2022年12月25日日曜日

イルミネーションを綺麗に撮る!

サムズアップ・アメリカ!
簡単設定でクリスマスの輝きを捉えよう





今年もこの季節がやってきました!クリスマスといえば、イルミネーション。しかし、夜景を撮影するのに苦労しているカメラ初心者も結構います。

基本、光量が少ない状態での撮影は、とても難しいものです。肉眼で見てもきれいなクリスマスイルミネーションですが、カメラで正確に撮影するには、ちょっとした知識と一歩進んだテクニックが必要です。
高価なフルサイズカメラとめっちゃ明るいレンズの組み合わせで、素人でも豪華なイルミネーションは撮れる時代にはなりました。だからと言って主役の被写体よりも背景のボケが盛大すぎるのも考えものです。常識的な範囲で、イルミネーションも大げさなものにならないように気をつけましょう。
そうしないと、せっかく撮った写真も台無しになってしまいます。皆さんは、ご近所や街中のライトアップを撮影する準備できていますか?


 ● 夜景撮影のコツ● 

Xmasイルミネーションを撮影する際のカメラの設定について、いくつかコツをご紹介しましょう。まずは、カメラを三脚に乗せるところから始めましょう。



クリスマスイルミネーションのカメラ設定例

絞り優先モード、F5.6から試してみてください。

ISOは400

絞り優先モードでは、シャッタースピードはカメラが選択します。

オートホワイトバランス





低い数値の絞り

明るい照明器具を使用したシーンでも、光量の少ないシーンでは、低い数値の絞りから始めるとよいでしょう。被写界深度の浅いボケ味を出したいときは、絞りを絞ってF2.8まで近づけます。Xmasのイルミネーションを被写界深度深く撮りたい場合は、F8ギリギリまで絞りを上げてください。



低ISOで撮影する

低光量で撮影すると、粒子が大きくなります。なぜでしょうか?アマチュア写真家はしばしば高いISOを選択して画像を露出します。しかし、ISO感度を低く設定することで、ノイズを減らすことができます。ただし最近のカメラ(特にフルサイズ)は高ISO設定でも十分な性能を発揮します。



センサーに合わせる

各カメラは独自のセンサーを持っているので、他のフォトグラファーのISO設定をコピーすることは必ずしもベストなアイデアではないかもしれません。
その代わりに、プロは、あなたのセンサーとそのノイズレベルを知ることをお勧めします。例えば、デュアルゲインセンサーのノイズは直線的ではなく、ISO200、400、800で低下することがよくあります。



シャッタースピードを活用する

低ISOで撮影する場合の注意点として、画像内の露出が同じように少なくなることが挙げられます。
それを補うために、シャッタースピードを調整するのがベストです。
シャッタースピードを手動で設定する場合、1/8から1/125の間が、低ISOでもセンサーが光を吸収できるようにするための、良いスタートポイントになることが多いようです。
それでも露出が足りない場合は、シャッタースピードをさらに遅くします。



暗いところではなく明るいところを撮る

夜景撮影の失敗で最も多いのは、照明の当てすぎです。
そのため、プロの写真家は照明を優先して露出設定を選びます。ビギナーカメラマンも同じように、光のにじみがなくなるまでテスト撮影をしてみてください。





ホワイトバランスの自動化

夜間、カメラは正しいホワイトバランスを見つけるのに苦労することがあります。
ネオンの光、電球、LEDなど、さまざまな色調の光が混ざると、とんでもないことになります。そのままではホワイトバランスの調整に苦労する場合は、オートかタングステンを選びましょう。また、ホワイトバランスは後からいつでも編集できますので、覚えておいてください。



フラッシュをたかない

夜の撮影では、フラッシュを使うのが一般的ですが、クリスマスの装飾光を写し込むにはあまり向いていません。
フラッシュは、クリスマスイルミネーションの明るさを打ち消してしまい、余計にノイズを増やしてしまいます。どうしても必要な場合は、オフカメラフラッシュやプロ用の手持ちライトで撮影しましょう。



ピントを合わせる

暗いところでのオートフォーカスは、目にもカメラにも負担がかかりますが、AFポイントをできるだけ少なくすることが有効です。
理想的なのは、1つまたは小さなAFポイント群にこだわることです。
そして、フレーム内の最も明るい被写体に照準を合わせるとより効果的です。
こうすることで、カメラのピント合わせが速くなります。また、マニュアルフォーカスで撮影することもできます。



RAWで撮影する

今ドキの一眼、ミラーレス撮影では、撮った後の編集はお決まりの儀式のようなものです。なのでJpeg撮影よりRAWがオススメです。
マニュアルで撮った写真も、編集すればもっとずっといい写真になります。RAWで撮影しておくと、後で編集するときに幅が広がるのです。



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