ハーブ界最強の爽快さ：ミントとは

サムズアップ・アメリカ！

ミントを生かして爽やかに過ごす

使い方、効果、レシピ

ミントは古くから、特にバルカン料理や中東料理で、飲み物や料理に鮮やかな味と香りを添えてきました。

生の葉や乾燥した葉は食材として、エッセンシャルオイルは香料や香り付けとして抽出されます。

春から秋にかけて若い葉を収穫し続けますが、ミントは室内で栽培することもできるため、一年中入手することができます。

ミントは、ホットミントティーや冷たいミントジュレップ、モヒートなど、おいしい焼き菓子や風味豊かなソース、飲み物にさまざまに利用されています。



ミントとは？

ミントは、ミント科の植物（Mentha）の様々な種から作られる芳香性のハーブです。

地中海東部が原産で、ミントの名前は神話に登場するミンテ（Mintho）という名の妖精に由来しています。嫉妬深いペルセポネは、冥界の神プルートと関係を持った後、彼女を下等なミントの植物に変えてしまった・・・神話の中でそんな記述が残っています。

ミントは一般的な植物で、多くの園芸家に愛されているため、自分で育てるのも簡単です。ハーブとして、グルテンフリーで、ヴィーガン、ベジタリアン、パレオダイエットに適しています。

品種

スペアミントとカーリーミントは、料理や飲み物に使うハーブとして最もよく栽培されている品種です。

ペパーミントは少し強すぎるため、生のまま料理に使用することはできません。

その代わり、栽培してペパーミントオイルに加工し、香料として使用するほか、さらに精製してメントールとして使用することもできます。

他にも面白い味と香りを持つミントの品種を見つけることができます。

アップルミントはリンゴの香り、オレンジミントは柑橘系の香り、チョコレートミントは少しチョコレートの味がします。

味わい

ミントの味は甘く、舌の上に涼しさが残ります。ペパーミントは、メントール感が強く、より強い味わいです。生の葉が最も香りが強く、乾燥した葉は香りが弱くなります。



調理方法

フレッシュなミントの葉は、リボン状にカットしてレシピに加えるのが一般的です。

茎と柔らかい葉は、温かい飲み物や冷たい飲み物に入れ、つぶして（マドリング）風味を増すこともできます。

乾燥したミントの葉は、ソースやシチューを煮込むときに加えることができます。

ミント・エキスは、焼き菓子やお菓子にミントの香りをつけたり、ホット・チョコレートの風味付けに使われます。



レシピとして

ミントは伝統的にラム肉や鶏肉によく合います。

サラダ、サイドディッシュ、ソースなど、中近東やギリシャの料理に広く使われています。

フレッシュなミントは、ハーブティーにも好んで使われます。例えば、


ラムバーガーミント添え

フレッシュミントティー

ラムのミントソース

用途

家庭でミントは、古くから芳香剤として使われてきました。

ハーブの一種として、消臭剤として家の中に撒かれました。

現在では、サシェやポプリによく使われています。

また、ペパーミントオイルは、アロマテラピーで覚醒作用のある香りとして使われることもあります。



どこで買うか

フレッシュミントはスーパーの青果コーナーで、他のフレッシュハーブと一緒に売られています。

ドライミントは、スパイスのコーナーで売られています。ベーキングコーナーでは、スペアミントやペパーミント・エキスが売られています。


ミントはとても育てやすい植物です。

植物は湿った土を好み、ほとんどの植物は少しの日陰にも耐えることができます。

ほとんどのミントは多年生植物です。

良い場所に植えれば、ハーブは毎年戻ってきます。

実際、多くの園芸家が、ミントはとても育てやすいので、捨てようと思っても捨てられないくらいよく育つと言っています。

ミントは良い場所を見つけると広がるのが好きなので、計画的に育てましょう。



ドライミントの作り方

庭で採れたものでも、ファーマーズ・マーケットで買ったものでも、フレッシュミントを乾燥させることができます。

長いミントの枝を切り、束にして逆さに吊るすだけです。

乾燥したら、葉を取り除き、ガラス瓶や密閉できるビニール袋に保存します。

これで一年中ミントを楽しむことができます。



保存方法

新鮮なミントは冷蔵庫で保存するか、水を張った容器に茎を入れ、ビニール袋で葉をゆるく覆います。乾燥したミントは、密封した瓶に入れて冷暗所で保存してください。