2020年11月7日土曜日

アメリカでのデジカメ購入は

 やっぱり富士フィルムに決定

 



 ときおり発作的に湧き上がる「カメラ欲しい病」。ここしばらく音沙汰なかったのですが、先月あたりから疼きはじめ、とうとう再発してしまいました。必要なものはまだまだたくさんあるのに、限られた予算の中でなにを血迷っているのかって感じです。

 でもやっぱり止められませんでした。

 結論から言うと、「富士フィルムのカメラ買っちゃいました」

 安かったもんで、つい・・・、ってやつです。機種はいま人気急上昇中のXシリーズの新エントリーモデル、

X-T200です。



 あれ、あんたちょっと前に、X-S10買うとか言ってませんでしたっけ?

 そう突っ込まれそうです。ええ、X-S10が私的には大本命で購入の予定でした。でもね、BEST BUYでいきなりやってくれたのです、激安セール。2月のリリース発売当初$999だったX-T200が夏頃はやくも$799になり、よっもう一声、と思って注目し続けていたら、先月いきなりそこからさらに$300ドル下げて、なんと$499に。今年発売のAPS-C機ですよ。しかも標準ズームのキットレンズが付いててこの値段。信じられますか。ちなみに同日、日本でのX-T200平均販売価格は94000円です。

 まじかよ、と目を疑いました。上位機種のX-S10が出るのが11月中旬。買っておこうかそれとも無視か。はやる気持ちを抑え、とりあえずX-S10が発売されるのを待ってから比べてみよう。そのときはそう思ったのです。

 ところがっ!

 エントリーモデルのX-T200、約五百ドルという圧倒的なディスカウント・プライスに注目が集まりあっという間にバックオーダーとなってしまいました。きっと猛烈に売れすぎたんでしょうね。品物は2,3週間待ちとなり、翌週には$799に引き上げられてしまいました。

 ああ惜しい。タイミングを逸してしまった。かくなるうえは来たるべき、上位モデルのX-S10に期待するしかない、ということになりました。

 ところがところが、予約受付を始めたアマゾンUSAのサイトで調べたら、標準ズームのレンズキット付きのX-S10が$1499と出ました。ええっ? これじゃ特価セールだった下位機種

X-T200との価格差が1000ドルということです。うわ、きっついなー。

 激しい葛藤に見舞われた翌日、改めてBEST BUYのサイトをみるとエントリー機X-T200が再びセールス価格$499になっていたのです。

 この瞬間、心が決まりました。

X-T200購入!


 もう迷いはありませんでした。プロでもあるまいし、そんな上のクラスの写真撮るわけじゃありませんからね。エントリークラスのカメラで十分です。

 いまとにかく撮りたいのは富士フィルム独特の発色を楽しめるフィルム・シュミレーションのフォトなのです。フィルム・シュミレーションとはフィルム・メーカーの富士が独自に開発した伝統のある写真ひゅおげんスタイルです。富士フィルムならではの写真表現が絶妙に素晴らしく、その色味、風合いといった口では表現しづらい発色のユニークさが大人気なのであります。富士のカメラを買う人の大半はこのフィルム・シミュレーションを体験したいがためだと聞きます。私もその例にもれません。とにかくあの素晴らしい色調で、写真の腕を飛躍的にアップさせた錯覚を味わいたいのです。


X-T200の主なスペックは以下の通りです。

24MP APS-C sensor with Bayer color filter and faster readout speeds
Updated hybrid autofocus system with 425 phase-detect points
Refined ergonomics, lighter body
3.5", 16:9 fully articulating LCD with 2.76 million dots
Easy-to-use touch menus
2.36M-dot OLED viewfinder with 0.62x magnification
8 fps burst shooting
New 'Clarity' effect
Oversampled 4K video with no crop
Audio level controls
Microphone and headphone inputs (latter via USB-C adapter)
New Digital Gimbal and HDR video options

 必要にして十分。ビギナーのカメラとしては申し分のない充実度です。

 ライバル機として挙げられるのは、SONY a6100やa6400、Nikon Z50、Canon EOS Kiss Mあたりだと思われますが、私は富士のクラシカルなデザインにまず惹かれました。そしてフィルム・シミュレーションが決め手でした。


 というわけで、Best BuyのサイトにてX-T200即刻購入しました。

 まだ買ってきて箱も空けていないので、なんのコメントもできません。

 明日はその開封から試し撮りまでをご報告できたらと存じます。 

 本日はここまでです。


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