クリスマス・ギフト for KIDS
さておもちゃ売り場に行くと、すぐ目につくのがアメリカならではの、巨大オモチャの展示です。でかでかとセールをアピールしているのは「電動スクーター」。
でもこれは公道では走れません。あくまでも私道とか車の入れない公園などで遊ぶものです。さすがアメリカです、庭が広いお家用ですね。小学生の女の子が電気スクーターを乗り回す。こんな光景は日本にないですもんね。
またこんな巨大玩具もありました。ご存じ「パックマン」ですがなんとアーケード・ゲーム仕様のビッグなゲーム機です。パックマンをプレイするのにこんなバカでかいゲーム機を買う人がいるのでしょうか。ちょっと疑問です。
ポケモン人気も相変わらずです。ロングセラーとして長きにわたってグッズが売れ続けているのは大したもんです。
今年ブームといえば、アメリカの幼稚園、小学生の女の子に、このおもちゃが絶大な人気を呼んでいます。「LOL Surprise」というのですが、いまやどこの店へ行ってもこの丸顔、巨大目玉のドールが所狭しと溢れています。
この人形、まるでポップアイドルのようにど派手なファッションを着せ替え、付け替えできるので、女の子たちは夢見るキッズと化し、目をキラキラ輝かせてこのドールをカスタマイズするのです。ヘアスタイルからバッグ、小物まで様々なオプションが用意されているので、親御さんは注意しないと飛ぶように散財する仕組みとなっています。
私が「おっ」と思い目についたのがコレです。Netflixで絶賛放映中のスターウォーズ外伝「マンダロリアン」の主役級キャラ、The Child (通称ベイビー・ヨーダ)をフィーチャーしたゲームやグッズです。これは今年の目玉となるかもしれません。とにかく可愛くて、みんなの人気者になりつつあります。これら以外にも、Tシャツやまぐカップ、ポスター、カレンダーなどで引っ張りだこなので、プレゼントとしてかなりウケは良いかと思いました。
銃大国アメリカならではと思えるのがこれらのトイ。ボーイズに末永く愛され続ける「NERF」というトップ・ブランドにけん引されて、類似品も多数出ています。共通するのは、安全なスポンジでできた弾丸。しかしゲームソフトとタイアップしたSF的リアルな銃のデザインは年々過激化し、一度に数十発を連射できる強力なマシンガンのバリエーションがすさまじいです。アメリカのキッズはちっちゃい頃からこのようなトイガンに慣れ親しんでいるので、異国人から見ると、銃社会の根深さを感じざるを得なくなります。
しかし一方では心和む幼児向けおもちゃも健在です。一歳児から遊べる安全な「赤ちゃん人形」のバリエーションもまた年を追うごとに増え続けているのです。お国柄を繁栄するように、いろんな人種の赤ちゃん人形がずらりと並ぶ中には、アジア系の赤ちゃんもいます。スーパーリアルなデザインから、コミカルなものまでバラエティに富んでいます。昔は敬遠されがちだった日本的なデカ頭の赤ちゃんも人気で、ちいさなお子さんへのプレゼントとしては、迷うほどオプションがあります。
それからときどき、謎にやたらと群れを作るこんなおもちゃもあります。トイストーリーの人気キャラクター「ミスターポテト」ですね。去年の売れ残りかどうか知りませんが、やたらと「推し」みたいな感じで棚を占拠しているのがおかしかったです。ウォルマートはときおり、バランスを欠いた売り方をするのですが、超特価だったりするので、お買い得品、目玉商品ハンターは要チェックですね。
このようにおもちゃ売り場を散策するのは久しぶりでした。うちの子供たちはもうおもちゃなど要らない年頃なので、実際に買うのはいとこの子供くらいです。
うちの娘はなぜかいきなりローラー・スケートが欲しいなどと言っておりましたので、探してみました。どうやらいまレトロな四輪スケートが静かなブームのようです。
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