2022年8月2日火曜日

ゼロからビジネスを始める方法

サムズアップ・アメリカ!
起業に必要な幾つかのステップ




1. 良いビジネス・アイデアから始める

いざビジネスを始めようと思っても、ビギナーはどこから手をつければ良いのかわからないでしょう。やるべきことを頭に思い描くとモヤモヤと混乱が増すばかりです。
しかし堅実に計画を練れば、あなたが思っているより簡単かもしれません。

他の成功したビジネスからよく学び、まず良いアイデアを持つよう心がけましょう。
そこから、消費者のニーズを解決する製品やサービスを構築することができます。
ただし、何か新事業の参入する際は、事前に必ず調査をする必要があります。なぜなら、起業して1年目に生き残る企業は、わずか79.4%と言われているからです。
それならやれそうじゃん、と思われる方は要注意です。この中にはかろうじて存続するものや、資金繰りでがんじがらめになっている事業も含まれています。ここから二年目以降を継続できる事業者はさらに減っていくのです。

定年退職後に起業する場合でも、単に現金を増やしたい場合でも、適切なスタートアップ成長戦略を見つけたいものです。個人事業主であることを恐れず、自分一人で会社を立ち上げれば、後でいつでも成長し、従業員を雇うことができるからです。


現在、起業の高い可能性とポテンシャルを秘めた分野はいくつかありますが、欧米で安定した人気のあるものは以下のような業種です。



ビジネスコンサルティング

クリーニングサービス

税金対策と簿記

イベント企画

宝飾品製作

コピーライティングサービス

パーソナルトレーニング

音楽レッスン

コンピュータートレーニング

グラフィックデザイン

造園業

ファイナンシャルプランニング

写真撮影






2. ビジネス・アイデアの調査

スモールビジネスのアイデアが浮かんだら、次のステップは、それを追求する価値があるかどうかを確認することです。そのためには、市場調査を行い、競合他社を必ず分析しましょう。そうすることで、顧客の興味や関心を把握することができます。



● 顧客のニーズを把握する

● 製品やサービスの潜在的な問題点を把握する

● より多くの情報に基づいた意思決定を行い、経済的損失を軽減する

● 今まで知らなかったニッチな市場を見つけること

● ビジネスの指針となる目標を設定する




さらに、リサーチを成功させるためには、以下のことが必要です。


ターゲットとなる顧客を特定する
: そのためには、その製品によって利益を得ているのは誰かを調べます。また、年齢、居住地、配偶者の有無などの要素も考慮する必要があります。

ターゲットとなる顧客との関係を深める
:ターゲットとする顧客がわかったら、アンケートを実施したり、直接話を聞いたりして、より多くのフィードバックを得るようにしましょう。ソーシャルメディアは、顧客とのエンゲージメントの場として最適です。

競合他社に目を向ける
競合する製品やサービスを分析することで、その業界に何がすでに存在しているのかを知ることができます。
これは、あなたのアイデアを改善する方法を見つけるのに役立ちます。
また、時間とお金をかけて作る前に、製品やサービスの弱点に的を絞ることもできます。
このプロセスでは、競合他社の価格も必ずメモしておきましょう。そうすることで、現在、顧客が類似の製品にいくら使っているのか、その範囲が分かります。






3. ビジネスプランの作成

ビジネスプランには、現在と将来の目標がまとめられています。
成功する企業は、これを会社の方向性を整理するための資料として利用しています。ビギナーの場合は、以下の要素を含むプラン・ノートを作成してください。
自分だけわかるような雑なものではなく、いつ他人に見せてもいいくらいの、整理されたノートが必要です。それは後々、プレゼンをしたり、自分が利用するためにも必要です。

タイトルページと内容
:投資家は、ビジネスプランからあなたの会社を判断します。そのため、整理して見やすくしておくとよいでしょう。

目的の記述
:製品、市場、事業内容を要約します。また、資金調達を考えているかどうかも記載します。

製品説明
:製品やサービスの詳細と、それが顧客にどのような利益をもたらすかを説明します。

市場分析
:ターゲット層、販売傾向、顧客の期待などを概説します。

競合他社分析
:競合他社を分析します。類似の製品やサービスを提供する企業の長所と短所を明らかにします。

ビジネスプランの作成は、より効率的かつ戦略的な意思決定に役立つため重要です。また、目標や戦略に集中することができます。ビジネスプランの他の利点としては、以下のようなものがあります。


● 潜在的な弱点の発見

● 自分の考えを関係者に伝える

● ビジネスに関する重要な情報を整理する

● 自社に適した従業員を採用する





4. 新しいビジネスを正式にスタートさせる

アイデアの研究に励み、それが市場で長続きする可能性があることがわかったら、ビジネスを次の段階に進めるために、正式に事業を開始する必要があります。

そのためには、以下のことを行う必要があります。

あなたのビジネスを州に登録する
:これにより、ブランド名を使って前進するための法的根拠を得ることができます。

適切なライセンスと許可証を取得する
:ビジネスによっては、食品、酒類、健康、ビジネスなどのライセンスが必要です。

タックスIDナンバーを取得する
:これにより、IRSはあなたの取引を追跡することができます。また、銀行口座を開設する際にも必要です。

これらのステップを踏むことで、他の誰にも使われないブランド名を作ることができます。そして、正式なビジネスを開始したら、オフィスを構え、オンラインビジネスのプレゼンスを確立することができます。




5. 財務を知る

"お金がないのにどうやってビジネスを始めればいいのか?"と思ったことがあるかもしれません。長期的な成功のために必要な資金を得るためのヒントには、次のようなものがあります。

友人や家族に余分なお金を出してもらう
スモールビジネスローンを利用する
助成金や地元の資金を探す
投資家に支援を依頼する

そのうえで、「お金がなくても始められるビジネスって何だろう?」と考えます。パートタイムで始めるのですが、徐々に十分な顧客を獲得したら、後にフルタイムで行うことができるビジネス。そんなアイデアを以下にいくつか挙げてみました。

フリーランスライター
ビジネスコンサルティング
グラフィックデザイン
家庭教師
ウェブデザイン
パーソナルトレーニング
犬の散歩
チャイルドケア
帳簿作成
インテリアデザイン






6. ビジネスを守る

スモール・ビジネスを始めるには、多くの労力と時間、そしてお金が必要です。つまり、以下のような適切なビジネス保険で事業を保護する必要があります。

一般損害賠償保険
:対人、対物、名誉毀損などの損害賠償請求 から会社を保護するための保険です。
火災、盗難、風災などで一時的に休業せざるを得なくなった場合、失われた収入を補うための事業収入保険。

侵害保険
:顧客、患者、従業員の個人情報が失われたり、盗まれたりした場合の費用を補償するデータ。
専門職業人賠償責任保険
:提供するサービスの過失やミスで訴えられた場合の補償。

商業用不動産保険
: 建物、設備、在庫、家具、備品に対する損害の支払いをサポートします。

さらに、これらを組み合わせたBOP保険もあります。



7. ビジネスを構築する

時間と資金をかけずに強力なビジネスを構築することはできません。また、ビジネスを推進し、強力なマーケティングプランを確立する必要があります。

今日の世界では、ビジネスを構築するには、強力なウェブサイトやソーシャルメディアでのプレゼンスも必要です。
これらを活用することで、お客様をよりよく知ることができます。
また、ウェブサイトやソーシャルメディアを活用することで、顧客のメールアドレスを取得し、直接コンタクトを取りながらビジネスを推進することも可能です。

すぐにでも従業員を増やしたいと考えているのであれば、あなたの事業をサポートし、成功に導いてくれる最高のスタートアップ・チームを雇うようにしましょう。



ここまでがほんの準備段階です。以上の準備が整ったら、初めて本格的な事業を展開できると思ってください。ここからはあなたのアイデア次第。ご検討をお祈りします。



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