買ってよかったアメリカ：ボールペン編

サムズアップ・アメリカ！

消せるボールペンは日本の誇りだ！

ご存じですか、アメリカではまだペンで書き損じた時の修正用ホワイトアウトが学校に職場に、家庭にと溢れるように存在しています。

なんと日本ではもはやあたり前となった消せるボールペンが、アメリカでは全く普及していなのです。普及どころか、未だ多くの人がその存在さえ知りません。

一度、昔の会社の同僚に貸すつもりで渡した一本が返ってこなくなりました。ペンぐらいで返還を求めるのもセコイ感じがして放っておいたのですが、忘れた頃にその人から連絡がありました。

「あの消せるボールペン、もう一本ないか」というのです。

どうだったと聞くと、「すごい便利で毎日使っていた」というのです。

この同僚からの高評価に私は手応えを感じました。

そういうわけで、数年前から私は親戚や知人の子供の入学、卒業祝いや、就職祝いなどにこの消せるボールペンを送るようになったのです。

ちょっとしたきっかけがあれば、仕事がらみの人にも渡したりもしました。

それらのペンは、一時帰国した際に大量に買っておいたものです。

価格的にはちょっと恥ずかしい贈り物ですが、受け取った方からはみんな驚きか大喜び、或いは両方の感想が返ってきます。そして忘れた頃に、「インクが切れたので、またください」などというリクエストが返ってくるのです。

３ダースほどあったうちの在庫は一年あまりで底をつき、自分用のものも無くなってしまいました。後日やむ終えず実家の母に頼んだ次第です。

調べると、アメリカにも類似の「消せる」を謳ったボールペンはいくつかありました。でもそのいずれもが低評価で、消えにくいとか、滲む、掠れる、インクが出ないなどひどいレビューばかりです。

私も他社製を一本試したのですが、何より書き味に雲泥の差がありました。線を引くにも抵抗が強く、書いていて手が疲れてしまうのです。

その点、日本産の本家本元、Pilotのフリクションシリーズはさすが高品質。よく消えるのはもちろんのこと、持ちやすいデザインもスマートだし材質も良好。何より書き味が最高です。

こんな素晴らしいメイドインジャパンが日本には溢れているのに、未だアメリカでは希少というのが信じられなくらいです。

アメリカいや全世界どこでも、お知り合いがいる方なら誰でも、ぜひちょっとしたプレゼントに「消せるボールペン」を選んではいかがでしょうか？

きっと喜ばれること請け合いです。

特にお子さんのいるご家庭にお勧めは、パイロット・フリクションシリーズの十色十本入りの消せるカラーインクパックです。こちらは現在アメリカのAmazonでも購入可能です。

ちょっとしたお絵描きや、イラストの練習、メモ書きにも書く楽しみが生まれます。

もちろん、お仕事で忙しく書類などを書く人には、ホワイトアウトに費やす無駄な時間がなくなり、きっと重宝されることでしょう。