新しい第３世代 iPhone SE は買いか？

サムズアップ・アメリカ！
最新Apple iPhone SEについて知っておくべきこと

先日のイベント「Peek Performance」で、Appleは第3世代の500ドル以下のミッドレンジiPhoneを発表しました。

このiPhoneは、前回の第2世代、第1世代のiPhone SEと同様に、クラシックな造りでiPhoneのコア機能をすべて搭載しています。

客観的に見れば、429ドルという高い価格にもかかわらず、新しいiPhone SEは、Appleが販売する中で最も安い（そして最も小さい）iPhoneです。

また、この価格設定は、iPhone SEを、iPhone 12 Miniが599ドル、iPhone 13 Miniが699ドルというAppleのiPhone Miniラインナップに少し近づけています。

大雑把に言えば、性能面でもiPhone miniの下位機種と言う位置付けです。とは言えiPhoneはiPhone。そこらの廉価版アンドロイドフォンのクオリティは遥に凌駕しています。

はい、Appleは価格だけでなく、様々な点で2つの小型iPhoneのギャップを埋めているのです。

2022年のiPhone SEは、iPhone 13と同じチップを搭載し、5Gのサポートやその他の改良が施されていました。

今回の発売は、Appleが秋に次期iPhoneの新しいMini版をリリースしないという報道を受けたものでもあります。

同時に、アップルはすでに別の新しいiPhone SEに取り組んでいると噂されており、来年発売される可能性もある。
街に新しいiPhone SEが登場しました。

しかし、すでに第二世代のiPhone SEをお持ちの方にアップグレードは必要でしょうか？

ここでは購入検討している方のために、知っておくべき情報をまとめてみました。

外観はマイナーチェンジ

新しいiPhone SEは、第2世代とほぼ同じデザインで、ラインナップの中で唯一、象徴的なホームボタンが残されているiPhoneです。

ベゼルに囲まれた4.7インチのRetina HDディスプレイは、標準的なリフレッシュレート60Hzの一般的な液晶ディスプレイであることに変わりはありません。

でも、内蔵された触覚タッチによるシャープで鮮やかな画像は新鮮なイメージをもたらします。

今回は、プロダクトレッドに加え、ミッドナイトとスターライトの2つの新色から選ぶことができます。

また、iPhone 13の耐久性向上と同様、第3世代のiPhone SEでは背面ガラスがより丈夫になり、より頑丈になっています。

また、IP67の防水・防塵性能もそのままなので、プールでの水浴びや激しい運動、小雨程度なら大丈夫です。

＊第2世代のiPhone SEからアップグレードする場合は、お手持ちのケースが第3世代に適合することをご確認ください。

A15 Bionicがもたらすパフォーマンスの向上と、より長いバッテリー駆動時間

SEには、iPhone 13とまったく同じチップが搭載されているのが大きな朗報です。

第2世代よりもパフォーマンスが向上するだけでなく、スムーズに動作するiOS 15.4によって、超高速カメラでの写真やビデオの撮影（画像処理時間も同様に速い）、簡単なマルチタスク、iMovieやAfterlightなどのアプリケーションでのクリエイティブな編集ができるようになります。

これらのアドバンテージは、既存のiPhoneユーザーにとって、丸一日分のバッテリー寿命を伸ばすことになると予想されます。（ちなみに第2世代のiPhone SEは約9時間20分持ちました。）

私は新しいiPhone SEが他の格安およびミッドレンジ端末、例えば格安スマートフォンであるQualcomm Snapdragon 765Gプロセッサ搭載のPixel 5a 5Gの性能などと比較してどうなのかも知りたいところです。

iPhone SEに搭載される5G

第3世代のiPhone SEは、iPhone 13シリーズと同様に、米国の主要規格の一つである5G Sub-6に対応しています。

ちょっと気になる点は、格安のGalaxy A52 5GやiPhone 13ファミリーに搭載されている5G mmWaveという高速バンドがないことです。

ただしiPhone SEは、Wi-Fi 6と4G LTEには対応しています。これで現行十分といえるのですが、将来的には遅れを取ることになるかもしれません。



前機種と同じシングルカメラ

前モデルのiPhone SEと同様、Appleは1200万画素の広角レンズ1枚にこだわっています。

人気の高いポートレートモードを含む多彩な撮影モードと、4K、Slo-mo、Time-lapseなどのビデオ撮影モードに対応しています。

同じレンズなので、撮影方法の大きな改善は期待できませんが、A15 Bionicチップのおかげで、写真を撮る際の処理時間は改善されるはずです。

カメラのソフトウェアで重要な改良点の一つは、iPhoneが写真を撮る方法をカスタマイズできるようにするフォトグラフィックスタイルが追加されることでしょう。

撮影前にリッチコントラストなど、さまざまなスタイルから選択し、その場で切り替えることができます。

A15 Bionicに内蔵された新しい画像信号プロセッサによって、Smart HDR 4とDeep Fusionもサポートされます。

iPhone 8、7、6S、または第一世代のiPhone SEをお持ちの方は、ハードウェアのアップデートだけでなく、12メガピクセルのレンズによる大きな改善を実感できるでしょう。

ただし、カメラにこだわりたい方は、やはりiPhone 13の検討をお勧めします。

特徴

最新世代のiPhone SEは、世代間で比較するとあまり変化がありませんが、新しいプロセッサーによって全体のパフォーマンスの改善が実現されます。

これは多くの人がアップグレードするのに十分な理由かもしれません。

新しいiPhone SEの米国発売は3月18日です。