アメリカのメモリアルデー

サムズアップ・アメリカ！
メモリアルデーを記念する方法

今週末は、多くの人がメモリアルデーを記念して過ごしたことでしょう。

ピクニックやバーベキューを楽しみ、友人や家族とくつろぐ、正式な夏の始まりとされる日です。

しかし、メモリアルデーは、米軍に従軍中に死亡した男女を称え、記憶するために制定されたものです。そのことを忘れてはなりません。日本で言う終戦記念日と同じですね。

アメリカでは、この日はピクニックやバーベキューに加えて、週末前後にメモリアルデーを祝うために、家庭や街でさまざまなイベントが行われます。

米国で代表的な、素晴らしい過ごし方をいくつかご紹介しましょう。



セレモニーに参加する

多くの町ではメモリアルデーにパレードやセレモニーを行い、イベントによっては追悼式で締めくくられることもあります。バーベキューの準備や、友人や家族とくつろぐ時間を利用して、あなたの町が提供するものを利用してみてはいかがでしょうか。

この催しはアメリカ国民でなくとも、参加はウェルカムです。

国旗を飾る

長年にわたり、メモリアルデーには戦死した兵士の墓に国旗を飾るのが伝統となっています。 

また、現地時間の夜明けから正午までの間、半旗を掲揚するのも伝統のひとつです。

もしあなたが旗竿を持っているならば、今年はこの伝統に参加することを検討してみてください。

退役軍人に感謝する

メモリアルデーは、亡くなった兵士を追悼し、敬意を表する日ですが、今日ここにいる過去と現在の兵士に感謝する素晴らしい機会でもあります。

 どの町にもたくさんいらっしゃる退役軍人の方々が式典用の軍服を纏いパレードに参加されます。

この日はみんな彼らの国家への貢献に感謝します。

アメリカでは日本人が想像する以上に、退役軍人への尊敬が深いのです。メモリアルデーには毎年そのことを痛感させられます。

退役軍人をご存じない方、あるいはもっと何かしたいとお考えの方は、ぜひご参加ください。

全国追悼式に参加する

メモリアルデーを神聖で高貴な祝日とするために、National Moment of Remembranceは、メモリアルデーの現地時間午後3時に、どこにいても1分間、国民が一体となって立ち止まって黙祷することを求めています。参加は自由ですが、ぜひ平和への思いを込めて加わっていただきたいです。



ポピーを買いましょう

メモリアルデーまでの数日間、VFW（退役軍人会）の会員がポピーの寄付を受け付けています。

ポピーのメモリアルデーにおける意義は、ジョン・マクレーの詩 "In Flanders Fields" に由来しています。

1924年以来、VA病院の障害者や貧しい退役軍人がBuddy Poppiesを集めています。

ポピーを購入すると、その寄付金は退役軍人のための州および国のリハビリテーションとサービスプログラムの維持に役立てられます。