
ここ数年、新製品として出されるシボレーのクルマ全体を見回してみて感じること。それは近ごろシボレー、勝負に出てきてるな、そんな印象です。
特にデザイン面で独自のオリジナリティを打ち出しており、街中で走るシェヴィを見つけて「おっ」と思わせられる瞬間があります。その顕著な一例が、SUVのフラッグシップ、トラヴァースです。
一見すると、あれ、町にクルーザー船が走っている、と思うくらいでっかく、それでいて流れるような車のシルエットとラインがよく映えているのです。
2008に登場したトラヴァースは、北米でもなかなか上位に上がることのない車種でしたが、それでも粘りながら数度のマイナーチェンジを繰り返し、9年間も同じスタイルを貫きました。第二世代のトラヴァースはそれまでの古い殻を飛び出すかのように、スポーティで目の覚めるデザインに生まれ変わりました。フロントマスクはシボレーのトレードマークだった上下二分割のボウタイグリルを捨て、新たに三本線のアッパーグリルと二本線のロワーグリルの組み合わせが採用されました。
トラヴァースのボディサイズは、全長518.9cm、幅199.6cm、高さ179.5cm。
ライバルと目されるベストセラー車、フォード・エクスプローラーは、全長507cm
トラヴァース 2022年モデルの概要
インテリア・快適性・荷室
トラヴァースのメンテナンス保障については、初回のメンテナンス訪問が無料であることが唯一の差別化ポイントとなっています。それ以外では、シボレーが提供する保証内容は、このセグメントでは平均的なものです。
一見すると、あれ、町にクルーザー船が走っている、と思うくらいでっかく、それでいて流れるような車のシルエットとラインがよく映えているのです。
2008に登場したトラヴァースは、北米でもなかなか上位に上がることのない車種でしたが、それでも粘りながら数度のマイナーチェンジを繰り返し、9年間も同じスタイルを貫きました。第二世代のトラヴァースはそれまでの古い殻を飛び出すかのように、スポーティで目の覚めるデザインに生まれ変わりました。フロントマスクはシボレーのトレードマークだった上下二分割のボウタイグリルを捨て、新たに三本線のアッパーグリルと二本線のロワーグリルの組み合わせが採用されました。
エンジンは直噴 3.6L V6エンジンを搭載し、これに6速ATが組み合わせられる仕様です。駆動方式はFWDとAWDの2種類を選べます。
さらにトラクションモードセレクトを使用するとダイアル一つで2駆・4駆モード オフロードモード 牽引モードが選択でき、様々な路面の状態にも対応します。
第一印象はとにかくデカい長い、です。これでアメリカではミドルクラスのSUVというのだから呆れます。
トラヴァースのボディサイズは、全長518.9cm、幅199.6cm、高さ179.5cm。
ライバルと目されるベストセラー車、フォード・エクスプローラーは、全長507cm
幅200cm、高さ178cmなのでその長さが際立っています。
北米人気ナンバーワンのトヨタ・ハイランダーは 全長495cm、幅193cm、高さ173cmですから、見た目で一回り小さくなります。
北米人気ナンバーワンのトヨタ・ハイランダーは 全長495cm、幅193cm、高さ173cmですから、見た目で一回り小さくなります。
シボレー新型トラヴァースはミニバンに取って代わろうという狙いの、ファミリー層向けSUVです。2022年モデルのトラバースは、雪道を走破するのに十分な性能と、家族全員が快適にドライブを楽しめる広々としたスペースを備えています。
3.6リッターV型6気筒エンジンは十分なパワーを発揮し、テストレポートでは比較的燃費が良いことが分かります。前輪駆動が標準で、全輪駆動はオプションです。トラヴァースは、ミッドサイズSUVクラスの中で最も大きな選択肢のひとつであり、フォード・エクスプローラー、トヨタ・ハイランダー、キア・テルライドなどの主要なライバルをしのぐ、最大級の室内スペースを誇ります。
2022年の新機能は?
2022年の新機能は?
シボレーは、3列シートのトラヴァースを2022年モデルに向けてライトリフレッシュしました。エクステリアのスタイリングを変更するとともに、運転支援機能を新たに標準装備しました。自動緊急ブレーキ、歩行者検知機能、レーンキーピングアシスト、オートマチックハイビームヘッドランプなどを標準装備しています。
また、8.0インチディスプレイを装備したメータークラスターをオプション設定したほか、新しいデザインのシートを採用するなど、インテリアにもこだわっています。
シボレーのミッドサイズ3列シートSUVのこのアップデートは、当初2021年モデルを予定していましたが、世界的なコロナウイルスの大流行により、2022年に延期されました。
中型のLTモデルは、2列目のキャプテンチェア、運転席のパワーアジャスタブルシート、SiriusXM衛星ラジオ、フォグランプ、ヒーテッド・エクステリア・ミラー、ルーフレールなどの装備が追加されており、トラヴァースの6つのトリム・ラインアップの中で最もお買い得なモデルです。
中型のLTモデルは、2列目のキャプテンチェア、運転席のパワーアジャスタブルシート、SiriusXM衛星ラジオ、フォグランプ、ヒーテッド・エクステリア・ミラー、ルーフレールなどの装備が追加されており、トラヴァースの6つのトリム・ラインアップの中で最もお買い得なモデルです。
高価なPremierやHigh Countryモデルまではいかなくても、もう少し豪華な装備が欲しいという方のために、LTトリムには、助手席パワーアジャスタブルシート、フロントシートヒーター、レザーシート、パワーリアゲートなどを追加するレザーパッケージが用意されています。
エンジン、トランスミッション、パフォーマンス
トラヴァースには310馬力のV型6気筒エンジンが標準搭載されており、変速がスムーズな9速オートマチックトランスミッションがさりげなくギアチェンジを行います。
V型6気筒エンジンは力強く、試乗レポートによればクラスの中でも特にクイックな走りを見せてくれるとのこと。
車内はとても静かで、路上で一時停止するとエンジンが止まったかと思うほどおとなしい車だそうです。
またこのトラヴァースには、これまでテストした中で最もシームレスな自動停止/始動機能が搭載されています。トラバースは走行が始まるとその大きさを感じないほど軽快に走るそうです。ステアリングの力は弱めでも、システムは正確で、大きなSUVにはできないハンドルさばきを実感できると報告されています。またトラヴァースのサスペンションは、ハンドリングと乗り心地のバランスが良くなるようにチューニングされているとのことです。
インテリア・快適性・荷室
トラヴァースは、大人用の3列目を含めて7人または8人が乗れる広々とした居住空間を備えています。シボレーの6段階のモデルラインアップにより、トラバースは市場の幅広い層に訴求することができます。
トップレベルの「ハイカントリー」の素材はハンサムだが、その高額な価格を考えると購買層の期待にはやや及ばないかも。2列目と3列目のシートを倒せば、ライバルよりも広いスペースを持つ、荷物の運搬に適した車になります。3列目の後ろにはスーツケースが6個入るので、人と荷物の両方を運ぶのに適しています。また、1列目にはクラス最大の収納スペースを確保しています。
インフォテイメントとコネクティビティ
シボレーは、トラヴァースのキャビンに豊富なUSBポートと、カラフルなグラフィック、高い位置に設置されたタッチスクリーン、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Auto機能を標準装備した使いやすいインフォテイメントシステムを備えています。ユーザーの入力に素早く反応するインフォテイメントシステムと、標準装備のWi-Fiホットスポットにより、テクノロジーに精通したSUVとなっています。
安全性と運転支援機能
安全性と運転支援機能
残念ながら、最先端の運転支援機能は最上級の2つのトリムにしか搭載されていません(ライバル車の中にはこれらの機能を標準装備しているものもあります)。トラヴァースの衝突試験結果については、米国道路交通安全局(NHTSA)および米国道路安全保険協会(IIHS)のウェブサイトをご覧ください。主な安全装備は以下の通りです。
・歩行者検知機能付き自動緊急ブレーキを標準装備
・レーンキーピング・アシスト付き車線逸脱警報を標準装備
・アダプティブ・クルーズ・コントロール(オプション)
・歩行者検知機能付き自動緊急ブレーキを標準装備
・レーンキーピング・アシスト付き車線逸脱警報を標準装備
・アダプティブ・クルーズ・コントロール(オプション)
トラヴァースのメンテナンス保障については、初回のメンテナンス訪問が無料であることが唯一の差別化ポイントとなっています。それ以外では、シボレーが提供する保証内容は、このセグメントでは平均的なものです。
主なスペック
パワーステアリング
アンチロックディスクブレーキ
キャップレスフィラー
7インチ シボレーインフォテインメントシステム
4G LTE Wi- Fi
8人乗り
フロントバケットシート
プレミアムクロスシート
ベンチサードシート
フロントセンターコーンソール
USBポート
フロアカーペット
ステアリングコントロール
デジタルコンパス
クルーズコントロール
リモートパニックアラーム
トライゾーンエアコン
リアウィンド デフォッガー
リヤヒートダクト
キーレスオープンとスタート
18インチアルミホイール
オールシーズンタイヤ
ブラックラインモールディング
LEDテールランプ
ブラックミラーキャップ
ヒートミラー
ボディーカラードアハンドル
シボレーコネクテッドサービストライアル
StabiliTrakスタビリティコントロール
LEDデイタイムランニングランプ
エアバック
HDリアビジョンカメラ
空気圧監視システム
アンチロックディスクブレーキ
キャップレスフィラー
7インチ シボレーインフォテインメントシステム
4G LTE Wi- Fi
8人乗り
フロントバケットシート
プレミアムクロスシート
ベンチサードシート
フロントセンターコーンソール
USBポート
フロアカーペット
ステアリングコントロール
デジタルコンパス
クルーズコントロール
リモートパニックアラーム
トライゾーンエアコン
リアウィンド デフォッガー
リヤヒートダクト
キーレスオープンとスタート
18インチアルミホイール
オールシーズンタイヤ
ブラックラインモールディング
LEDテールランプ
ブラックミラーキャップ
ヒートミラー
ボディーカラードアハンドル
シボレーコネクテッドサービストライアル
StabiliTrakスタビリティコントロール
LEDデイタイムランニングランプ
エアバック
HDリアビジョンカメラ
空気圧監視システム
まさに「今」のクルマを体現しており、あるべき装備、あったらいいな的な贅沢な装備もこれでもかと言わんばかりに満載されています。
日本の道路事情にはそぐわない大きさかもしれません。でも郊外でお住まいの方なら、これ一台あれば旅行も通勤もすごく楽になるはずです。大は小を兼ねると言いますが、大きいゆえのゆとり感は一度乗ると実感できると思います。
レクリエーションが好き、外車好き、というような方には考慮に値するSUVだと思います。
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