2021年7月16日金曜日

アメリカ国内旅行の新テーマパーク!

サムズアップ・アメリカ!
飛行機移動がリバウンド状態
そんな中、Lego Land : New Yorkが始動開始




アメリカではワクチン接種効果で、移動やレクリエーションが緩和され、航空便の利用者が激増しています。まる一年以上自由に飛行機で旅行ができなかった反動で、去年計画をキャンセルした人のリベンジに加えて、ビジネス面でもアメリカは飛行機移動を主軸とする人が一定数いるので、仕事を少しでも再起、加速せんとする動きが活発化してきたものと見られます。

私もリムジンで空港送迎業務を行っているのですが、航空業界の活性化を受け、にわかに忙しくなってきています。

私の担当するエリアはマンハッタンの都心から1時間から2時間程度の郊外ですが、主にジョン・F・ケネディ国際空港、ラガーディア空港、そしてニュージャージーのニューアーク国際空港の3空港だけで、週に十数本の往来があります。ほとんどが観光客ですが、中には地元のビジネスマンがリピーターとして、ひとり月に4、5回空港までの送迎を依頼されます。

この一年、閑古鳥だったリムジンサービスも夏場に入り、休む暇もないほどの活況を呈し始めたのです。

これは、ひとえにワクチン接種の賜物で、これ無くしてアメリカの経済復興はやはりないものだと実感しています。今アメリカではワクチン接種率が全米で60%前後まで達してから、急激に鈍化しています。ワクチン接種するしないは、もちろん個人の自由ですが、社会全体として、コロナに対する免疫システムを確立するには国民の7割以上の接種が不可欠とされています(異論もあります)。

そのような状況の中で、いかにより多くの国民の理解のもと、摂取率をあげるかが、国のみならず州単位でも様々な取り組みが見られます。
ここニューヨーク州では、新型コロナウイルスのワクチン接種を12歳から17歳の子どもたちに奨励する取り組みの一環として、大学の教育費用を全額支給する奨学金を50人に授与しました。

クオモ知事は「注射を打って未来を創れ」と題したプログラムを発表し、5週間、同州が毎週10人に奨学金を贈りました。

米国では他にも多数の州が、住民に対するワクチン接種の奨励策として、報奨金などを提供しています。

抽選で選ばれる当選者は、ニューヨーク州立大学および市立大学での州内出身者用の学費、および下宿費用を全額支給されます。抽選の対象者となるのは、ワクチンを接種した12歳から17歳の子どもたち全員です。

クオモ知事は今回の発表に際し、「州内各地におけるワクチン接種率はペースが鈍化しており、われわれが最も求めていることは、州内において陽性率の多くを占めるものの、接種率が最も低い状況にあるニューヨークの若者たちの手に掛かっている」と述べています。

一時期、世界最悪のペースで感染者を続出させた苦い経験から、ニューヨークは徹底したワクチンによる防御体制の確立を目指しており、その実現には10代またはそれ以下の若者の摂取率向上が不可欠だと判断しているのです。

凄いのはその積極的なアプローチです。今や接種会場はところを選ばず、地下鉄の一部で接種会場を設け、「無料で接種、無料で乗車」というキャンペーンを張っています。ここで接種を受けると、1週間無料の地下鉄カードやバスチケットがもらえるのです。

こういった取り組みはアメリカ各地で起こっています。

オハイオ州はワクチン宝くじなるものを発行、ワクチンを接種を受けた人は100万ドル(約1億1千万円)が当たる宝くじを貰えるようにしました。



他州でも同様の宝くじが発行され、ワクチン接種率の向上に一役買っているのです。

日本では打ちたくてもまだ打てない人が多くいるというのに、この状態には大きな隔たりを感じます。

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さて長引いた経済停滞を復帰させるべくニューヨーク州は様々な取り組みを行なっていますが、その中でもレジャー、観光産業の復活、活性化は急務です。

そんな中、少なからず期待を受けている新しいリゾート、エンターテイメント施設が州内にこのほどオープンしました。それが

Legoland New Yorkです。




先日ニューヨークの新テーマパーク「Legoland New York」の最後の「ランド」のオープンを州が祝いました。

アメリカ北東部では40年以上ぶりにオープンした大型テーマパークです。
州から一新に注目を浴びているこの新しい巨大娯楽施設、その期待は並々ならぬものがあります。

アンドリュー・クオモ州知事は、「パンデミックはニューヨークに壊滅的な打撃を与えましたが、オレンジ郡の新しい『レゴランド・ニューヨーク・リゾート』は、この州が常に知られている回復力と創意工夫の証です」とエールを送りました。

ニューヨーク州ゴーシェンにあるこのテーマパークは、レゴをテーマにした7つのランドで構成されており、それぞれに独自の乗り物やアトラクションが用意されているほか、2歳から12歳までの子供とその家族を対象とした教育的要素も強いものとなっています。


このテーマパークは今夏、段階的にオープンし、5月には年間パスホルダーや1日券をお持ちの方を対象に、7つのテーマランドのうち6つのテーマランドを先行してお楽しみいただけるプレビューを開催しました。ブリックストリート」、「ブリックトピア」、「レゴシティ」、「レゴキャッスル」、「レゴニンジャゴーワールド」、「ミニランド」の7つのテーマランドのうち、6つのテーマランドを楽しめます。




今月、7つ目のテーマランド「レゴ・パイレーツ」がオープンし、これで7つのテーマランドすべてが正式にゲストを迎えることができるようになりました。

Merlin Entertainment社が開発したLegoland Parkは、ニューヨーク市からわずか60マイル(約160km)の場所に位置し、これまでで最大の規模を誇ります。7つのテーマランドには、50以上の乗り物、ショー、アトラクションがあり、250室の「レゴランド・ホテル」も併設されています。

「レゴランド・ニューヨーク・リゾートは、この夏、忘れられない思い出を作るために遠くからお越しのお客様をお迎えする準備をしていますが、ニューヨーク州とエンパイア・ステート・ディベロップメント社のご支援に感謝しています」そう述べるのはレゴランド・ニューヨークのステファニー・ジョンソン部門長。「昨年の困難な状況を経て、人々が再び旅行に出かける準備ができている兆候を目にすることができ、ニューヨークの重要な観光経済の再生の一翼を担えることを誇りに思います」と熱く語ります。


このテーマパークは、地域経済開発協議会およびアップステート・リバイタリゼーション・イニシアチブを通じた1,510万ドルの助成金によって支えられています。

レゴランド・ニューヨークは、ワクチン接種を受けたゲストの任意のマスク着用、社会的距離の取り方、毎日の清掃、チケット予約など、健康と安全に関する制限を設けてゲストを招待しています。

レゴランド・リゾートは、この夏のフルオープンに先駆けて、晩春から初秋までの季節限定で規模縮小で営業し、一部の教育エリアは通年で営業しています。

レゴランド・ニューヨークでは、世界で初めてライド中のトラッキング技術を利用して、ライダーをレゴのミニフィギュアに変身させることに成功しました。レゴ・ファクトリー・アドベンチャー・ライド」では、ゲストの属性を識別し、仮想空間内での位置をマッピングすることで、ゲストを人気のミニフィギュアに変身させます。

また、「Driving School」では自分だけの「Legoland Driver's License」を取得することができ、「Fire Rescue Academy」ではチームを組んで危機を救うことができ、「Coast Guard Academy」では埠頭をパトロールすることができ、「Palace Cinema」では大ヒット映画を4Dで鑑賞することができます。

さらに、「Anchors Away」では回転しながら揺れる海賊船に乗り、「Brick Party」ではレゴのアイテムで作られたカルーセルに乗り、「Duplo Express」では楽しく学べる列車に乗ることができます。




旅行の計画を立てる前に、オンラインで事前にチケットを購入し、予約をしておく必要があります。また、パークへの再入場ができないことにも注意が必要です。現在の容量制限のため、すべての予約とチケットはシングルエントリーのみとなります。

年間パスと1日券の予約を開始しました。1日券の価格は69.99ドルで、駐車場はオンラインで20ドル(ゲートでは25ドル)で利用できます。

年間パスは、3歳以上の個人1人につき229.99ドル。初めてレゴランド・ニューヨークを訪れた日から12ヶ月間有効で、マーリン・ノース・アメリカのすべてのアトラクションへの入場が可能です。駐車場も含まれており、お食事やお買い物などの割引も受けられます。

チケットは、レゴランド・ニューヨークのウェブサイトにアクセスして購入できます。
また、レゴランド・ニューヨークはキャッシュレス・リゾートとなり、すべての取引がクレジットカードやデビットカード、またはその他の非接触型の支払い方法で行われます。


レゴランドには、250室のホテルあり

レゴランドは、250室のホテルを8月6日から予約受付を開始しました。このホテルは家族向けに設計されており、テーマパークに隣接しているため、レゴの世界観やテーマに沿ったプレイエリアが随所に設けられています。

この施設では、宿泊予約時にバケーションパッケージを提供しています。8月6日以降の宿泊で「Legoland New York Resort Hotel」を選択すると、レゴランドのパークチケット2日分がセットになったパッケージが用意されています。


まさにニューヨーク州にとって切り札とも言える新たなエンターテイメントの総本山として、この「Lego Land: New York」はこの夏、大きな第一歩を踏み出したのです。

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