2020年7月3日金曜日

花粉症、第二波?

紛らわしいくしゃみ

 

  

 こんな時節柄、皮肉なことに今頃になって、最近また毎年恒例の花粉症がやってきました。

 いやなタイミングですね。例年より一ヶ月近く遅い発症です。朝起きると鼻がぐじゅぐじゅして、目がかゆい。寝てる間にまぶたを引っ掻いたらしく、鏡の中のわが両目は、徹夜明けのように真っ赤に充血しています。

 これはよろしくないです。ただでさえ、ちょっとくしゃみしただけでもひんしゅくを買う空気の昨今、鼻をズーズー言わせて町中を歩くわけには行きません。

 念には念を入れて、体温を測ったらやっぱり平熱。これは明らかに花粉症です。PCR検査は受けていませんが、決してコロナでは有りません。そもそも人と接近してませんから。ここ4週間、最短距離で2メートルのソーシャルディスタンスは守っています。

 なのでこの鼻グズと目のかゆみは間違いなく花粉症です。かれこれ20年、周期的にこの季節、体が自動的に花粉に対して敏感になってしまうのです。それでも一歩外へ出たら言い訳など言ってる暇はありません。あらぬ疑いをかけられないよう、家でじっとしてろとでも言うんでしょうか。冗談じゃない。朝の散歩というささやかな開放感を奪われ、終日家の中に閉じこもるのはそろそろ限界です。



 なんですかねアレルギーというのは。子供の頃はそんなにひどくはなかったのに。まわりでも花粉症を患う人はほんの一握りだったのに。現代人というものは自然の成り行きに、うまく合わせることができず、何かしら支障をきたすようになってしまったのですかね。

 薬も飲んだし、散歩してりゃ少しは和らぐだろうと思って出歩いたのですが、それが逆効果。たちまち目の痒みがぶり返し、涙が止まらなくなりました。これでくしゃみが出ようものなら最悪です。

 仕方なく長距離の散歩を中止して、逃げるように帰宅するやいなや、冷蔵庫に保管していた目の痒み止めの目薬を取り出してきました。去年の残りです。早く新しいのを買わないと保ちそうに有りません。

 日本には花粉対策用の良い目薬がたくさんあると聞いたのですが、こちらのドラッグストアにはそれほど選択肢はありません。 もうかれこれ5年以上も、同じエクエイトと言うブランドの目薬を使うのですが、即効性はそこそこあるのですが、効き目が極めて短いのです。運転の仕事で長距離を移動する場合、この目薬はかかせないのですが、もう少し長く効いててほしいのです。使用説明書には1日3、4回までと書いてあるのであまり乱用 はできません。しかしこれからの季節、バッグの中に欠かせないアイテムとなります。

 また喉対策のアメ類は、アメリカにもたくさん選択肢はあるのですが、これはもう10年以上ホールズというブランドののど飴を使用しています。日本でおなじみのヴィックスも試したりするのですが、喉当たりと言うか、口の中での清涼感、そして咳を抑える即効性が決め手でホールズを長く使っています 。近頃はフレーバーの種類もどんどん増えて、飽きのこないように工夫されてるのもいいですね。それでもやっぱり同一ブランドなので毎日舐めてると飽きてきます。なので例年のように、実家の母に頼んで日本からのど飴を送ってもらったりもしています。

 こののど飴の種類も日本の方が色々工夫が凝らされてますね。「龍角散のどすっきり飴」は19種類のハーブエキスが配合されていて、のどごしがとても爽快です。あとロッテのかりんが入ったのど飴、こちらも13種類の厳選ハーブ入りということで、こころなしか穏やかな気分にさせてくれて、長距離運転には適してます。

 私同様、花粉症に悩む知り合いのアメリカ人(この人は小児科のドクター)に、いくつか日本ののど飴を薦めたのですが 、一番好評だったのはカンロの「健康のど飴プロポリス EX 」でした。喉の痛みを抑え、咳を緩和し持続効果が絶大!と大好評。成分表を訳して見せてくれだの、ハーブの産地はどこだのと根掘り葉掘り聞かれ、答えに窮してしまいました。挙句は日本から、箱で取り寄せてほしいと頼まれ困ってしまいました。ひょっとしたら患者さんに提供するのかもしれません。なるほど確かにこのタイプののど飴はアメリカにまだ少なく、あっても甘すぎたり、味がいまいちだったり、すぐに飽きてしまうものばかりなのです。

 アメリカのマーケットで日本ののど飴は意外と受けるかもしれません。とにかくこれからしばらくこの花粉症の季節にはのど飴、目薬は欠かせません。とくにのど飴。効果がしっかり得られて、糖質、カロリー控えめでおいしく、口当たりのいいものがないかと、贅沢な欲求渦巻く花粉の季節到来なのであります。

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