2020年11月11日水曜日

カメラ・バッグ選び in USA

 アメリカでカメラ・バッグを買う



 カメラを買うと次に必要になるのは何でしょうか?

 メモリー・カードはまず必須ですよね。近頃は大容量化が進み、APS-Cで2400万画素数くらいのカメラだと、写真一枚で7メガバイト前後になります。スチル写真専用ならまだ32メガバイトのSDカードでたっぷり使えますが、動画を撮るとなると、64メガ、128メガバイトぐらいは用意しておいた方がいいでしょう。

 次に必要なのが、レンズを保護するために、レンズ・フィルターでしょう。

 そして予備のバッテリー。あと充電器ですね。

 モニター用保護フィルム。これもほぼ必須。

 ここまでが必要最低ライン。

 そして次に来るのが、カメラのケースかバッグです。

 今回、富士フィルムのX-T200購入にあたり、一番悩んだのがコレです。

 富士フィルムさん自体からは専用のバッグなどは出ていないようです。サードパーティのケースとしては日本で発売されている、KinokooのX-T200用があります。



 なかなかレトロな趣のあるデザインです。合成皮革ですが、頑丈でカメラを守る役目は果たしてくれそうです。サイズもぴったりで、バッテリーやバリアングル・モニター、ケーブル接続等も考慮に入れデてザイン設計されています。まずこれは第一候補になりうるでしょう。ほかのメーカーからもX-T200のサイズに合わせたケース類を販売していますが、大抵はカメラの底から下半分を覆うタイプのもので、全体をカバーしません。移動の際いつの間にか傷ついたり、家に置いておく時も埃の心配があるので、やはり全体を覆ってほしいものです。





 アメリカにはMegaGearというケース製造メーカーがあって、各カメラ対象の専用ケースがたくさんそろっています。こちらも検討に値します。

 ほかではLoweProやCase Logicというメジャーなメーカーから一眼カメラ全般を対象に、ボディ一個。レンズ一個分が収まる仕様のケースが各種出ています。これらの中からひとつ自分に合った質感、色合いのバッグを選ぶのも手です。



 ただ、いろいろ迷ったのですが、今回私はカメラを二台すっぱり収まる大きめのバッグを買うことにしました。根が横着者ゆえ、野外での撮影でレンズ交換は極力やらない方針です。そこで小型軽量な二台のカメラに異なる性質のレンズをつけて、持ち歩こうとかんがえたのです。昔はCANONのEOS KISSとNIKONの5000番台、二個のカメラをストラップで二重にかけて野山を歩いたものです。それでも当時は一番軽量な一眼どうしの組み合わせだったのですが、やっぱり二台は重かったのです。



 私の理想の撮影装備はまずシャッターチャンスをのがさない機動力と小型軽量です。本当はズーム幅の広いコンデジ一個で済ませたいのですが、必要十分な画質が求められる時もあります。そんな時は上の写真のタイプのバッグかパックパック・スタイルとなります。



 バックパックのほうは旅や長距離移動に最適ですが、カメラの出し入れがちょっと面倒です。なので肩から掛けて腰のまわりに吸い付くようなのが理想的です。さてどのバッグを買おうか・・・?

 いろいろ迷いましたがようやく決まりました。

 今回購入したとてもコンパクトな富士フィルムのX-T200を最大限生かすために、タッグを組むもう一台のカメラを一緒に収納できるバッグを買うことにしたのです。それで今回購入を決めたバッグがコレです。


 なかなかカッコよいではありませんか。

アメリカではけっこうこの種のバッグでラフなスタイルの撮影を楽しむ人がいます。歩いているのを見ていてすごく様になってるんです。いかにも写真撮りますよ的なところがないのが粋です。安全と機動性を考えればこれが一番です。たすき掛けにしてもダサくなくて、二台のカメラを素早く交互に使えます。レンズ交換するよりずっと素早いです。

 

仕切りは自由にアレンジできます。

 

 それもこれも昨今のカメラ小型化の恩恵あってのことです。コンパクトなX-T200に15-45mmの標準ズームレンズを付けまず一台収納。交換レンズの代わりとなるもう一台は小型カメラ、SONY RX10もしくはPanasonicのマイクロフォーサーズ、LUMIX G8に単焦点をつけても余裕で収まります。

 このようにちょっと大きめのバッグの内部にパーティションを設けて、二台体制で撮影するのはなかなか楽しいものです。

 これでレンズ沼にもはまらなくて済むといいのですが。

 

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