2020年10月12日月曜日

便利で無料の写真整理アプリ

撮った写真を整理するなら




 ひごろ写真を撮りまくっていると、データはたまる一方で、パソコン上でまとめるのも一苦労です。そんな時、うまく思い通りに整理しやすいアプリやソフトが欲しくなるもの。スマホやパソコンに最初から付属で付いているもので、済まそうと思えば済みますが、あとで探したり、直そうと思いつつほったらかしにしていませんか?

 写真整理用アプリはたくさん出回っていて、いざ導入しようと思っても、多すぎてどれがいいのか迷うものです。そこで今回は、だれでも簡単に使えしかも無料のアプリ、ソフトをご紹介します。

 有料の高機能なものと比べれば、できることは限定されますが、じつはほとんど9割以上の人が使う機能は絞られています。たとえば写真を扱うプロからハイ・アマチュアに
絶大な人気を誇るAdobe Lightroom。知らない人から見たら、なんで写真ソフトに月額980円もかけるの? と思われるでしょう。
 それは写真を大事にする人にとって重要な機能のほぼすべてがこれ一本に集約されているからです。一番重要なのはROW現像できることですが、それ以外にもさまざまな写真の微調整ができます。しかもマルチデバイス機能といって、スマホ、パソコン、タブレット複数のデバイスでの編集が可能で、しかも一括で複数デバイスとデータを同期し共有できるのです。その他細かい写りの調整が自在にでき、イメージ通りの作品をこれ一つで仕上げられるのです。

 だけど写真に詳しくない、撮った写真をすばやく簡潔にきれいにしたい、というのであれば、必ずしもAdobe Lightroomがなければ、ということではありません。いずれそこに行きつくにせよ、今の段階でむつかしいことは抜きにして、とにかく溜まってしまった写真をわかりやすくまとめたい、というのであれば、以下のフリーソフトを試してみて損はありません。

 あくまで入門者向けですが、末永く使い込むことも可能なフレンドリーなプログラムを選んでみました。これらの写真整理ツールを使えば、より快適な写真ライフを送れますので、ぜひご検討の一助にしてみてくださいね。




1 Adobe Bridge





 LightroomとおなじAdobeですが意外とあまり取り上げられないのはなぜでしょうか。こちらは、なんと無料でダウンロードして永久に使えて、お金を払ったり、サブスクリプションをする必要がありません。写真の整理と加工に関しては、アマチュアの希望のほぼすべてをカバーしてくれるだけの実力があります。
 これをを使えば、クリエイティブなプロジェクトに必要なすべてのファイルやアセットに集中的にアクセスすることができます。個人やチームのアセットの整理、簡単なバッチ編集、 透かしの追加、集中管理されたカラー設定などが可能です。ワークフローを簡素化し、整理整頓もお好み次第です。主な機能は以下の通り。


・ドラッグ&ドロップで柔軟にファイルを作成
・柔軟なバッチ処理
・拡大縮小機能を備えたRetinaおよびHIDPIディスプレイのサポート
・パノラマ画像やHDR画像を素早く整理してスタックする能力
・オンデマンドのサムネイルとメタデータの生成
・集中型カラー設定
・Mac OS上のモバイルデバイスやデジタルカメラから写真やビデオをインポートできる
・自動化されたキャッシュ管理

 インターフェースに慣れれば、これらの機能をマスターするのに、数日もあれば十分でしょう 。非常にコストパーフォーマンスの高いデジタル・ツールとしてまずイチオシです。



2 StudioLine Photo Basic




 こちらは、すぐれた写真編集ツールと柔軟なデータベースアーカイブを提供するWindows用の写真オーガナイザーです。
 ソフトウェアは、プレゼンテーションや印刷機能だけでなく、画像の膨大な量を分類し、将来的にそれらを取得するための、バッチ編集を実行する機能を作成することができます。通常はデジタルカメラ、スキャナ、ディスクなどから画像フォーマットをインポートします。画像に適用されるフィルターだけでなく、いつでも好きな時にそれらを変更することができます。
 また、有料版StudioLine Photo Classic 4の機能の多くを持っており、くわえて自動更 新とデュアルモニターまでサポートしています。これはもう有料レベルですね。
 StudioLine Photoc Basicは、TIFF、JPG、PCD、PNG、PSD、BMP、GIF、JPEG 2000、PNM、RASなどじつに様々な異なる画像フォーマットをインポートします。
 みんなで楽しめるスライドショーは、数回クリックするだけで、お使いのコンピュータ上で起動する準備ができます。フォトギャラリーを表示したり、ウェブサイトにアップロードしたり、CD / DVDに書き込むことも簡単にできます。また、電子メールでスナップショットを共有することもできるなど、いろいろと楽しめるツールといえます。



3 Apowersoft Photo Viewer



 Apowersoftは香港に本社を置くソフトウェア会社で、Windows用のユーティリティーを制作しています。視覚的に使いやすいプログラムであるだけでなく、理解しやすいインターフェイスを持っています。
 マニュアルなしでも直感的に、すぐにスライドショーを作成することができます。
 Apowersoftは、Windows用の最高の写真ビューアであるだけでなく、普遍的な画像編集ツールでもあります。誰もが使用する基本的な写真編集を簡単に実行できます。画像にテキストを追加したり、描画ツールを使用したり、様々なフィルターを適用したりすることなどでます。また、プログラムは便利なスクリーンショットツールも備えています。
 機能やインターフェースはMicrosoft Paintに非常に似ていますが、Apowersoftはいくつかの追加機能が付属しています。その中には便利なプログラム内の画像フォーマット変換オプションも含まれています。使い方次第で、ほかのいかなるフリー写真ソフトより便利に扱える可能性を持っています。


4 PicaJet FX 




 このソフトを起動した瞬間から、あなたはその機能の多さに驚くことでしょう。数回クリックするだけで、想像できるほとんどすべての方法で、写真を整理することができます。
 赤目やぼやけた写真がある場合など、このソフトはワンタッチでそれを解決できます。圧縮を乱さずに写真のサイズを変更したり、回転させたりすることも容易にできてしまいます。まさに写真編集入門にもってこいなのです。
 プログラムのインストールも簡単で、使い勝手もなかなか良好です。多機能ゆえに少し使い慣れることは必要ですが、このソフトウェアが提供する多くの機能がわかるにつれ、無料であることが信じがたくなるでしょう。
 時間とすこし勉強する忍耐力があれば、可能性は無限大です。本気でデジタルフォトアルバムを管理する方法を探している人には、このソフトウェアを強くお勧めします。

まとめ 
 いかがですか。これらのフォト・エディター・プログラムはいずれも無料版ですが、機能限定版的な制限はほとんど設けていないので、結局アップグレード版を買わされるのかと、がっかりするようなことはありません。もちろんプロを目指すより本格的な写真編集機能が欲しい方は、はじめから先行投資のつもりで、有料版をお勧めします。まずはご紹介したソフトのホームページにて、自分にあったものを見極めてから導入を決めてくださいね。
 あなたの大切な写真の整理に役立てていただけたら幸いです。



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