2020年11月30日月曜日

子供へのプレゼント

 クリスマス・ギフト for KIDS



 アメリカでは今年、小さなお子さんにどんなクリスマス・プレゼントが用意されているのでしょうか? 元ウォルマーターの私が、最寄りのWalmartにてご案内いたします。

 まずオモチャ売り場に行く前に、クリスマス・グッズ・コーナーへ行きました。ああ、賑やかな飾りつけがもう、いつでもいらっしゃいという感じですね。例年ここを訪れるたびについつい必要もないのに、クリスマスにちなんだものを購入してしまします。
 昨年は1.2メートルほどもある巨大なくるみ割り人形のエア・バルーンを買ったのですが、その冬の間に穴が開いて使い物にならなくなってしまいました。空気をいれて膨らます式のアウトドア用デコレーションは人気があって年々増えているのですが、管理が大変なのでもう買うのはやめようと思います。
 その代わり、メタル・ワイヤーで作られたトナカイやエンジェル、クリスマスツリーの電飾で今年は玄関口を飾ろうかと考えています。





 さておもちゃ売り場に行くと、すぐ目につくのがアメリカならではの、巨大オモチャの展示です。でかでかとセールをアピールしているのは「電動スクーター」。

 でもこれは公道では走れません。あくまでも私道とか車の入れない公園などで遊ぶものです。さすがアメリカです、庭が広いお家用ですね。小学生の女の子が電気スクーターを乗り回す。こんな光景は日本にないですもんね。



 またこんな巨大玩具もありました。ご存じ「パックマン」ですがなんとアーケード・ゲーム仕様のビッグなゲーム機です。パックマンをプレイするのにこんなバカでかいゲーム機を買う人がいるのでしょうか。ちょっと疑問です。


 ゲームと言えば、任天堂のSwitchは相変わらず飛ぶように売れています。ゲームの種類も豊富で、子供たちも目の色変えてこのショーウィンドーを眺めていました。アメリカでもニンテンドーの愛称でこれらのゲームが人気をけん引しています。


 ポケモン人気も相変わらずです。ロングセラーとして長きにわたってグッズが売れ続けているのは大したもんです。



 今年ブームといえば、アメリカの幼稚園、小学生の女の子に、このおもちゃが絶大な人気を呼んでいます。「LOL Surprise」というのですが、いまやどこの店へ行ってもこの丸顔、巨大目玉のドールが所狭しと溢れています。

 この人形、まるでポップアイドルのようにど派手なファッションを着せ替え、付け替えできるので、女の子たちは夢見るキッズと化し、目をキラキラ輝かせてこのドールをカスタマイズするのです。ヘアスタイルからバッグ、小物まで様々なオプションが用意されているので、親御さんは注意しないと飛ぶように散財する仕組みとなっています。


 

 私が「おっ」と思い目についたのがコレです。Netflixで絶賛放映中のスターウォーズ外伝「マンダロリアン」の主役級キャラ、The Child (通称ベイビー・ヨーダ)をフィーチャーしたゲームやグッズです。これは今年の目玉となるかもしれません。とにかく可愛くて、みんなの人気者になりつつあります。これら以外にも、Tシャツやまぐカップ、ポスター、カレンダーなどで引っ張りだこなので、プレゼントとしてかなりウケは良いかと思いました。



 銃大国アメリカならではと思えるのがこれらのトイ。ボーイズに末永く愛され続ける「NERF」というトップ・ブランドにけん引されて、類似品も多数出ています。共通するのは、安全なスポンジでできた弾丸。しかしゲームソフトとタイアップしたSF的リアルな銃のデザインは年々過激化し、一度に数十発を連射できる強力なマシンガンのバリエーションがすさまじいです。アメリカのキッズはちっちゃい頃からこのようなトイガンに慣れ親しんでいるので、異国人から見ると、銃社会の根深さを感じざるを得なくなります。



 

 しかし一方では心和む幼児向けおもちゃも健在です。一歳児から遊べる安全な「赤ちゃん人形」のバリエーションもまた年を追うごとに増え続けているのです。お国柄を繁栄するように、いろんな人種の赤ちゃん人形がずらりと並ぶ中には、アジア系の赤ちゃんもいます。スーパーリアルなデザインから、コミカルなものまでバラエティに富んでいます。昔は敬遠されがちだった日本的なデカ頭の赤ちゃんも人気で、ちいさなお子さんへのプレゼントとしては、迷うほどオプションがあります。



 それからときどき、謎にやたらと群れを作るこんなおもちゃもあります。トイストーリーの人気キャラクター「ミスターポテト」ですね。去年の売れ残りかどうか知りませんが、やたらと「推し」みたいな感じで棚を占拠しているのがおかしかったです。ウォルマートはときおり、バランスを欠いた売り方をするのですが、超特価だったりするので、お買い得品、目玉商品ハンターは要チェックですね。




 このようにおもちゃ売り場を散策するのは久しぶりでした。うちの子供たちはもうおもちゃなど要らない年頃なので、実際に買うのはいとこの子供くらいです。

 うちの娘はなぜかいきなりローラー・スケートが欲しいなどと言っておりましたので、探してみました。どうやらいまレトロな四輪スケートが静かなブームのようです。


 これらの棚のローラースケートは子供向けなので、うちの娘にはちょっと小さすぎました。オモチャとはいえけっこう値が張るものです。しかしやはり小さい。娘の要求に応えるにはどうやらスポーツ専門店に行かなければならないようです。本格的なスケートは上を見ればキリがありません。ちょっとビビりながらウォルマートを去る私でした。

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