移動しながら堪能できるアートミュージアムです。高明な彫刻アーティストたちの奔放なイマジネーションが大自然の中で炸裂しています。
ストームキングアートセンターは、通称ストームキングと呼ばれ、ストームキングマウンテンに近いことから名付けられた野外美術館です。
現代の野外彫刻のコレクションとしては、おそらく米国で最大のものを所蔵しています。1960年にラルフ・E・オグデンによってハドソンリバー派の絵画のための美術館として設立されましたが、すぐに20世紀で最も評価の高いアーティストたちの作品を集めた大規模な彫刻の場に発展しました。 


キャッツキル・アニマル・サンクチュアリ
(ソーガティーズ)

このユニークな場所には300以上の動物が飼育されています。北米(特に東海岸)を代表する自然界の動物たちが一同に集まる稀有な場所です。通常ツアーと家族向けツアーがあります。どちらもツアー料金がかかります。


オーパス40(ソーガティーズ)

アルスター郡で最高の観光スポットの一つ。
地球外生命体か、古代文明が残したもののように見える「Opus 40」。
Opus 40の正体は、一人の男が長年の努力の末に作り上げた広大な岩の彫刻です。ニューヨーク州ハドソンバレーのソーガティーズという町にあり、ニューヨーク市から車で2時間ほどのところにあります。

ウィドウ・ジェーン鉱山
ローゼンデール)

アメリカの歴史見学に絶好の場所がローゼンデールにあります。
鉱山とスナイダー・エステートは、セルフガイドツアーで見学可能です。セルフガイドツアーのパンフレットは、入口キオスクに置いているので必ず手に取ってご入場ください。西武時代のアメリカにタイムスリップしたような体験ができます。大人5ドル、家族10ドル、学生2ドル



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