2021年4月30日金曜日

春の風景

サムズアップ・アメリカ!

 桜とともに



いまこちらはようやく桜が満開で、新緑があふれ始めました。一年中で町が最も華やぐ、美しい季節です。

ということで、ここ数日散歩がてら、カメラ片手におらが町をぶらついて、桜を中心に撮り歩いてみました。日頃見慣れた場所でも新たな発見があって、やっぱり歩くことの大切さ、楽しさを再発見しました。


駅前にあるガゼボと桜の木がいいコンビネーションで並んでいます。すぐ隣のレストランには屋外テーブルが並んでいて、桜を見ながら食事できます。この桜の木の幹はさながら盆栽の木のようにごつごつと入り組んでいて、なかなか風流な味わいをかもしていて、気に入っています。






日の光を受けて白い花びらが映えるソメイヨシノもあります。周りにはエバーグリーンの針葉樹が立ち並び、そのコントラストの妙もアメリカならではのものです。






大きな邸宅の前庭にははや散り始めた桜の木が。日が暮れかけてもその華やかさは周りの景色の主役として、ひときわ人目を惹きます。






この季節になると、胸のオレンジも鮮やかなロビンが町のいたるところの飛び交います。人が近くにいても、一定の距離でどうどうと餌をあさる姿が印象的です。





桜の花が満開になると、チアリーダーのポンポンのようにまんまるくなった大きな塊になります。大きなものはハンドボール大にもなります。






下の写真は私の大好物のSUV/クロスオーバーと桜のツーショットです。ちょっと古めのシボレー・サバーバン。8人乗りで、カーゴエリアには特大のスーツケースが6個は収納できるタイプです。いやいやこの写真の主題は桜です。家の庭にこんな桜があるといいですねえ。





おっと、路上には綿毛姿のタンポポが私も忘れないでとばかりに、ぽつねんと風待ち顔でたたずんでいました。なのでこの子の目線で一枚パチリ。





タテ構図で桜の木が映えるのは、なにか高いものと並んだ姿。という事で見つけたのがアメリカの星条旗。ううん、何ともいい組み合わせではないですか。
ええ、もちろん桜は日の丸と相性ピッタリなのですが、この色合い、星条旗ともなななか様になっております。


上の二枚目の桜と星条旗は、旗の下のさくらの枝がクロスになっていて、なにかを象徴しているようにも見えます。



組み合わせの妙と言えば、民家のはざまでひっそりと咲いていたつつじの花と桜の木。これも赤系の色違いですが、何とも微笑ましく寄り添っているようで、絵になります。桜の木の苔むしたたたずまいも風流な絵に色どりを与えています。




児童公園のそばの桜も今が満開。花の重みで垂れさがった桜の枝が風に寄れて、小さな子供たちをあやしているかのようでした。





最後は女の子と桜のコンビネーション二枚です。まずは前ボケを強調して、絵の中の女の子が春の華やかさに包まれているように撮りました。傾けることで春の躍動感も加えてみました。




最後は桜の木にもたれかかる少女。この日は曇天だったのですが、桜の花の一つ一つが光を放つかのように、彼女を優しく包み込み、肌もこころなしか桜色に生えているような雰囲気を醸しておりました。




コールドスプリングは小さな町ですが、町の要所要所の桜の木があり、道行く人を楽しませます。日本人のような、花見に習慣のないアメリカの人でも、よく桜と一緒に記念写真を撮る姿を見かけます。ほかにもたくさんの花咲くなかでも、やはり桜は特別に映るのでしょうか。そんな光景を見ていて誇らしくなります。

アメリカには日本から寄贈された桜がたくさんあって、百数十年の間にいろんな場所へと増え拡がっていきました。日米友好の象徴として、これからも桜は米国民に愛され続けるでしょう。

























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