2022年2月15日火曜日

アメリカで拡がる「ポン酢」人気

サムズアップ・アメリカ!
米国人に教わる「自家製ポン酢」



アメリカでもポン酢が市民権を獲得しつつあります。
近頃、アメリカの料理雑誌やレストラン情報誌、レシピ紹介サイトなどでやたらとポン酢に関する情報が増えてきました。ポン酢自体は八〇年代から料理好きのアメリカ人にも知られていましたが、今日のように一般の人たちにまで広まったのはネット情報のおかげでしょう。
私も商品としてのポン酢は愛用していましたが、改めてどういったものかを考えたことがありませんでした。

今や米国の料理研究家やシェフの間では常識的に自家製のポン酢が作られているとは知りませんでした。以下は私がアメリカ人から学んだポン酢の作り方や利用法です。本末転倒というか、日本人が逆に日本の伝統の味を米国で学ぶ形になったのです。


  ポン酢はお店で買う必要はない!   

そう豪語するのは料理研究家のベッカさん。自宅で作ったり、ポン酢の代用品として使える簡単なポン酢のレシピを紹介しています。

「下ごしらえは数分、あとは冷蔵庫で一晩寝かせれば、ピリッと風味豊かで、ほんのり甘い柑橘系のソースができあがります。とても簡単、すごくおいしいです。」と仰ります。

「ポン酢は日本の伝統的な柑橘系のディッピングソースで、前菜、麺類、炒め物などに、鮮やかでピリッとした柑橘系の風味を加えてくれる、非常に用途の広いソースです。ドレッシングやソースも手作りするのが一番です。
このレシピはとても簡単で、一度この酸味とうま味のあるソースを味わうと、いつも手元に置いておきたくなることでしょう」

「自家製ポン酢を作ると、自分の好みに合わせてカスタマイズすることができます。
ヴィーガン、ベジタリアン、グルテンフリーにも簡単に対応できます。また、乳製品も一切使用していません」






ポン酢には何が入っているのか?

ポン酢は日本の柑橘系調味料なので、柑橘類をたくさん入れて風味をよくします。また、ポン酢のうまみ、酸味、甘みを引き立てる主な材料もあります。

昆布は乾燥昆布として知られており、ソースに加えることでうま味が増し、ソースをより美味しくしてくれます。

柑橘類:このレシピでは、3種類の柑橘類を使用しています。新鮮な柑橘類を使うことをお勧めします。伝統的には柚子が最適ですが、日本以外ではなかなか手に入らないので、私は新鮮なライム、レモン、オレンジを使っています。

みりん:ほのかに甘い日本の紹興酒。このソースにほのかな甘みとほんの少しの酸味を加えます。

しょうゆ:ソースのベースとなるもので、すべての味をまとめます。

ニンニクとショウガ:この2つの香りをポン酢に加えることで、風味が増します。



ポン酢の作り方

「ポン酢つけ汁は、とても簡単に作れます。ただ、風味を最大限に生かすために、前もって少し計画を立てておく必要があります。

昆布とかつお節は、温かいうちに数分間、ゆっくりとトーストすることで、より風味が増し、ソースに燻製の香りを加えることができます。

あとは、すべての材料をボウルか瓶に入れ、蓋をして冷蔵庫で一晩寝かせれば、味がなじむので簡単だ。

24時間寝かせた後、目の細かい濾し器で香りを濾す。保存する瓶に直接移すか、必要であれば計量カップに移して簡単に移し替える。

ソースを濾したら、蓋をして冷蔵庫で1ヶ月間保存します。鍋料理や餃子のつけダレ、麺類のつけダレなど、必要なときにすぐに使えます。また、ドレッシングに混ぜてもおいしいですよ」

なるほど、実に簡単。まさに目から鱗で、手間暇かけずに自家製ポン酢が(しかも好みの味で)作れてしまいます!





他にもこのようなポン酢紹介情報がありました。

  ポン酢は、日本料理でよく使われる万能調味料  

ポン酢は、ゆずの爽やかな香りとともに、うま味のあるソースとしてさまざまな料理に合います。

日本料理で最もポピュラーなソースは何かと問われれば、迷わず「醤油」と答えるでしょう。しかし、2番目に人気のあるソースは何かご存知ですか? それは、ポン酢です。

日本では広く使われているポン酢も、アメリカではあまり知られていませんでした。しかし、日本食レストランでは料理の調味料として欠かせないのを知ったアメリカの食通たちがこれはなんだ、ということで一気に注目され始めました。


ポン酢とは?


ポン酢は簡単に言うと、日本の柑橘系のドレッシングのことです。
醤油、酢、柑橘類の果汁、砂糖、みりんから作られ、風味豊かな調味料であり、ピリッとしたマリネ液でもあります。
ポン酢は、香り高いゆず、酸味のあるすだち、甘味のあるゆこうの3種類の和柑橘類を組み合わせています。

その結果、酸味と花のような甘みを併せ持つ、奥行きのある味に仕上がりました。
しかし、それだけではこの個性的な調味料の良さが伝わりません。甘み、塩味、苦み、酸味のバランスがこれほど絶妙なソースが他にあるでしょうか。(すごい絶賛!)

この茶色い水っぽいソースから、こんなにも複雑な味が出るとは思わなかったでしょう。しかも、さっぱりとした味わい。ポン酢の使い方をご紹介しますので、早速ポン酢を購入して使ってみてください。


ポン酢の使い方

ポン酢の代表的な使い方は、餃子や蒸し野菜のつけダレとして使うことです。
しゃぶしゃぶや鍋などの鍋料理にもぴったりです。また、刺身に添えたり、生牡蠣を独特の風味に仕上げるのもいいです。

しかし、ポン酢をディッピングソースとして使うのはまだまだ手始めに過ぎません、と言います。ポン酢は魚、鶏肉、牛肉、豚肉などのマリネ液としても美味しく使えます。照り焼きソースの代わりに使ったり、生姜やとうがらしなどの調味料と合わせてもいいです。

また、ポン酢をご飯のお供にしたり、いつものドレッシングの代わりに使ってサラダや野菜の食感やうまみをアップさせることもできます。
もちろん、麺類もおいしくなりますし、スープにかけるとピリッとした塩気がプラスされます。 また、醤油を使わないレシピに使うと、どんな違いが出るか試してみてください。


良いポン酢の選び方


ポン酢はスーパーの国際色豊かな売り場に並んでいますが、
東農園の有機ポン酢を使うと、よりポン酢の風味を楽しむことができます。

阪東農園は、日本で唯一、柑橘類の栽培から製造までを一貫して行っている有機農家として知られています。
柚子の栽培から製造までを一貫して行っている、日本で唯一の有機農家です。
徳島の高台にあるため、日中の気温差が激しく、香りが強くなるのだとか。この手摘みされた柚子を丁寧に加工し、風味豊かで上質なポン酢を作り出しているわけです。



ポン酢の諸注意

ポン酢の成分は健康的ですが、節度を持って使用することが必要です。
ポン酢の中には、ナトリウムを多く含むものもあります。ポン酢は開封後、冷蔵保存が必要です。しかし、賞味期限はとても長いです。残ったボトルをすぐに使う心配はありません。また、みりんやだし、味噌などと混ぜて使うと、ピリッとした味やコクと甘みが出て、魚のマリネに最適です。



このようにポン酢は、今や国際的認知を受けた醤油に次ぐ人気の調味料となりつつあります。遠からず、アメリカの一般家庭のキッチンにも、ポン酢のビンが当たり前のように並ぶ日が来るかもしれませんね。
日本の味がまた一つ世界に広まったと喜ぶべきではないでしょうか?





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