2020年10月14日水曜日

人生を切り開く本:その1

読んでやる気を出す!



 今日はこんな人に効く人生突破本をご紹介します。

・なんだか知らないけど生きるのが辛い感じがする。

・コロナで何もかも停滞、私の人生もお先真っ暗。

・仕事は面白くない、家に帰っても無気力。どうしたらいい。

・あの人はうまくいってるのに、なぜ私は思うようにならない。

・頑張ってもどうせ先が見えてる。所詮勝ち組には入れない。

・幸せになりたい。でも具体的に思い浮かばない。

・現状を改善したいが、どこから手を付けていいのやら。


 以上の項目、あるいは似たようなもやもやを抱いてる人にうってつけの本が、

『YOU ARE A BADASS』です。サブタイトルは、

 How to Stop Doubting Your Greatness and Start Living an Awesome Life 
(あなたの偉大さを疑うのを止めて、素晴らしい人生を生き始める方法)

You Are a Badass: How to Stop Doubting Your Greatness and Start Living an Awesome Life

 作者のジェン・シンセロは、本書でニューヨーク・タイムズのベストセラー作家の仲間入りを果たしテーマに講演し世界中を飛び回っています。とくに女性からの支 持が高く、熱烈なファンが友達や親せきに彼女を紹介してファンは拡大し、本書は長年にわたってベストセリングを続けています。
 私は知らなかったのですが、この本は2017年に、
『YOU ARW A BADASS もっと「自分のため」にいきていい!』
のタイトルで日本語訳版が出ているのですね。日本でどれほど反響があったのか知りませんが、アメリカでは大ベストセラーで以後も続刊が好評発売中です。

 『You are a Badass』では、人生を変えるような洞察力、インスピレーションに満ちたストーリー、エクササイズなど27の章で、読者の潜在意識による呪縛を解き放つ手助けをしてくれます。

「本書の骨子」

 ズバリこの本は、あなたが自己発見の道を歩み始める手助けをすることを目的としています。各章ごとに、あなたがいつも望んでいる人間関係、お金、キャリア、そして全体的な人生を創造する手助けとなること、生きるヒントを語りかけます。ユーモアを交えた文体は今風で、軽口で語り掛ける感じで説得を試みます。
 望むものを手に入れることを妨げている信念や行動を変えるためには、「自分の道から抜け出す必要がある」と彼女は力説します。
 なぜ私はここにいるのか? 自分の人生の何が気に入らないのか、どうすれば今の自分の人生を変えることができるのか。こういった根源的な問いかけに対し、大胆な発想の転換を提言してくるのです。
 また彼女はあなたに内なる恐怖と向き合い、解放する方法を教えてくれます。この本の根底にあるテーマは、自分自身を愛することだと思います。それはあなたが自身の中で深く内省し、生涯を通じて蓄積されてきたいわれなき不安や、嫌悪感、自己不信を取り除くのに役立ちます。ちょっとスピリッチュアルに寄りすぎてない? と日本人には感じるかもしれませんが、アメリカではこのくらいは日常会話でもよく耳にするレベルのものです。
 とても思慮深く構成された本で、ここに書かれた27章を読み通すことで、あなたは自分の内なる心を分析、理解し、今何をすべきかが明確になってきます。ただの願望が、実行へと移っていくのです。それこそが本書の狙いだと感じました。

「本書をさらに簡潔に要約すると」

目的を成し遂げるには、たった一つ、あることをちょっと変えるだけでいいと述べています。

 それは、『人生を変えたいと「願う心」から、変えようと「決める心」に移ること』と説いています。

直接引用すると、
「願う」なんていうことは、ソファに座ってなにも考えずに、雑誌を見ているあいだにだってできるわ。でも「決める」ということは、自分の身を投じ、どんなことがあっても物事をやり遂げ、粘り強く夢を追いかける意志をもつことなの。

 いかがですか。私にはとても説得力をもって伝わってきました。これからの時代、なんとなくふわふわと生きていくのは困難になっていくでしょう。確固たる自分、自分が何たるかを理解し、どこに向かっていくのか、明確な指針が必要だと思います。なにをよりどころとするかは人それぞれであり、なんでもいいんです。なんでもいいから一度つかんだら離さないことです。そしてしっかり生きるには「心」「信」「真」この3シンが必要。あ、これは余談。本書とは関係ありません。えーとにかく、自分を深く知るために、この本が一助となれば幸いです。ぜひ読んでみてください。
 



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