飼う前に知るモルモットの基本

サムズアップ・アメリカ！

超カワイイ人気者ギニーピッグ

アメリカで犬猫に次ぐ人気ペットとして常に上位ランクにいるギニーピッグ。日本ではモルモットとして知られてる齧歯類で、テンジクネズミの仲間ですね。

ここでは初めてモルモットを飼う方への、ちょっとしたアドバイスをご紹介しています。ご興味のある方は是非ご一読ください。

どんなモルモット用品が必要か？

ギニーピッグケージ

ケージはなるべく大きい方がいいです。24 "×36"×24 "またはそれ以上のスペースであるものをお勧めします。特にケージから出て遊べる場所がない家の場合は、ある程度ギニーピッグが活動できる範囲を儲ける必要があります。

餌
チモシー/オーチャードグラス/ボタニカル/オート麦の乾草

ヘイフィーダー
ビタミンC強化モルモット用ペレット(ダイエット効果あり)

ビタミンCサプリメントなど

フードボウル

ウォーターボトル

隠れ家 （トンネルなど）

モルモットの寝床

おやつ

グルーミングキット

ギニーピッグには最低、これらのものを用意しておく必要があります。

ギニーピッグの住まい

新しいギニーピッグの家を用意する前に、住環境を考えましょう。

彼らがストレスなく暮らすために必要な、すべてのものを備蓄として確保しておくことを確認してください。

またギニーピッグは生来、温暖な環境を好む生き物なので、冬に備えてすぐ暖かく保護できる準備が必要です。ギニーピッグの体温を一定に保つために、すきま風が入るような窓は避けてください。

ギニーピッグの性格

彼らは抱っこが大好きですが、家に来た最初の数日は、ギニーピッグが落ち着くまで時間を与えるようにしてください。

慣れない環境に入ると彼らは警戒心を持つので、まずはなだめるようなトーンで話してください。

怖がらないように見えたら、あなたが優しく彼らの頭を撫でてください。彼らは安心して飼い主に心を委ねるようになります。

中にはしばらくは恥ずかしがり屋で、逃げ隠れの挙動を見せる個体もあります。でも心配しないでください。彼らにも性格差があって、新しい環境に慣れなつくまで時間がかかる子もいます。気長に待ってあげましょう。



彼らにに何を与えるべき？

健康的なギニーピッグの食事は、約80％の干し草、10％のペレット、5％の野菜と5％の果物です。

毎日、ギニーピッグのフードラックに新鮮な干し草を入れ、常に満タンにしておき、新鮮なペレットを1日約215カップ（モルモット1匹あたり）与えてください。

ギニーピッグは自分でビタミンCを貯蔵したり製造したりすることができないので、ペレットフードに加えて、ビタミンCを強化したおやつを与えるとよいでしょう。

ギニーピッグは、パプリカやグリーンリーフレタスなどの野菜を毎日食べ、週に2回、ブルーベリーやオレンジなどの果物を食べるのもよいでしょう。

ギニーピッグは果物が大好きですが、果物は糖分が多いので、食べ過ぎると体に悪いことがあります。

ギニーピッグは、あなたが提供するすべての食べ物を喜んで食べるでしょうが、もし彼らが4時間以上、食器ボウルにしがみついている場合は、それを取り上げた方が良いでしょう。また、餌と水の容器は毎日きれいにし、月に一度は寝具を変えてください。

また、ギニーピッグに最適なフードについては、必ずかかりつけの獣医師に相談してください。

ギニーピッグの遊び時間

ギニーピッグは、毎日、安全確保の観察をされるべきであり、決して長時間放置しないでください。小さなお子さんと一緒です。

安全かつ精神的、身体的に豊かな栄養源を提供する必要があり、そのために適切なチュー/アイテムを用意していてください。

チュー/アイテムとは、彼らの歯の成長をコントロールし、精神状態を落ち着かせるアイテムです。ペットショップに行けば、ギニーピッグが噛んで安心するアイテムが売られています。

また彼らの好奇心を維持し、高めるために、複数のエンリッチメントアイテム（おもちゃ）用意しておきましょう。おもちゃに興味がなかったり、飽きてきたら別のアイテムに交換する必要があります（少なくとも月に1回）。

ケージの外で遊ばせるときは、必ず目を離さないようにしてください。

彼らは物をかじるのが大好きです。家具を傷めるし、第一に有害なものを口にしてしまう危険性があります。

そういう場合は、ギニーピッグを家の中の危険から守るために、モルモット用のワイヤー製プレイペンのような、広くて収容力のある囲いを使用することがおすすめです。

プレイペンの中のギニーピッグ

獣医師を確保しておく

小さな生き物は、他の家族のペットと同じように定期的な検診はできるようにしておきましょう。

できれば家に迎え入れた数日後にギニーピッグを獣医師のところに連れて行きたいです。獣医に彼らの基本データファイルを作ってもらうのです。そして毎年健康診断を受けるようにしましょう。

以下のような異常な兆候が見られたら、健康診断に連れて行く必要があるかもしれません。


無気力な行動

食べ物に興味を示さない

目が濁っている、くぼんでいる、腫れている

前歯が伸びすぎている／よだれが出ている

被毛がむき出しになっている

くしゃみ、目、鼻、口からの分泌物

6～8時間以上、下痢や変色した糞をする

頭が傾いている



かかりつけの獣医師は、あなたのペットを的確に診察し、正しい方向を示して最良のケアを提供してくれるでしょう。

（注：この記事に記載されている情報は、ペットの診断、治療、治癒を目的としたものではなく、認定獣医師が提供する獣医療に代わるものではありません。ペットのケアと治療に関する医療または健康関連のアドバイスについては、かかりつけの獣医師にお問い合わせください。）